【先進国株式】低コストインデックスファンド徹底比較 2018年6月末

水瀬ケンイチ

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「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、先進国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2018年6月末で比較しました。



※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。


先進国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2018年6月末で比較


先進国株式クラスの対象インデックスは、「MSCI コクサイ・インデックス」です。

アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなどの先進国(日本以外)企業の株式に分散投資するインデックスです。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」が、信託報酬、実質コスト、1年リターンにおいて、相対的に良い評価になっています。

「eMAXIS Slim」シリーズは、運用会社の三菱UFJ国際投信が、業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けると表明しているインデックスファンドシリーズです。今までのところ、ライバルファンドの運用コストの値下げにはピッタリと追随値下げで対抗しています。

第1期の決算を迎え、実質コストなどを含め、良い運用実績が公開されたことにより、投資家の安心感を獲得。今後の躍進に期待が持てます。

次点では、「<購入・換金手数料なし> ニッセイ外国株式インデックスファンド」が、3年リターンにおいて相対的に良い評価です。

信託報酬も、比較基準日では年率 0.189% ですが、今後、8月21日より年率 0.109% に引き下げる予定であると、運用会社のニッセイアセットマネジメントから発表されています。

<該当記事>
2018/06/30 ニッセイ、信託報酬値下げの6ファンドの銘柄と引き下げ幅を発表。クラス最安値更新も! - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記) 

なお、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の三菱UFJ国際投信もすかさず、7月25日から信託報酬を年率0.1095% → 年率0.109% へと値下げする発表しており、たとえ 0.0005% であっても、信託報酬で他のファンドの後塵を拝するつもりはないようです。

<該当記事>
2018/07/04 業界最低水準の運用コストをめざす「eMAXIS Slim」シリーズ3銘柄の信託報酬を「追随」引き下げ - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)

先進国株式クラスは、この2本のインデックスファンドの熾烈なコスト競争に、その他のファンドがどこまでついてこられるのか、という様相です。

コスト競争がここまでくると、あとは「インデックスとの差異」や「リターン実績」といった品質の勝負になるのかもしれません。

ただし、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」のような、「配当除く」インデックス連動のインデックスファンドは、インデックスとの差異が大幅にプラスに出ているものの、これは原資産である日本株の企業からの配当が出てくるためであって、配当除くインデックスとの差異がプラス方向に出るのは当たり前です。

そのため、「配当除く」インデックス連動ファンドは、インデックスとの差異のプラスの多寡で、「配当込み」インデックス連動ファンドとの優劣は評価できません。そして、運用会社が、いつ、「今後は目論見書どおり配当除くインデックスに連動させます」と言って配当分のリターンを下げてくるかは不明という懸念はどうしても残ります。

「Smart-i 先進国株式インデックス」「Smart-i 先進国株式インデックス」は第1期の決算が出るまで参考扱いです。信託報酬が比較的安いので、運用実績が楽しみです。

上記の表のインデックスファンドの実質コストやインデックスとの差異は、いずれも決算日が異なり、評価期間が異なりますので、そのまま比較できませんが、表の右側の1年リターンと3年リターンは、2018年6月末時点での同じ評価期間です。比較の参考にしてみてください。

なお、リターンは複数要因が複雑に影響し合った結果なので、相対的な優劣が今後も約束されているわけではないことにはご注意を。

他のアセットクラスも含め、当ブログの「低コストインデックスファンド徹底比較」カテゴリで、定期的に更新記事を書いておりますので、インデックスファンド選びの参考にしていただけたらと思います。

いろいろありますが結論。

先進国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2018年6月末で比較した結果、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」が相対的に高評価でした。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。


<ご参考1>
上記の高評価インデックスファンドは、以下のネット証券で購入できます。会社名をクリックで口座開設できます(無料)
楽天証券
SBI証券

<ご参考2>
本ブログ記事は、私の著書でおすすめしたインデックスファンドのアップデート情報でもあります。本を読んでいただいた皆さまのご参考になりますように。



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Posted by水瀬ケンイチ