【全世界株式】低コストインデックスファンド徹底比較 2018年9月末

水瀬ケンイチ

globe-34526_640.png


「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、全世界株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2018年9月末で比較しました。



※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。


photo20181010_allworld.png


全世界株式クラスの対象インデックスは、日本を含む「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」と、日本を除く「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」です。

先進国と新興国を含めた全世界の企業の株式に分散投資するインデックスです。

全世界株式クラスのインデックスファンドは、これ1本で、もしくは日本株式クラスのインデックスファンドと組み合わせて2本で、かんたんに世界の株式時価総額比率(世界市場ポートフォリオ)で投資することができるので、資産配分に納得ができればとても便利です。

三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」が、実質コスト、3年リターンにおいて、相対的に良い評価になっています。

期待されていた「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」は信託報酬が安いものの、公表された第1期の運用報告書で、実質コストが高めに出ています。

これは運用会社からも「お知らせ」が出ているとおり、純資産が大きく伸びているなかで実質コストを投信協会の簡便法で算出することにより、実際よりも高めに出ている現象のようです(プレスリリースはこちら)。

数年前、eMAXIS新興国株式インデックス登場(ノーロードの新興国株式インデックスファンドを皆が待望していた)の時と同じ現象だと思います。

<ご参考>


eMAXIS新興国株式インデックスがそうであったように、第2期以降には通常に戻るかもしれません。ただ、1年リターンもライバルファンドより少く出ているので、継続的にウォッチしていきたいと思います。

まだ第1期の決算を迎えていない「SBI・全世界株式インデックス・ファンド(旧EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド)」「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 」は、参考扱いとしています。

参考扱いのなかでは、「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」が、信託報酬が 年率 0.14% とクラス最安級で、既存の「eMAXIS 全世界株式インデックス」とマザーファンドが共通と思われることから、Slimの方はさらに良いリターンであるはずと期待できそうです。

いずれも、第1期の運用報告書がどうなっているのか、今から楽しみです。

上記の表のインデックスファンドの実質コストやインデックスとの差異は、いずれも決算日が異なり、評価期間が異なりますので、そのまま比較できませんが、表の右側の1年リターンと3年リターンは、2018年9月末時点での同じ評価期間です。比較の参考にしてみてください。

なお、リターンは複数要因が複雑に影響し合った結果なので、相対的な優劣が今後も約束されているわけではないことにはご注意を。

他のアセットクラスも含め、当ブログの「低コストインデックスファンド徹底比較」カテゴリで、定期的に更新記事を書いておりますので、インデックスファンド選びの参考にしていただけたらと思います。

いろいろありますが結論。

全世界株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2018年9月末で比較した結果、「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」が相対的に高評価でした。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。


<ご参考1>
上記の高評価インデックスファンドは、以下のネット証券で購入できます。会社名をクリックで口座開設できます(無料)
楽天証券
SBI証券

<ご参考2>
本ブログ記事は、私の著書でおすすめしたインデックスファンドのアップデート情報でもあります。本を読んでいただいた皆さまのご参考になりますように。


関連記事
広告
Posted by水瀬ケンイチ