国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」(2016年11月)、10か月連続で安定状態継続中

水瀬ケンイチ

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個人投資家の期待を集めながらも、「市場価格と基準価額の乖離」の大きさが課題と言われてきた国内ETF。

海外資産クラスの主要銘柄の乖離率を、2016年11月の状況をチェックしてみます。



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日興 上場MSCIコク株 (1680) -0.55%
日興 上場MSCIエマ株 (1681) -0.61%
MAXIS 海外株ETF (1550) -0.39%
野村 NYダウ30種ETF (1546) -0.38%

ウォッチ銘柄の乖離率が、いずれも個人的許容範囲の±1.0%内におさまっています。これで乖離率が低位安定している状態が「10か月」連続となりました。

相場の乱高下があった場合にどうなるのかウォッチしていくと、毎月ブログで書き続けてきました。そして、11月は初旬に、米国大統領選挙で大方の予想に反してトランプ氏が当選したことによる株価の急落&急騰(いわゆる「トランプ・ショック」)がありました。

しかし、ウォッチ銘柄の乖離率は月平均で見れば上記のとおり、それほど影響がありませんでした。トランプ・ショックは、よいケース・スタディになったのではないかと思います。

今後、2014年の年末のようなことがもう起こらず、この低位安定状態が継続するのであれば、国内ETFを資産運用のコアにすることも検討できると思います。



<ご参考その1>
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<ご参考その2>
「なぜ乖離するのか?」「ベンチマークが違うものを比較できるのか?」等々、このシリーズ記事に対してよくあるご質問に対する見解は、以下の過去記事参照のこと。

2012/06/02 日興アセット・東証とのETF勉強会に参加。国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」主因が判明!
2014/01/21 ETFの乖離問題についてのよくある誤解
2014/05/22 東京証券取引所「ETF・ETN市場に関する意見交換会」で指定参加者やマーケットメイカーさんのホンネに迫る

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Posted by水瀬ケンイチ