日興アセットのETF3銘柄が上場廃止。残念です

水瀬ケンイチ

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東証が2018年3月18日に、日興アセットマネジメントのETF3銘柄を上場廃止にすると発表しています。残念です。



銘柄は以下のとおり。

・上場インデックスファンドS&P日本新興株100(1314)
・上場インデックスファンドFTSE日本グリーンチップ35(1347)
・上場インデックスファンド中国H株(ハンセン中国企業株)(1548)

理由は、純資産総額が減少しており、対象インデックスへの連動性を維持した運用の継続が困難な状況にあるからとのこと。ETFである以上、インデックスに連動できないのは商品としてよくないので、やむを得ないとは思います。

しかし、今回の対象銘柄のうち日本新興株や中国H株は、個人投資家のコアとは言わないまでも、それほどニッチ銘柄というわけでもないのに上場廃止というのが残念です。

さらに、最近は、NISA(少額投資非課税制度)の口座で、インデックスファンドやETFに投資している人が増えてきています。これらの上場廃止銘柄にNISA口座で投資していた人たちは、強制的に売却させられることになります。せっかくのNISAの非課税枠も、強制終了です。

まさに、ふんだりけったりだと思います。

NISAやiDeCoの利用者が少しずつ浸透してくるのに従って、インデックスファンドやETFの繰上償還が個人投資家に与える悪影響も増してきていると感じます。

運用会社のみなさまにおかれましては、インデックスファンド・ETFは、個人投資家の資産形成のコアに取り込まれはじめていることを承知いただき、できるかぎり永続(ゴーイング・コンサーン)していただきたく、お願いしたいと思います。


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Posted by水瀬ケンイチ