年収格差の記事を見てどう思うか?(その2)

水瀬ケンイチ

前回の記事「年収格差の記事を見てどう思うか?(その1)」で、同年代社員の年収格差が広がってきているという新聞記事を見て、僕がどう思うかについて書きました。
いくつかいただいたコメントでは年収格差については賛否両論という感じでした。
今回は、ちょっと違った視点から、個人的意見を述べたいと思います。

会社員である僕の意見は、会社員が他の会社員について評論しているにすぎないとも言えると思います。
同じ事象を見ても、全然違う立場の人から見たら、全然違って見えるかもしれません。

例えば、企業経営者から見たら、年収格差の記事はどう見えるのでしょうか?
もしかしたら、年収格差は、社員の「やる気」と「コスト」の最適ポートフォリオを探る「数値設定」としか見えないかもしれません。「ほお、他の会社ではそんなに差をつけているのか。どれ、じゃあウチも…」なんて感じでしょうか。
僕は経営者ではないので分かりませんが、会社員側から見た、生活に直結した切実さとは、ちょっと違うイメージでしょう。

また、早期リタイアした方から見たら、年収格差の記事はどう見えるのでしょうか?
もしかしたら、年収格差が2倍あろうが、10倍あろうが、どんぐりの背比べで大差ない、というふうに見えるかもしれません。


つまり、給与をいくらたくさんもらっていても、しょせんは会社員であり、毎日朝から晩まで企業に時間を拘束されている。自由な時間がないという意味では奴隷となんら変わりはない。
もしくは、給与をいくらたくさんもらっていても、明日から一生働かなくても良いほどもらえるわけではない。生活のためには常に働き続けていないといけないという点においては、これまた奴隷となんら変わりはない。
そうなふうに見えるかもしれません。

そう考えると、成果主義による年収格差やその是非について思い悩むなんて、なんだかバカらしく思えてきました
会社員である僕にできることは、真面目に働いて、生活を節制し、余剰資金をコツコツ投資することくらいです。
ああ、はやく、会社に依存しない、経済的独立した状態になりたいものです。

フランクさんやabbe_fariaさんのような、早期リタイア実践者の方に、年収格差の記事がどう見えるか、ぜひお聞きしてみたいです。
関連記事


投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ