NISA口座で無事、2014年分のロールオーバー申込み。こんな画面でしたよ(楽天証券の場合)
水瀬ケンイチ

勝手に自分の中ですったもんだがあったNISA口座のロールオーバーですが、無事、2014年分を申込みをしました。
<ご参考>
2018-09-15 NISA口座初のロールオーバー間近! 損益計算は、2014年分の評価額でするのか、2014年~2018年の平均でするのか?
2018-11-05 「どうやら、ロールオーバー時の損益は、2014年の取得額ではなく、2014年~2018年の取得額の平均で計算されてしまうっぽいです」というのはちょっと見当違いでした
今回のロールオーバーは、NISA制度が始まった2014年から初のロールオーバー実施となります。すべての投資家にとって、初の体験となるので、手続きと申込み画面のイメージを記録しておこうと思います。
上記が、楽天証券の2014年分のロールオーバー申込画面です。申込みは既に済んでしまっているので、正確には変更画面ですが、画面の構成や入力箇所はほぼ同じです。
2014年分の商品ごとに、評価額と、投資額に対する評価額が表示されています。商品ごとに、ロールオーバーするかしないかが選択できるようになっています。
「実際には年内最終価額をもとに必要な金額が算出され、ロールオーバーがおこなわれます」という注意書きがありますね。
手続きは紙の申込書で行う必要があり、提出方法を、楽天証券から郵送してもらった申込書に記入して返送する方法、自分で印刷して郵送する方法のどちらかを選びます。
このあたりは、こなれていないというか、すべてWEBサイト上で手続きが完結できるように、今後に期待です。
注意事項の確認欄にチェックを入れるようになっています。
確認事項は、ロールオーバーしないと、翌年に課税口座に払い出されること、ロールオーバーには申込書の期限内の返送が必要なこと、申込み後に売却したらロールオーバーはキャンセル扱いになることの3点です。
ここには書いてありませんが、ロールオーバーしない場合に払い出される「課税口座」というのは、特定口座を開設していれば特定口座、特定口座を開設していない場合は一般口座になります。
「一般口座に強制的に払い出されるのでは?」というご質問を読者の方々からいくつかいただいていますが、少なくとも私が利用している楽天証券では、上記の扱いになるそうです。情報ソースは以下の楽天証券のFAQです。
Q.NISA口座で保有している銘柄が非課税期間を満了する場合に、何も手続きをしないと、その銘柄はどうなりますか?
A.特定口座(特定口座を開設していない場合は一般口座)に払い出されます。
なお、非課税期間の延長を希望する場合はロールオーバーのお手続きが必要となります。
NISA口座で保有している銘柄が非課税期間を満了する場合に、何も手続きをしないと、その銘柄はどうなりますか?|よくある質問|楽天証券 より
最後に、取引暗証番号を入力して申し込みボタンをクリックすれば、WEBサイトでの申込み完了です。
申込書の到着を待って、忘れないように記入、返送したいと思います。
このまま年末までいけば、もともと100万円しかなかった非課税枠が、130万円近くに拡大した状態で、もう5年間非課税で運用できます。ありがたや、ありがたや。
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