国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」(2016年12月)、11か月目にして乖離拡大…

水瀬ケンイチ

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個人投資家の期待を集めながらも、「市場価格と基準価額の乖離」の大きさが課題と言われてきた国内ETF。

海外資産クラスの主要銘柄の乖離率を、2016年12月の状況をチェックしてみます。



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日興 上場MSCIコク株 (1680) -1.26%
日興 上場MSCIエマ株 (1681) -1.31%
MAXIS 海外株ETF (1550) -0.99%
野村 NYダウ30種ETF (1546) -0.41%


ウォッチ銘柄の乖離率が、先月まで10か月連続で個人的許容範囲の±1.0%内におさまっていましたが、11か月目にして、乖離が拡大してしましました。特に、日興アセットの2銘柄(1680・1681)が1.0%以上のディスカウント(割安)状態です。

過去数年のデータを見ると、なにか年末になると乖離が拡大してしまうようにも見えます(2013年、2014年、2015年、2016年)。

税金対策の売買が出るからなのか、海外のマーケットメイカーさんが早々に年末休暇に入ってしまうからなのか、理由はわかりません。過去には、翌月(1月)に乖離が反対側へ大きく振れて「春の嵐」となることがあったので、今年も1月は要注意かもしれません。

個人投資家が、安心して長期投資に活用できるように、国内ETF市場は「買う時も売る時も適正価格」であってほしいと願います。


<ご参考その1>
上記の「MAXIS 海外株ETF」(1550)や「MAXIS トピックス上場投信」(1348)を売買するなら、「フリーETF」対象商品はいくら売買しても売買手数料無料のカブドットコム証券がおすすめです。以下から口座開設できます(無料)
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<ご参考その2>
「なぜ乖離するのか?」「ベンチマークが違うものを比較できるのか?」等々、このシリーズ記事に対してよくあるご質問に対する見解は、以下の過去記事参照のこと。

2012/06/02 日興アセット・東証とのETF勉強会に参加。国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」主因が判明!
2014/01/21 ETFの乖離問題についてのよくある誤解
2014/05/22 東京証券取引所「ETF・ETN市場に関する意見交換会」で指定参加者やマーケットメイカーさんのホンネに迫る

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Posted by水瀬ケンイチ