NISAの非課税期間を10年に伸ばすべきか、どうしようか?

水瀬ケンイチ

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2014年から始まったNISA(少額投資非課税制度)ですが、初年度の非課税期間の5年がもうすぐ経過します。

今までNISA口座で5年間バイ&ホールドしてきた投資家も、そのまま課税口座に移管するか、ロールオーバーしてもう5年間非課税期間を伸ばすのかを、一度、検討する必要が出てきます。



NISAの資産 非課税期間を10年に延ばす方法|マネー研究所|NIKKEI STYLE NISAの資産 非課税期間を10年に延ばす方法|マネー研究所|NIKKEI STYLE


そもそも、NISAの特性を大胆に整理すると、

(1) NISAは儲けた人が得をする非課税制度
(2) ただし、損した人は「泣きっ面に蜂」な厳しい制度

という理解です。

メリットは、利益が非課税であること。「泣きっ面に蜂」なデメリットは、損失をNISA口座と他の課税口座で損益通算できないことと、損失の繰越控除もできないことです。

いつ何に投資したかによって状況は異なると思いますが、私の場合は、当時の非課税限度額だった100万円分で「バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF」(VT)に投資して、現在は約131万円の評価額になっています。
※正確には、非課税限度額に対する端数を「世界経済インデックスファンド」で補完しました。

30%近い利益が出ていますので、このままいけば、年末にロールオーバーして、非課税期間を延長して10年を目指す運用した方がよいと考えます。

しかも、NISA制度が改正されて、ロールオーバー時の非課税枠の上限が撤廃されていますので、たとえば131万円をまるまるNISA口座で、引き続き、非課税運用できます。

ありがたや、ありがたや。

ただ、これから年末までの間に大暴落が来てマイナスになるかもしれません。私のようなバイ&ホールド戦略の投資家にとっては、あくまでも非課税期間終了時にプラスになっていることが、非課税メリットをフルに享受する条件です。

また、証券各社のロールオーバー時の手続きの詳細は、これから決まるとのことです。

たとえば、毎年同じVTに投資してきましたが、ロールオーバー時の評価額は、2014年に取得したVTの評価額になるのか、2014年~2018年の評価額の平均金額になるのかが気になります。

現時点でいくつかのネット証券に確認しましたが、「詳細は決まり次第、WEBサイト等でお知らせします」の一点張り。まあ、焦ってもどうにもなりませんので、詳細が明らかになるまでじっくり待とうと思います。


<NISAに関連が深い記事>
2013/12/15 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー流「NISAの考え方のキモ」
2017/01/08 NISAで利益確定をして課税口座で購入し直すという方法は有効か?

<つみたてNISAとの使い分けに関連が深い記事>
2017/10/16 「つみたてNISA」を選ぶと、現行NISAで投資していた分のロールオーバーができなくなる!?
2018/01/07 2018年の少額投資非課税制度は「つみたてNISA」ではなく「NISA」に決めました

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Posted by水瀬ケンイチ