「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」(吊ら男著)は、投資の説明のわかりやすさを追求した意欲作

水瀬ケンイチ

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(出所:「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」より)

「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」(吊ら男著)は、インデックス投資ブログ界隈随一の論客が、投資についてわかりやすさを追求した意欲作だと思います。



当ブログの相互リンクブログでもある「吊られた男の投資ブログ」の吊られた男さんが執筆した本です。10年前から、私のなかではインデックス投資ブログ界隈でいちばんロジカル(論理的)なのが吊ら男さんです。いつも客観的なロジックでもって、良いものは良い、だめなものはだめとハッキリ斬ってくれるのが、爽快でありがたいのです。

そんな吊ら男さんが本を書いたと聞いたのは発売直前の2017年7月。

当然、界隈は\( 'ω')/ウオオオオオオアアアアーーーーッッッ!!!!となりました。
そして、私は本を読んで再び\( 'ω')/ウオオオオオオアアアアーーーーッッッ!!!!となりました。

なぜなら、「初心者向けのわかりやすさ」に振りきった内容だったからです。

てっきり、インデックス投資の有用性について論理的な論陣を張るような小難しい投資本を書いたのかと思っていました。しかし、読んでみると意外にも、専門用語をいっさい使わず、投資の本質部分に絞って、イラストを多用して、できるだけわかりやすく伝えようとするつくりになっていました。

その内容のわかりやすいこと、わかりやすいこと。

投資の枝葉末節ではなく、お金を増やすために必要な「考え方」にフォーカスして(あるいは割り切って)、イラストを使ってわかりやすく解説しています。

ただ、「考え方」に特化して書かれているので、本のとおりにすれば投資ができるというようなマニュアル的な本ではありません。なので、実際に投資するには、もう1冊、実践的な本が必要かもしれません。

本書をおすすめしたいのは、これから投資をはじめる初心者さんです。それから、中級者さんが自分で読んで投資の要底を確認したあと、初心者の家族や友達に最初の一冊としてプレゼントするという用途もアリだと思います。

余談ですが、本書の出版記念パーティーに参加させてもらったところ、同じく参加していた経済評論家の山崎元氏が「難しいことをわかりやすく解説するのは、もうこの本に任せてしまっていいのではないか」という主旨のことを仰っていました。そういう本です。




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Posted by水瀬ケンイチ