【新興国株式】低コストインデックスファンド徹底比較 2017年3月末

水瀬ケンイチ

brazil-150403_640.png


「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、新興国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2017年3月末で比較しました。



※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。


新興国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2017年3月末で比較


新興国株式クラスの対象インデックスは、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」です。

「配当込み」インデックス連動では、「たわらノーロード 新興国株式」の信託報酬が低く、相対的に高評価です。

インデックスとの差異が -3.00% と大きく出ていますが、これは、「設定当初にマザーファンドを非保有であったこと」という理由が、運用報告書に開示されています。設定当初特有の事象だとすれば、今後は発生ししないと期待したいです。

「三井住友・DC新興国株式インデックスファンド」も信託報酬が低く良いのですが、1年リターンと3年リターンが比較対象のライバルファンドと比べて、どこよりも低いです。純資産額が小さいゆえの先物運用により、前期に引き続き、厳しい結果を招いたのかもしれません。

「配当除く」インデックス連動では、「eMAXIS 新興国株式インデックス」をはじめ、全般的にリターンで健闘していますが、どのファンドもインデックスとの差異が1%以上乖離しており、インデックスファンドという意味ではイマイチです。

なお、「iFree 新興国株式インデックス」は、ベンチマークが「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」ではなく、「FTSE RAFIエマージングインデックス」であり、他のファンドと異なります。いわゆるスマートベータであり、比較対象に入れるかどうか迷うところですが、「参考」扱いとして入れました。

新興国株式クラスは、ずば抜けて低コストなインデックスファンドがなく混戦模様です。

そういう意味では、投信ではありませんが、東証上場の国内ETF「上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)」(銘柄コード:1681)も、信託報酬がわずか年率 0.25%(税抜)と低コストであり、検討の余地があるかもしれません。

他のアセットクラスも含め、当ブログの「低コストインデックスファンド徹底比較」カテゴリで、定期的に更新記事を書いておりますので、インデックスファンド選びの参考にしていただけたらと思います。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。



<ご参考>
上記の高評価インデックスファンドは、以下のネット証券で購入できます。会社名をクリックで口座開設できます(無料)
SBI証券
楽天証券
マネックス証券

関連記事
広告
Posted by水瀬ケンイチ