会社員とセミリタイアと経済的独立について思うところ

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この夏、本業で人事異動がありそうです。他人の人事など皆さんは知ったこっちゃないでしょうが、思うところを少々。

この年まで20年近く会社員生活を送っていると、人事異動は日常茶飯事で、騒ぐほどのことはないのですが、いちおうこの時期の社内の話題のひとつにはなります。

「あいつがどこそこに行った」
「こいつが今度来るのか」

と言った話題です。会社員としては、一応、どこで何をするかは、本人の希望は聞きつつ(希望が叶ったことはほぼありませんが…)、最終的には会社が決めるということになっています。

どこで何をするかは会社側に裁量があり、基本的には、社員はどこに行くのかは直前まで知らされておらず、言われたら受けるしかないという構図です。

そして、今度は自分が、数年間務めた現在のいわゆる「嫌われ仕事」から、どうやら異動になりそうだという話を言われています。

畑違いのこの部署に放り込まれ、右も左も分からず、なんとかキャッチアップしようともがきながら、数年間やってきました。そのせいか、今では古株で過去の経緯をよく知っている生き字引的存在に、期せずしてなりつつあります。

そういうのがいると、空気が淀んだり、周りがやりにくいと判断されて出されたのか、また別の分野でまた生き字引的存在になって、周りをリードしてほしいという期待の現れなのか、まったく知る由もありません。

元来、自分の性分として、他人にあれやれ、これやれと指図されることはあまり好きではなかったはずなのに、会社員生活20年ですっかり何も感じなくなって、今や周囲の気持ちを忖度して先回りで予め準備していた情報をバーンと出す、みたいな社畜スキルにばかり精通してきている今日このごろ。

とはいえ、会社の意向に逆らってモメるほどのバイタリティーもなく、「はいはーい、よろこんでー」と会社方針に準じて、どこでも、何でも、やりまっせ!!と空元気を飛ばすのであります。

それなら投信ブロガーや投資本著者としての本業以外の活動では、さぞかし自由にのびのびやってるんだろうねと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

たしかに、たくさんのメディア取材をお受けしたり、書籍の執筆をしたり、一部のセミナー講師をさせてもらったりという活動はしています。ときには、心が震えるような感動的でクリエイティブな仕事の達成感を感じることもあります。

しかしながら、実際は毎回毎回、気持ちの良い仕事ばかりではありません。

取材の時間に記者が遅れてくることなんてザラ、真冬の寒空の下、30分以上待たされたり、あげくドタキャンされたり、掲載されても虫眼鏡で見ないと気づかない文量だったり、報酬が支払われなかったり、決して相容れないようなあやしい投資法をすすめる文章の後ろにくっつけられて、あたかも私も推奨しているかのようにコメントを使用されたりと、けっこう邪険に扱われることも多いです。

また、ある企画ではおざなりのどうでもいい情報提供について何かコメントだけください、みたいな仕事もあります。往々にして、最初から情報なんて満足に提供するつもりもなく、アウトプットで、「人気ブロガーがおすすめする○○!」「投信ブロガー公認!」のような宣伝に名前を使いたいだけだろこれ?みたいな企画につきあわされることもあります。

要するに、会社に雇われない活動でも、仕事を選ばないと、かなりしょっぱい扱いを受けるのは、あまり変わりはないということです。

現在、「セミリタイア」を目指すという若い方のブログが花盛りです。

物価が安い海外や国内の地方都市なら低コストで生活できるという主張をよく見ます。でも、低コストな生活とはいえ、現実的には何らかの収入を得る必要があります。

引き続き「生活のための仕事」をしなくてはいけないという意味で、実質的にはリタイアではなく、相変わらずいち労働者であり、仕事を選べないうちは皆が思っているほどバラ色でもないのだろうなと、両方のスタイルの仕事を経験しながら、日々、実感しているわけです。

「〇〇国では月○万円あれば暮らしていける」「一歩踏み出せば誰でもできる」という魅力的な話が、実践者から日々、ネット上に流れてきます。私も「いいなぁ」と思います。

ただ、多くの場合、東南アジアなどの新興国であり、それらの国々の経済成長のスピードと物価上昇のペースを見ている限り、現地での物価安をよりどころとした低コストな生活をいつまでも続けられるという見通しは、少々楽観的すぎると思ってしまいます。

物価が正常なペースで上がれば、結局は、生活のための望まない仕事に逆戻りということにもなりかねません。それも異国の地で…。

どうせやるなら、生活のためにはいっさい働かなくて済む状態、「経済的独立」(ファイナンシャル・インデペンデント)の状態をしっかりと構築してから、世の中の役に立つような自分の好きなことを、生活のことを一切顧みることなく厳選して注力したいと思うのです。

幸い、私が経済的独立を果たした上でやりたいと考えていることは、若くないとできないという性質のものではありません。焦る必要はないのです。

それまでは、会社の人事異動を快く引き受けて、異動先の部署で楽しく働ける道を今は進むのであります。

長々と夜中の自分語りの雑談、お目汚し失礼しました。


※本コラムは、私個人から見た感想を述べただけで、それぞれの立場の生き方自体を否定・非難する意図はまったくありません。生き方というのは、人それぞれの最たるものですから。
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