バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド(マネックス証券)からI-Shares S&P500 Index Fund(楽天証券)へメインファンド乗り換え検討 (その4)

前回までの記事、「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド(マネックス証券)からI-Shares S&P500 Index Fund(楽天証券)へメインファンド乗り換え検討 (その1)」、「同じく(その2)」、「同じく(その3)」の続きです。今回が最後になると思います。

今までの記事で、バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド(マネックス証券)からI-Shares S&P500 Index Fund(楽天証券)への乗り換えにあたって、僕が個人的に気になっていたポイントを、5つの観点から考えてみました。
これらを総合的に判断して、結局、僕がどうするのかについて書きたいと思います。

まず、5つの観点の評価について、複数の記事にわたっていたので、一覧表にまとめてみました。

バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドからI-Shares S&P500 Index Fundへの乗り換え評価のまとめ

網掛け部分、「コストについてのメリット」と、「ファンド取引の手続きについてのデメリット」のどちらを優先させるかが、判断の決め手になるかと思います。
具体的に言います。
「コストについてのメリット」とは、エクスペンスレシオの差である年率0.74%のパフォーマンス向上効果のことです。
「ファンド取引の手続きについてのデメリット」とは、ドルコスト平均法が使えず、いわゆる「リレー投資」をせざるを得ないことです。

リレー投資をすることにより、投資効率が悪化すると言われています。理屈では、この投資効率の悪化が、年率0.74%を超えるのであれば、乗り換えない方がよいということになります。
しかし、実際に何%パフォーマンスが悪化するかは、今後の相場の騰落パターンによって変動するので、現時点では不確定です。あったとしても、それが年率0.74%よりも大きいとは僕には思えません。

それに対して、乗り換えによる年率0.74%のパフォーマンス向上は、ノーリスクで、しかも確実に見込めます。
ノーリスクで確実なパフォーマンス向上。これは、資産運用の世界では滅多にない、見逃せないチャンスであると考えられます。
0.74%という数字はごく小さいもののように見えますが、現在、バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドに投資している金額はかなり大きなものになっているので、掛け合わせると、自分にとってインパクトのある金額になります。

どうやら、乗り換えた方がよさそうです。

では、いつ乗り換えるのがよいでしょうか?
2007年中までは、譲渡益および分配金の税金が10%のままなので、1年くらいは様子を見る?
一覧表にもあるとおり、「今後については、売買手数料の低下と商品ラインナップの拡充が期待できるが、その時は、追加で口座開設をすれば問題ない(それまで待つ必要はない)」と思います。
まして、1年も待つと、上記の(インパクトのある)パフォーマンス向上金額が、そのまま「機会損失」になってしまいます。

どうやら、「なるべく早く」がよさそうです。

あわせて、リレー投資のデメリットを、少しでも軽減する方法を考えました。

ポイントはリレー投資に使う外国株式インデックスファンドを何にするかです。
引き続き、「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」を使えば楽ちんなのですが、同ファンドのように、売買のたびに為替手数料が別途かかるファンドは、リレー投資のたびに、確実に投資効率を落とすことになってしまうので、パス。
また、「ステート・ストリート 外国株式インデックス」のように、信託財産留保額が設定されているものも、リレー投資のたびに、確実に投資効率を落とすことになってしまうので、これまたパス。
(誤解のないように付け加えますが、両ファンドとも、通常投資するインデックスファンドとしては良いファンドだと思います)

つまり、リレー投資用の外国株式インデックスファンドは、為替手数料および信託財産留保額がないものにするのがよいと思います。
(ノーロードであることは当然すぎるのであえて言及しません)

僕が選んだリレー投資用ファンドは、マネックス証券の「トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド」です。
世界主要各国に投資するファンドなので、厳密には、米国株式ファンドではないのですが、投資先の大半は実質米国なので、まあ許容範囲です。
これで、リレー投資のデメリットを少しは軽減できるのではないでしょうか。

というわけで、いろいろ検討してきましたが、水瀬の結論はこうです。

バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドからI-Shares S&P500 Index Fundに、メインファンドを乗り換えます。
今後は、トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドを、ドルコスト平均法で積み立てて、数十万円まで貯まった時点で売却し、I-Shares S&P500 Index Fundを購入します。
あとは、ひたすらストロングホールド。



最後になりますが、本記事は、あくまで水瀬の個人的なポートフォリオにおける、個人的な考え方であり、人それぞれ、結論は違って然りだと思います。
資産運用に悩まれている方の、何かの参考になればと思い、個人的な考えを書いた次第であります。正しい判断かどうかも分かりません。
実際に投資される際には、ご自身の環境に合わせて十分にご検討のうえ、投資されることをおすすめいたします。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

(終わり)


<ご参考>今回取り上げたネット証券会社は以下から口座開設できます。
(会社名をクリックしてください)
・楽天証券「海外ETF」
・マネックス証券
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コメント

お久しぶりです。
確か郵便局の投資信託以来のコメントですね。

私もトヨタ・バンガードで1万ドルプール→先物会社でドル現渡
→米国証券会社でETF購入にしています。

外貨MMFで2年も寝かせるよりよほど効率がいいんですよね。
それに米国まで持ってくとなかなか売る気にもならなくて、
私にあっています。

緻密な思考のプロセスは非常に参考になりました。

リレー投資用ファンドをトヨタアセット・バンガードに
したというくだりはなるほどなぁと思いました。

海外ETFは特定口座で扱えないようなので私の場合は
まずは確定申告のやり方を知る必要があるようです。
確定申告を自分でやるなんて今まで思いもしませんでしたが。

 う~ん、分かり易い。とても参考になります。水瀬さん、いつもありがとう。

な!なんと!
私が計画していたリレー投資を水瀬さんも!
何か嬉しいです^^
私は中央三井のほうですけど^^;
ただ,半年くらい様子を見て,楽天証券以外でいい条件のとこがでてくるか見てみるつもりです
PS:マネックスにメールしてみました。

赤字

売却益にかかる税金がネックなら、
(1)ETFに乗り換えた後、購入価格をある程度下回ったところで一旦売却し、
(2)すぐに同じ値段で買い戻して損失を計上し、
(3)損益通算で税金を減らす(orなくす)
ことができます。
売買手数料が1往復分かかってしまいますが、税負担に比べたら微々たるものだと思います。

ちょっと見てないうちに、充実した連続記事。しかも、相変わらずレベルの高いコメント欄。

私も楽天での海外ETFの購入検討してるんで、とても参考になりました。
さて、どうしよう。

参考になりました。

「思うところ」のご説明ありがとうとざいます。私はマネのトヨタ・バンガードを積み立てていますが、楽天のI-Shares S&P500は気になっていたので、参考にさせて頂きます!

なるほど! トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドからのリレー投資でしたか。。。

あとはどれくらいの頻度で乗換えを行うかですね?
最低単位の10口(16万円強)だと手数料率は約2%くらいでしょーか。個人的にはフロントは1%以下に抑えたい派なのですが、信託報酬の差を考えると、1年半くらいのスパンで乗換えたい気もします。
うーん、毎月1万積立なら10口、毎月2万積立なら20口...といったところが現実的でしょーかね。

>nicolloさんへ

お久しぶりです。

「先物会社」とはもしかして豊商事のことですか?
以前、海外証券口座を真剣に検討していた事があるのですが、その時に、為替手数料を節約する方法として、豊商事を検討したことがあります。
記事が参考になったのであれば、よかったです。
また遊びに来てください。

>w3zero7さんへ

僕も去年初めて確定申告をしました。
外国税額控除を含め、思っていたよりも面倒でしたが、一回やれば、あとは慣れでいけそうな感じがしています。
その時の記事です。ご参考まで。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-163.html

>小江戸川越さんへ

果たしてこんな独り言が読者の役に立つんかいな…?と思って書いていますが、記事が参考になったのであれば、うれしいです。
また遊びに来てください。

>にじ@Rayさんへ

そうです!要望は直接行動で金融機関に示してあげるとよいと思います。

>空色さんへ

価格が大幅に下がってしまった場合、検討の余地があるかもしれません。
でも、基本的に面倒くさがりのバイ&ホールド派なので、可能性は少ないかもしれません…(^^ゞ

>staygoldさんへ

僕も、記事本体よりもいただいたコメントの方が勉強になると、常々思っています。
コメントを書いてくれる皆さんには、とても感謝しています。
ありがとうございます!

>豆太郎さんへ

「思うところ」は、実はこういうことでした。(^^)
何かの参考になったのであればうれしいです。

>タロットさんへ

手数料率は、一度に購入する株数を増やせば増やすほど低くはなりますが、ゼロにはなりませんよね。
だから、どこかのレベルで妥協しなくてはいけないと思うのですが、この辺の感覚は人それぞれだと思います。
でも、さすがに10株では、ちょっと勿体ないような気が…。

一番最近使ったのは外為.comでした。
当時は豊商事を知らなかったんです。
次のロットからは豊商事で一撃で送金します。

感覚で何となく感じていたことに対して、裏づけが取れるって気持ちいいですね。
水瀬さんのおかげです。

>nicolloさんへ

裏付けってほどの確たる情報でもないですよ。
個人的な独り言レベルですって…(^^;

間違えました。お許しください。

水瀬さん、前回のコメントで名前を間違えてしまって申し訳ございません。お許しください。
トヨタアセットによるリレー投資を興味深く読みました。その場合の税金の申告は「特定口座・源泉徴収なし・売却時は買い取り請求・確定申告時に各証券会社の損益合算申告」をすればよろしいのでしょうか?
私も面倒くさからずに、各証券会社の良い所を利用することを考えたいと思います。
話は変わりますが、楽天証券より以下のコメント(口座開設時の質問への返答メールより)をいただきました。
「海外ETFの取扱いにつきましては、現時点では4銘柄のみでございます。外国株式銘柄の拡充につきましては、お客様からのご意見を基に随時行って参りたいと考えております。今後取扱い銘柄の追加を行う場合には、WEB上などでご案内致します。」
あたりさわりのない内容ですが、期待したいと思います。

>chagaraさんへ

名前のことは気にしないでくださいね(^^ゞ

・特定口座
・売却時は買い取り請求
は間違いないと思います。

・確定申告時に各証券会社の損益合算申告
は、ひとりひとりの投資環境次第だと思います。

・源泉徴収なし
は、理由が僕には理解できておりません。
お手数ですが、こう考えられた理由をお教えいただけないでしょうか?

分配金の再投資効果は?

水瀬さん、いつも参考になるお話ありがとうございます。
バンガートのインデックスファンドからETFへの乗り換え、私も検討しています。
ただ、ETFの場合、分配金が再投資できないので、その分複利の効果が得られず不利なのかな?と思ったりして、なかなか踏ん切りがつきません。
水瀬さんは、その点どうお考えですか?
もしかして、過去の記事で検討されたことがあるかも?その場合は、お許しください。

源泉徴収なし口座の再投資の効果

確定申告を前提の場合には源泉徴収なし口座の方が、源泉あり口座よりも再投資の複利の効果が大きいと考えられます。
わかりにくいので単純化した具体的な例をあげます。
たとえば、A株に100万円投資して2008年1月に10%の利益が出て、売却してB株に乗り換える場合を考えます。
源泉徴収なし口座ではこの時点では税金が取られないので110万円を再投資できます。
一方、源泉徴収あり口座ではこの時点で利益の20%税金が取られるので108万円の再投資になります。
その後、B株は2008年12月に10%の利益が出て売却したとします。
源泉徴収なし口座では売却金額121万円、確定申告税額4.2万円、最終利益16.8万円になります。
一方、源泉徴収あり口座では売却金額118.8万円-税額2.16万円=最終利益16.64万円になります。
上記のような投資行動をした場合には、源泉徴収なし口座の方が源泉あり口座よりも、+1600円・1%弱の再投資の効果が高くなる計算です。ただし確定申告が必要です。
 金額的には微妙ですが確定申告を前提の場合には、基本的に源泉徴収なし口座の方が得になるケースが多いと思います。
 税金は詳しくないので計算に間違えがあったら教えて下さい。

再投資しなくても意味はある

「再投資による複利効果」はあくまで期待値であって、必ず利益を得られるわけではないです。
それよりも「税金を後払いできることによる時間的価値」で考えれば金利相当分のメリットが得られることを考えれば再投資をしようがしまいが源泉徴収なしの方が有利であることが理解できます。

ただし源泉徴収を選択すれば確定申告をしないで済ませることができる人なら、金利相当のわずかな利益のためにわざわざ確定申告をする手間と時間に見合うかどうかという評価が必要ですが。

また複数の会社を利用していて片方は売却損、もう片方は売却益を出している場合は確定申告しないと損益通算できないので、どうせ確定申告するなら「確定申告で源泉徴収された分が戻ってくる」よりも「源泉徴収なしで確定申告で損益通算した分だけを支払う」方がお得。

>ぽぴさんへ

ご質問の分配金の再投資について、個人的な考えをお答えします。
現在、僕がメインファンドにしている「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」も、分配金の自動再投資ができません。だから、再投資可能なファンドに、手動で再投資してきました。
なので、バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドからI-Shares S&P500 Index Fundへ乗り換えたとしても、分配金の再投資については何も変わりません。

今、分配金再投資コースで投資している方は、ちょっと面倒とお感じになられるかもしれませんね。

>chagaraさんへ

なるほど!!
今まで数年間、ほとんど売却することがなかったものですから、源泉徴収なし口座のメリットにまったく気付いておりませんでした。
今後は定期的に、リレー投資用のファンドを売却することになるので、検討してみようと思います。
貴重な情報ありがとうございました。

>アルビレオさんへ

後で納税することによる金利相当分のメリット、それもありますよね。
逆に言うと、バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドも、I-Shares S&P500 Index Fundもそうなんですが、分配金に二重課税された分を外国税額控除取り戻すことになり、後でまとめて1年分戻ってくるまでの間、金利相当分、必ず損をします。
日本籍の外国株式インデックスファンドでは、そのようなことはないので、この点では、両ファンドとも、少々ハンデを抱えていることになると思います。
まぁ、そんなハンデを埋め合わせて余りある、超低コスト(エクスペンスレシオ)の大きなメリットがあるので、気になりませんが。(^^)

お返事どうもありがとうございました。
水瀬さんは、今までも分配金は手動で再投資されていたのですね。
面倒くさがりの私としては、勝手に分配金を再投資してくれるタイプに魅かれてしまうのですが、今後はちょこちょこ手動でも再投資するよう心がけたいと思います。

>ぽぴさんへ

米国のネット証券会社の中には、株やETFの、配当や分配金を、たとえ端数でも自動的に再投資してくれるプログラムを持つところもあるようです。
ちょっとしたことですが、さすが金融先進国ですよね。
日本も早く追いついてほしい。いっしょに楽天証券に要望を出してみませんか?

はじめまして

はじめまして。
私は4年程前にたまたまブックオフで目にとめた「日本は金持ち。あなたは貧乏。なぜ?」を読んで触発されて、バンガード・トータルストック・マーケットとバンガード・スモールキャップス・インデックッスを2年間チョコチョコと買い増ししていました。それからは買い増しすることもなく放っといたのですが、4年間で約30%のリターンがあったことに最近気づき、同書に書かれていたことは正しかったのだと実感し、これからさらなるインデックス投資に挑もうと考え、同書を再読したりバンガードの創始者ボーグル氏の「インデックス・ファンドの時代」を読んでいました。
そんな折、水瀬さんのブログを拝見する機会に恵まれ、私もバンガードからI-Shares S&P500 Index Fund(楽天証券)への乗り換えを考えるようになりました。
ただ、私にはこの2冊で読んだ知識以外何の知識も無いので、皆さんがコメントで議論なさっている内容などについては全く理解できない状況ですので、トンチンカンな質問もすると思いますがご容赦下さい。

水瀬さんはバンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドとI-Shares S&P500 Index Fundとの差を細かく分析なさっていますが、分配金再投資なしの投資信託とETFとは(コストや売買環境が同じなら)長期投資家にとってはそもそも何が違うのでしょうか?
不利な点や有利な点があったら教えて下さい。

質問だけでは申し訳ないので、1つコメントします。
水瀬さんは、見えづらいグラフを頼りに投資対象の面では乗り換えると「僅かに不利」と結論されていますが、
ボーグル氏の「インデックス・ファンドの時代(1999)」の118ページには、「ウィルシャー5000が始まった1970年から1998年までのS&P500とウィルシャー5000の総リターンは全く同じで年平均13.7%である。」と書かれていました。ですので、投資対象の面で乗り換えは「損得なし」と言ってしまってもいいのではないでしょうか?

500ページ近い同書を通してさまざまなデータを示して、リターンを決定するのはコストであるということを繰り返すボーグル氏の主張を理解すればするほど、(日本では)バンガードを手放さなくてはならない状況になりつつあるのは悲しい現実です。

はじめまして、spankyさん。

「日本は金持ち。あなたは貧乏。なぜ?」をご覧になられたのですね。
僕もあの本にめぐり合えてよかったと心から思います。

ご質問の件ですが、投資信託とETFとは、コストや売買環境の違いが一番大きいと僕は考えていますので、それが同じという条件が付くと、答えに窮してしまいます。
おそらく、投資信託とETFの違いの詳細をお答えすれば、そのいずれかがご参考になるだろう考え、以下のサイトをご紹介します。

東京証券取引所 ETFスクエア
http://www.tse.or.jp/cash/etf/square.html
東京証券取引所 投資家向け ETF QA集の中の(問3)通常の投資信託とは何が違いますか?
http://www.tse.or.jp/cash/etf/qa_1.html#3

ありがとうございました

早速読ませていただきました。
これによるとETFに対する投資信託の優位性は皆無という気がしますが...
お互い一日も早く早期リタイヤ出来ればいいですね。
それまで?ブログ頑張って下さい。応援しています。

インデックスファンドの優位性は、「小額から買える」ことと「金額指定で買える」(≒ドルコスト平均法がやりやすい)ことだと思います。
あとは、細かい話ですが、ETFは、個別株と同様に、売買の需給状況によって、指数から若干上下にブレることもありえますので、状況とタイミング次第では、微妙に損得が発生し得る。それに対して、インデックスファンドは損得なしで公正な一本値だと言えると思います。

またまた、ありがとうございます

私は「小額から買える」ことしかインデックスファンドの優位性に気付けませんでした。

同じ「日本は金持ち。あなたは貧乏。なぜ?」を読んでパッシブ投資を始めたのに(そしてたぶん年齢も同じ位かと...)、水瀬さんの知識量も洞察も私とは天と地ほどの差があるんだなぁと感心しました。

そんな僕でさえも、同じ時期に投資した分に関しては、水瀬さんと全く同じ割合でリターンを得られているなんて、「申しわけないっ!」って思ってしまいます。
そして改めて、この投資法の凄さを感じました。
10年、20年後が楽しみですね!!

>spankyさんへ

申し訳なくないですよ(^^ゞ
ご自身でリスクを取り、強い意志でホールドし続けた、当然の結果だと思います。

私も乗り換えます

はじめまして水瀬さん。大変興味深く読ませていただいています。

私も4年ほど前から独学でファンド投資をしています。野村FNのPRUマーケットパフォーマー取り扱い中止に泣かされ、以来、バンガードを根気強く積み立ててきましたが、水瀬さんのご指摘ごもっともと思い、昨日、楽天証券の口座開設を申し込みました。

ところで、07年度以降、投信も税率が上がる見込みですから、来年中、10%の税率が適用されるうちに一旦売却/解約して、再度同じファンドを購入したほうがよさそうですね。この乗り換えは税金面でも実行する意味があると考えます。

>SIGさんへ

SIGさん、はじめまして。
野村ファンドネットの事業廃止、大変でしたよね。

株式・投資信託ともに、来年末にクロス取引をするかたも増えるでしょうね。
ただ、投資信託の場合は、信託財産留保額が高いものは、クロス取引は慎重に考えた方がよいかもしれませんね。

乗り替えの際のコストを教えて下さい?!

マネックス証券から楽天証券に乗りかえる場合のコストが、どれくらいかご存知ですか?送金手数料はいくら?、外貨建てのまま送金は可能?円転して引き出すことが必要?そうだとしたら為替手数料は1ドルあたり何銭?31ドル払っても、1回あたりの積立額を1000米ドルくらいにして最初から楽天証券でやったほうがいいのでしょうか?

>サラリーマンの蓄財日記の著者さんへ

まあ、落ち着いてください(^^;;
知っている限りですが、順番にお答えしたいと思います。

> 送金手数料はいくら?

マネックスから登録銀行口座への出金は無料、登録銀行口座から楽天証券への入金もリアルタイム入金を使えば無料だと思います。

> 外貨建てのまま送金は可能?

不可能だと思います。

> 円転して引き出すことが必要?

必要だと思います。

> そうだとしたら為替手数料は1ドルあたり何銭?

マネックス証券のバンガードの為替手数料は25銭/$、楽天証券の為替手数料も25銭/$だと思います。

> 31ドル払っても、1回あたりの積立額を1000米ドルくらいにして最初から楽天証券でやったほうがいいのでしょうか?

それは人それぞれ、考え方次第だと思います。
個人的には、ETFで積み立ては無理があると思います。

最後にひとことだけいいですか。
サラリーマンの蓄財日記の著者さんは、ブログのプロフィールを拝見する限りでは、CFP、証券アナリストの資格をお持ちとのこと。
今回いただいたご質問は、いずれも、証券会社のWEBサイトでも見れば必ず出ているような基本的データだと思います。
専門知識をお持ちなのですから、僕のような一般の個人投資家に聞かないで、ご自分で調べられてはいかがでしょうか。
生意気を言って申し訳ありません。。

御礼

ご回答ありがとうございました。けして生意気ではありません。為替手数料、送金手数料等はサイトを見ただけでは判りませんでしたので、ご存知であれば押していただきたかったのですが・・・・米国債、豪ドル債、CB、REIT、日本株、中国株、外為証拠金取引、安愚楽牧場、ビジネスホテルファンド等、小口分散をしすぎて、細かい手数料まで調べきれてません。努力不足で申し訳ありませんでした。あつかましいようですが今後共よろしくお願いします。

大変参考になりました

はじめまして。
ここ1ヶ月くらいですが、大変興味深く読ませていただいています。
私自身、あまり意欲的な運用をしておらず、知識不足なうえに情報収集も気分次第という始末なので、水瀬さんをはじめ、コメント陣の方々においてもその知識、情報感度、洞察力等には感心するばかりです。

先日、偶然こちらのエントリーを見つけ、早速、楽天証券に口座開設資料を請求した次第です。
とても参考になる情報をどうもありがとうございました。

>あべたかさんへ

はじめまして、あべたかさん。
何かのお役に立てたのであれば幸いです。

楽天証券の海外ETFはなかなか魅力的な商品ですよね!

>水瀬さんへ

おかげさまで楽天証券の口座開設に至りました。
これから米国ETFへの投資をスタートさせよう(もちろん自己責任で)と思いますが、楽天証券での円→米ドルの取引が「定時取引」というのには少々ビックリしました。
よくよく調べると、イー・トレードやマネックスでも似たような注文方法のようですね。
てっきりリアルタイムな取引だと思い込んでいたので少々の戸惑いがあるのですが、水瀬さんはこの「定時取引」にどのように対処していらっしゃいますか?
慣れてくれば注文→約定の数時間の為替変動は気にならなくなるような気もするのですが、なにかコツのようなものがあれば、可能な範囲で教えてくださるとうれしいです。
(質問コーナーのように使ってしまい申し訳ありません。不適切であれば削除いただいて構いません。)

>あべたかさんへ

そこにビックリされているところをみると、あべたかさんは、投資信託購入のご経験がないとお見受けしましたが、いかがでしょう?(^^)

国内株式ファンドであれば、価格が決まるのが、注文日の夜、または翌日の夜です。
外国株式ファンドにいたっては、価格が決まるのは、注文日の翌日の朝、または翌々日の朝です。機動性ゼロです。
楽天のドル転は、まだ機動性があるほうだと思います。

ですので、多少の為替変動は無視して、「大体」で「えいやー」と買うのがよろしいかと思います。
しいて言えば、自分としては金曜の夕方以降は、買わないようにしていることくらいでしょうか。(金土日で世界情勢が大きく変動するリスクを抱えてしまうため)

>水瀬さんへ

ご丁寧にお答えいただき、ありがとうございます。

ETF、外貨MMFの購入経験はありますが、それ以外ですと確かに「ファンド」と名の付くものは・・・購入経験がない・・・ですね。
外貨MMFはソニー銀行、野村證券での取引経験で、為替取引のレートはリアルタイムでした。
「リアルタイムなら上手く買えるのに!」なーんて全然思っていないので、仰るとおり、あまり気にしないことにします~。
しかし、いきなりこんな為替変動があると、ちょっとツイてない気分です・・・(←結局ちょっと気にしてる)。

水瀬さんありがとうございます。
もう一度この4回シリーズ(それにしても大作!よく検証されてますね)を読んで復習しました。

あとは、米完全網羅のMSCI US Broad Marketインデックス連動型ETF登場を待つばかりですね。かぶるのであまり期待できませんが。。

今は米は保有のIVVとQQQQで運用しておきますが、こうなったら中央三井外国株式インデックスはもう必要ないかも、です。今から乗り換え検証してみます。

それと普段から円高時を見計らってコツコツとドルを買い貯め常時プールしておかなくては、と思いました。

楽天通いがどんどん増えていくこと必至です!楽天の株上がらないかな?とちょっと期待…(笑)。

初心者的な質問だと自分でも思うのですが。。。

 最近海外ETFへのリレー投資の観点から、海外株式インデックスファンドを見直している所です。

 本記事の内容から、今までファンドで長期運用する観点では比較対象に載りもしなかったトヨタアセット・バンガード海外株式ファンド(信託報酬高すぎ)が、売買手数料の観点から使えそうというのを知り、少し調べてみたのですが、どうも疑問が残ります。


 本記事で紹介されている

 ステート・ストリート外国株式インデックス(販売手数料:なし 信託報酬:0.9975% 信託財産留保額:0.3%)
 トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド(販売手数料:なし 信託報報酬:1.30% 信託財産留保額:なし)


 を比べた場合、信託報酬の差が0.3%以上あります。信託財産留保額はファンド解約時のみに掛かるものですが、信託報酬は毎年取られるものですので、1回分配金の再投資が行われた時点でトータル(購入~売却)のコストはほぼ同等。2年間持っていると逆転します。

 リレー用にどの程度の期間を見込むかにもよりますが、1年以上を考えるのであればトヨタアセット・バンガード海外株式ファンドは選択肢に入ってこないと思っていました。
 これはまだ私が信託報酬最重視の観点(今までファンド長期保有でやってきたからこの観点が大きいのは自覚してます)で観ている製で何か勘違いをしているのでしょうか?

 水野さんがその辺考慮していないとは思えないので、何かメリットがあると思うのですが、よろしければその辺を教えてもらえないでしょうか?

 よろしくお願いします。

>ハイマージェさんへ

どのファンドがリレー投資用に向くかは、ハイマージェさんの仰るとおり、リレー用にどの程度の「期間」を見込むかによると思います。
そして、その「期間」は、毎月の積み立て額と、合計目標額によって、個人個人で違うと思います。
僕自身は、2年もリレー投資用ファンドを持っていることはないと思います。

なお、記事本文の最後にも書かせていただいたとおり、これはあくまで水瀬の個人的なポートフォリオにおける、個人的な考え方であり、人それぞれ、結論は違って然りだと思います。
万人に適用できる普遍的な判断基準ではありませんので、その辺は、よろしくお願いしますね。

ご回答ありがとう御座いました。

 別記事のコメントで教えていただいた内容なども混ぜてしまったため、経緯が解りづらい質問になってしまいましたね。申し訳ないです。

 結局気にしていた事をまとめると。。。

 1)海外ETFの初回投資はともかく、分配の手動金再投資にも31.5ドル掛かる(再投資には割高)
 2)よって、リレー投資用の海外株式インデックスファンドを積み立てておき、ETF分配金もそちらに追加していって、まとまった額になった辺りでETF追加購入
 3)リレー投資用ファンド→ETFへの乗り換え時は、大体100万円前後位。これだと31.5ドルの手数料も割安になる。
 4)100万円前後までの積立を考えると、人によって積み立て期間は変わる
   ・月8~10万円積み立てられる人の場合は1年単位で乗り換え可能
   ・月5~7万円積み立ての場合、ETFからの分配金がどの程度足しこめるかによる
   ・月4万円以下くらいの積立額の場合、分配金を足しこんだとしても1.5~2年毎位になる?
 5)この積立期間によって、リレー投資用に積み立てるべきファンドも変わる
   ・1年前後で積み立てられる場合:売買手数料が0のものを優先
   ・1年以上積み立てる必要がある場合:売買手数料と信託報酬を考慮

 ※ちなみに、購入するETFが複数ある場合(IVVとEFAとか)は、それぞれに31.5ドルかかることを注意


 といった形でしょうか。4)5)はホントに個人の事情それぞれですね。

 ・・・これで行くと、私は後者かなぁ(^_^;


 やっぱり欲しいですね、楽天証券でのステート・ストリート外国株式インデックス積立プログラム。

>ハイマージェさんへ

お見事な整理ですね!
あらためて記事で取り上げたいくらいです。

せっかく、きれいにまとめていただいたので、僕個人の事情で補足させていただくなら、

■リレー投資用ファンドは、信託報酬だけでなく、管理費用などいわゆる「隠れたコスト」を加えた「実質コスト」で比較する。

実質コストは毎年変動しますが、直近の数字で自分なりに計算すると、例えば、ステート・ストリート外国株式インデックスの実質コストは年率約1.08%、トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドの実質コストは年率約1.22%で、その差は年率0.14%だと認識しています。
ステート・ストリートの信託財産留保額の0.3%の差が逆転するまでに、丸2年以上かかる計算になります。
(計算が不正確かもしれないので、投資判断は自己責任でお願いします)

■(4)の積み立て金額は、月々の定額積み立てに加えて、ボーナスの一部を突っ込むことも計算に入れる。

という感じです。

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Firstrade で買えるミューチュアルファンド

Firstrade の Mutual Fund(日本の投資信託のようなものですが)についても、さまざまな種類のものが取りそろえてあり、選ぶのが大変です。10,000 種類以上あると書いてあります。 Vanguard のものだけを抜き出しても、87 種類あります。全部ノーロードです。 以下、シン

リレー投資について考える。その1

タイトルにもある通り、今回はリレー投資について考えてみたいと思います。 ボクは今のところSTAMシリーズを買っているのですが、リレー投...

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ファンドで選ぶ証券会社

楽天証券
・主要インデックスファンド購入可(たわらノーロード、三井住友DC専用、ニッセイ、インデックスe、SMT、eMAXIS、Funds-i等)
・投信積み立ては月1,000円から
・海外ETF購入可(Vanguard、iShares等)
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今なら、口座開設&各種取引等で最大110,000円相当ポイントプレゼントキャンペーン実施中! (2017/04/30まで)

SBI証券
・主要インデックスファンド購入可(たわらノーロード、三井住友DC専用、ニッセイ、インデックスe、SMT、eMAXIS、Funds-i、EXE-i等)
・投信積み立ては月500円から
・海外ETF購入可(Vanguard、iShares等)
・海外ETFの特定口座対応&外貨での入出金可
今なら、NISA口座開設等で住民票取得代行&現金最大100,000円プレゼントキャンペーン実施中(2017/04/30まで)

マネックス証券
・主要インデックスファンド購入可(たわらノーロード、三井住友DC専用、ニッセイ、SMT、eMAXIS、Funds-i等)
・投信積み立てもスポット購入も月1,000円から
・海外ETF購入可(Vanguard、iShares等)
・海外ETFの手数料ネット証券最安、特定口座対応
・米国ETF手数料実質無料サービス「ゼロETF」あり


カブドットコム証券
・一部インデックスファンド購入可(SMT、eMAXIS、Funds-iなど)
・投信積み立ては月500円から
・海外ETFの取り扱いはないが、所定の国内ETFが売買手数料無料の「フリーETF」サービスあり

セゾン投信
・これ1本でVanguardの超低コストインデックスファンド8本に国際分散投資できる「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」が購入可
・投信積み立ては月5,000円から

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