自分の急病(死亡)に備えた「資産の預け先・残高のリスト」を作りました
水瀬ケンイチ

自分の急病(死亡)に備えた「資産の預け先・残高のリスト」を作りました。
私はビールばかり飲んで不摂生な生活をしているおっさんなので、たぶん相方よりもはやく死ぬでしょう。せっかく投資で増やした資産も、残された相方が存在を把握できなければ、受け継ぎようがないので。
実は、2年前にひとりでニューヨークに行った時(米国バンガード訪問の前後)にも、一度チャレンジしかけて挫折していました。
なにせ初めてのアメリカひとり旅です。酔っ払って危険なエリアに入り込んでしまい、命を落とすかもしれません。自分にもしものことがあった時のことを考えて(今にして思えば大げさですが…笑)、相方のために資産の預け先・残高のリストを作りはじめました。
しかし、預り金数百円とか投信1万円分とかしか入っていない口座がたくさんあって、「これでは相方が把握できない」と挫折しました。
資産の預け先・残高のリストを作るために、増え続けていた銀行・証券口座で使っていないものを徐々に解約していきました。今年はマイナンバーの届出経過措置の期限が年末に迫っていたこともあり、銀行・証券口座いわゆる「断捨離」を一気に進めました。
<ご参考>
2018/10/18 マイナンバーの届出経過措置の期限迫る。使っていない証券口座を断捨離 - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
口座数が絞り込まれて把握しやすくなったところで、資産の預け先・残高のリストを作成しました。リストには、以下の項目を記入しました。
(1) 金融機関名
(2) 口座番号
(3) 暗証番号
(4) ログインID、パスワード
(5) 主な保有金融商品とだいたいの金額
これを1枚にまとめました。ずいぶんとスッキリしたものです。
厳重な形で、家族で共有しました。
保有しているのは投資信託とETFだけなので、流動性が低い不動産やレバレッジがかかったマニアックな金融商品は保有していないのですが、ひとつだけ、一般口座でしか取り扱いがなかった頃に投資した海外ETFは、売却すると税務処理を行う必要が出てきます。
私が生きているうちに、売却と税務処理をしたいと考えています。(特定口座の海外ETFはストロング・ホールドです)
肩の荷がすこしおりました。これで安心して飲んだくれられます😋
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