NISA口座初のロールオーバー間近! 損益計算は、2014年分の評価額でするのか、2014年~2018年の平均でするのか?

水瀬ケンイチ

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メインで使っている楽天証券から、「NISAロールオーバー申込みを10/1から開始いたします」というメールが来ました。

「本メールは8月末時点でNISAロールオーバーの対象商品を保有のお客様へお届けしております」とのこと。待ってました!



今年2018年末で、NISA制度開始初年度だった2014年分の非課税期間5年が終了するタイミングです。つまり、話に聞いていた「ロールオーバー」が、今回始めて実際に実行可能になるのです。

以前より、NISAのロールオーバー時の手続きの詳細について、気になっていました。

特に、私はNISA口座で毎年同じ商品(VT)に投資してきましたので、ロールオーバー時の損益は、2014年に取得したVTの取得額で計算するのか、2014年~2018年の取得額の平均で計算するのか。また、評価額は2014年分の評価額で計算するのか、2014年~2018年の評価額の平均で計算するのか等が気になっていました。

いくつかのネット証券に確認しましたが、「詳細は決まり次第、WEBサイト等でお知らせします」の一点張りでしたが、10/1から申し込み開始のこのタイミングなら、もろもろ詳細が決まっているだろうとメールを読んでみると……

2014年にNISA口座で買付された商品の非課税期間(5年)が、2018年末をもって期間満了となります。
非課税期間を延長し、NISA口座で保有を続けるには、翌年のNISA買付可能枠に移し替える「ロールオーバー」申込が必要となります。
ロールオーバー申込みがない場合、NISA口座の保有商品が特定口座(特定口座を開設していない場合は一般口座)に払出されます。

ロールオーバー申込みは10月1日から12月14日の期間でログイン後ウェブページより申込みいただけます。
ご希望のお客様は今しばらくお待ちください。

ご不明な点などございましたら、カスタマーサービスセンターまでお問い合わせください。
今後ともお引立て賜りますよう、お願い申しあげます。

▼NISAロールオーバーの詳細はこちら
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20180314-01.html


って、情報そんだけかい!

わかったことは、楽天証券では、

・「ロールオーバー」には申込みが必要
・申込みがない場合、NISA口座の保有商品が特定口座(特定口座を開設していない場合は一般口座)に払出される
・申込みは10月1日から12月14日の期間でログイン後ウェブページより
・まだ申し込みページはできていない

ということくらいです。ほとんど既知の情報でした。

私が特に気になっていた、ロールオーバー時の評価額は、2014年に取得したVTの評価額になるのか、2014年~2018年の評価額の平均になってしまうのかについてです。

明記はされていませんが、「NISAロールオーバーの詳細はこちら」のリンク先ページを見ると、NISAメニューの「年別保有商品詳細」画面が公開されていました。

取得額について、2014年の「年別保有商品詳細」画面では、取得価額の項目が「平均取得価額」という項目名になっており、2014年の取得価額を示す欄はありませんでした。

image06.png
NISA口座におけるロールオーバーのご案内 | 楽天証券より)

自分でログインして「年別保有商品詳細」画面ページを確認してみたところ、同様に「平均取得価額」という項目しかありませんでした。あと2週間で、ロールオーバー申込み開始なので、おそらくこのままでしょう。

このことから、どうやら、ロールオーバー時の損益は、2014年の取得額ではなく、2014年~2018年の取得額の平均で計算されてしまうっぽいです。

評価額についても、自分でログインして「年別保有商品詳細」画面ページを確認してみたところ、2014年も2015年も2016年も、すべての年で、損益率が同じになっていました。

話をわかりやすくするため、個人のNISA画面を晒してしまいましょう。

photo20180915.png

画面の上段「年別保有商品評価額」を縦に見ると、各年で合計金額にバラツキがあります。

たとえば、2016年は、他の年よりも抜きん出て儲かっているように見えます。120万円(非課税枠いっぱい投資してます)が162万円と42万円も増えているように見えます。逆に、2017年は13万円しか増えていないように見えます。

しかし、画面下段の「年別保有商品詳細」では2016年を表示しているのですが、評価損益は25万円くらいしか増えていないことになっています。ちなみに、VTの損益率 +19.07% は、2016年も2017年も、どの年の詳細画面でも同じでした。

これは、年ごとに「今年は安く買えた!」とか「今年はいまいちな高値で買ってしまった…」とか一喜一憂していたとしても、同じ商品を買っている限り、ロールオーバー時は、各年の損益は通算された平均損益額になってしまうということです。

ふつうの課税口座で同じ投信・ETFを売買する時は平均損益額になるので、薄々、そんな気はしていましたが、もしかしたら、もしかしたら、NISAのロールオーバー時だけは年別の損益で計算できるのかな?と淡い期待を抱いていました。

結局、毎年購入してきた商品のうち、指定の年に購入した分を狙いうちでロールオーバーすることはできないようです。

ちょっとつまらない気もしますが、仕方がないですね。

本来、課税口座であればなにがしかの税金を取られるはずだった投資資金を、非課税で継続運用できるのだから、ありがたい話でしかないのでべつにオッケーです😂

忘れないように12/14までにロールオーバー申込みしようっと。
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Posted by水瀬ケンイチ