ペナン島がロングステイ先として人気がある理由がわかりました

水瀬ケンイチ

ただいま、夏期休暇を過ごしたマレーシアのペナン島より戻りました。
ペナン島は、日本の高齢者のロングステイ先として人気があるとのことでしたが、その理由が分かったような気がします。

タンジュン・ブンガのビーチ パラダイス・サンディ・ビーチ・リゾートのプール

ペナン島には、温暖な気候、海と山、美味しい食べ物があります。
そして、日本に比べて物価が安い。
現地駐在の方に教えてもらったところによると、繁華街の3ベッドルームで月65,000円程度、少し離れれば月3万円以下だそうです。
ガイドさんによると、現地の方の平均的な月収は、5万円くらいとのことでしたから、もっと安い物件はいくらでもありそうです。
服も安かった。高級ショッピングセンターで、ちょっと質のよさそうなポロシャツが2枚で1,500円でした(奥さん購入)。

ミー・ゴレンと空芯菜の炒め物。安い!

食事も安かった。屋台なら一食300円程度で十分でした(写真はミー・ゴレンと空芯菜の炒め物)。中国粥1杯なら30円しません。しかも美味い!!日本人の口によく合います。ハエさえ気にならなければ最高です。
ただし、イスラム圏のためお酒は高いです。とは言っても日本と同じくらいです。

また、安いだけでなく、英国統治下にあった時代の影響か、おしゃれな雰囲気も残している場所もあります。
ジョージタウンのEASTERN & ORIENTAL HOTELでは、本場イングリッシュスタイルのアフタヌーンティーが楽しめました(こちらはいいお値段)。
英国統治時代の建築様式の建造物は、壊してはいけないという法律があるそうです。古いものを修復して再活用する。この辺は日本も見習わなければいけなさそうですね。

EASTERN & ORIENTAL HOTELのアフタヌーン・ティー



その一方で、高層マンションがまさに建設ラッシュ。
マレーシアの人だけでなく、日本をはじめ世界中から移住者がやってくることを見越して建設しているとのこと。
街のあちこちで、海岸の埋め立てや、工事中の高層マンションが見受けられました。
古いものと新しいものが混在していて、発展途上国経済の活気がガンガン伝わってきます。
今後は、ペナン島も、より便利に快適になっていくのでしょう。

タイ寺院から高層ビルを望む

ペナン島では、中華系、マレー系、インド系など、多くの民族が一緒に暮らしています。したがって、宗教も、仏教、イスラム教、ヒンドゥー教などが混在しています。
驚いたのは、タイ寺院とミャンマー寺院が、通りを挟んで向かい合っていて、その近くにはキリスト教の教会やイスラム教のモスクもあるとのこと。
ガイドのお兄さんは、「ここが世界でいちばん平和な通りですよ」と言っていました。お互いが尊重しあって暮らしている。素晴らしいことです。

旅行会社のオプショナル・ツアーで、「ロングステイ見学ツアー」なるものがありました。
私は参加しなかったのですが、市場や商店、病院、高齢者施設などを巡るツアーのようです。
僕はこういうオプショナル・ツアーは初めて見ましたが、日本人のリタイア予備軍の申し込みが結構あるようです。

冒頭で、ペナン島が日本の高齢者たちのロングステイ先として人気がある理由が分かったような気がすると申し上げました。
ペナン島は、発展途上ではあるものの、温暖な気候、海と山、美味しい食べ物、物価の安さ、そして、なによりお互いに尊重し合って一緒に仲良く暮らしているという文化があり、それが日本の高齢者たちの心を捉えるのではないかと思いました。

PALCOMさんの情報によると、マレーシアは長期滞在ビザ(マイセカンドホームビザ)が比較的取得しやすく、また許可を取ればちょっとした就労も可能とのこと。僕自身の早期リタイア時の居住候補地としても、認識しておきたい島でした。
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Posted by水瀬ケンイチ