2016年バンガードETF経費率改定。ほとんどの銘柄で経費率低下、ありがたやありがたや

水瀬ケンイチ

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バンガードより、2016年のバンガードETF™・米国籍投信経費率改定のお知らせが出ています。ほとんどのETFで経費率が下がっていますが、一部に上がっているものも出てきました。



バンガード-長期・分散・低コスト- 2016年バンガードETF™・米国籍投信経費率改定のお知らせ

各銘柄の経費率は以下のとおりです。

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私も投資しているバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)もふくめ、今年もたくさんの銘柄で経費率が下がりました。バンガードは、ファンドの運用残高拡大にともなう利益を、経費率低下という形で顧客に還元してくれるため、投資家にとってたいへんありがたい状態になっています。

<ご参考>
米国バンガード訪問レポート(その1) バンガードの低コストなインデックスファンドはどのような環境で生み出されているのか
米国バンガード訪問レポート(その2) バンガードの低コスト運用の秘密に直接迫る
米国バンガード訪問レポート(その3) バンガードで個人アドバイスサービスが伸びている?
米国バンガード訪問レポート(その4) 全米からインデックス投資家が集まるイベントに参加して考えたこと

一方で、マイナーな一部銘柄においては経費率が上がるものも出てきました。バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF(VHT)の経費率が年率0.09%から0.10%に上がりました。

運用残高が増えて経費率が下がるのであれば、その逆も然り。バンガードのWEBサイトの経費率ページに以前から書かれているとおり、運用残高が減れば経費率が上がるのは道理です。

バンガードは近年、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長してきました。しかし、今後は運用残高が増える銘柄と減る銘柄で、経費率の傾向が変わってくることが考えられます。バンガードであっても経費率が永遠に下がり続けるわけではないことを、私たちは知るべき時にきているのでしょうね。

とはいえ、バンガードの経費率は年率0.1~0.2%という水準のなかでの「微増減」の話です。国内の運用会社の大半よりも低コストであることにはかわりないので、私は今後もバンガードのETFをインデックス投資のメイン商品としていく予定です。


<ご参考>
バンガードのETFは、以下から口座開設できます(無料)
楽天証券
SBI証券
マネックス証券

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Posted by水瀬ケンイチ