「お金は寝かせて増やしなさい」に頂いた書評(その16) じゅんしさん
水瀬ケンイチ
拙著「お金は寝かせて増やしなさい」に頂いた書評をピックアップ。その16は、ブログ「外資系金融サラリーマンによる 金融・転職ブログ」のじゅんしさんです。ありがとうございます。
じゅんしさんは、外資系金融機関で勤務されているブロガーさんで、専門はデリバティブ、ビジネスマネージメント、経済分析。ブログでは、どうやったら外資系企業に入れるのか、入って仕事をしていくのか、あまり表に出てこない金融のコンセプトを紹介してくれています。
そんなじゅんしさんが、インデックス投資本の「お金は寝かせて増やしなさい」を読んで、書評を書いてくれました。
外資系金融機関のデリバティブ専門のプロから、いったいどんな感想が……おそるおそる拝見すると、
本書のレビューとしては今までになかった「インデックス投資の最初から最後まで 酸いも甘いもカバーされている」という印象を持ちました。こういった投資本の多くは、なぜこの投資法が良いのかといったところから始まり、口座の開設方法をお伝えするなど、かなりスタートの部分は重視されているものの、あまり終わりの部分ということには触れられていません。
しかし本書は出口戦略について触れられていて、積み上げた資本をどうやって切り崩していけば良いかということも紹介がされています。結局のところ、お金を増やすのがゴールではなく、その増やしたお金でどうやって生活を豊かにしていくか、という点が重要であるため、非常に投資家目線で親切だなと感じました。
(「お金は寝かせて増やしなさい」 今までとは違うインデックス投資のおすすめ書籍 - 外資系金融サラリーマンによる 金融・転職ブログより)
とインデックス投資のスタートから終わりまでをカバーしていることを評価いただいていました。
また、自己増殖する「資本」、インデックス投資の終わらせ方、最悪の事態の想定は厳しめに見積もることの3点を取り上げて、特に参考になったとありました。
ブログの他の記事を拝見すると、ご本人の個人資産は、インデックスファンドを中心とした投資信託のつみたて投資をされています。プロには金融商品の取引にいろいろ制約があり、投資信託は制約が適用されないとのことで、プロはプロで、投資信託は使い勝手が良い面があるのかもしれません。
<該当記事>
外資系金融で働く私が、実際に資産運用で持っているポートフォリオの作り方 - 外資系金融サラリーマンによる 金融・転職ブログ
プロのかたから見たら、個人投資家が書いたインデックス投資の退屈な内容だったと思われますが、じゅんしさん、過分な評価を頂き、ありがとうございました🙏
皆さまも、ご興味がありましたらぜひ書店でお手に取ってみてください。もしくは以下からどうぞ。
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