「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」は eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

水瀬ケンイチ

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私も投票していた「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」の発表が行われる表彰式に行ってきました。



「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」とは?

投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼らが支持する投資信託はどれか?

証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018


有効総投票者数 241名が、有効総ポイント 1,188 を各ファンドに投票した結果、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」(三菱UFJ国際投信)がアワードを取りました。おめでとうございます!

第1位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
第2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
第3位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
第4位 楽天・全米株式インデックス・ファンド
第5位 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
第6位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
第7位 Vanguard Total World Stock ETF(VT)
第8位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
第9位 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
第10位 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

公式サイトに、投票された投信ブロガーの皆さんの選定・評価理由の抜粋が掲載されています。第1位を取った「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の選定・評価理由を引用させていただきます。

  • 業界最低水準の運用コストを目指すインデックスコストのため、迷うことなく積立を続けられます。
  • MSCIコクサイ連動インデックスファンドで信託報酬が最も安く、今後もその水準が続くと考えられるため。
  • 業界最低水準の運用コストを目指すインデックスコストのため、迷うことなく積立を続けられます。
  • MSCIコクサイ連動インデックスファンドで信託報酬が最も安く、今後もその水準が続くと考えられるため。
  • 先進国の株式に非常に低コストで投資できるのが嬉しいです。
  • 同シリーズの中でもズバ抜けて低い信託報酬を好評価しました。
    まだまだ純資産を増やして、運用会社にとっても保有者にとっても利益あるファンドを目指してください!
  • このファンドの登場により、2018年の先進国株式の信託報酬引き下げラッシュが始まったと思います。守りに回らずこれからも革命児でいて欲しいです。
  • 100円から買付でき業界最安値の信託報酬を目指すと宣言していることに期待をこめて。
  • 低コスト競争の雄として。ニッセイよりも運用成績が良いのもプラス評価。運用実績は短いですが、これからは従来の受益者を置いてけぼりにされないことを期待します。
  • 絶対的な人気と低コストに対する大きな安心感
  • eMAXIS Slimシリーズも<購入・換金手数料なし>シリーズと競って信託報酬引き下げ需要に絶えず答えてくれています。
    そのシリーズの一つである、eMAXIS Slim先進国株式も今年、信託報酬が0.109%まで引き下げられました。
    業界最低水準の運用コストを将来に渡って目指し続ける、という姿勢を高く評価したいです。
    ただ気になるのがeMAXIS(非Slim)シリーズの信託報酬を下げず、別の低コストシリーズを設定していることです。
    投資家の中にはNISA口座で非Slimシリーズを保有されている方もいるでしょう。
    そのような方は、Slimシリーズの信託報酬が引き下げられてもその恩恵を受けることができません。
    信託報酬の安いSlimシリーズに乗り換えようと思っても、
    売却してしまうと非課税のメリットが終了してしまいます。
    それに、非Slimシリーズは実店舗中心、Slimシリーズはネット証券中心に販売されています。
    非Slimシリーズの存在を知らない情弱はコストが高い非Slimシリーズを買っておけ、と言わんばかりの姿勢は若干のマイナスポイントです。
    気持ち的には<購入・換金手数料なし>外国株式が2.2ポイント、eMAXIS Slim先進国株式が1.8ポイントです。
  • 信託報酬に多大な影響をもたらしたという観点から選択いたしました。
    使用する指数となるコクサイインデックスに投資可能な商品は様々にあり、そしてどれも信託報酬は安いと言える基準ではありましたが、このeMAXIS Slim 先進国株式が低いコストに設定されたことにより、他社も追随するほどのインパクトを投資信託業界に与えました。
    またコクサイインデックス自体の成績が優秀であり、信託報酬も安く設定されていること、そして今後も投資信託業界にインパクトを与え続けることを祈願し、eMAXIS Slim 先進国株式を選択しております。
  • この一年間で私が一番買ったファンドなので投票しました。
    『業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続けるファンドシリーズ』というフレーズに惚れたインデックス投資家は多いはず!
    末永いおつきあいを宜しくお願いいたします(笑)
  • 挑戦的な信託報酬。このファンド設定で海外ETFに投資しなくても負けなくなった気がします。
  • ブロガーミーティングで当社のインデックスファンドの品質向上の余地が大きい事を知りました。これからも期待したい考えです。
  • 業界最低水準の運用コストは伊達でない。新たに超低コストファンドが新規設定された場合や既存のファンドが信託報酬を引き下げても、現在までは必ず追随している。この一本を選択し保有するだけで、大間違いでない資産形成となる。
  • 最安コストを行動し続ける姿勢に評価。
  • 先進国ファンドの経費率低下を牽引している。
  • 2018/1/30に異次元とも言える信託報酬の大幅引き下げを断行し、超低コスト時代を切り拓いた功績は大きいと考えています。また、マザーファンドの規模、厳選された販売会社、系列の受託会社、超低コストを追求する環境が揃っていますし、これまで目立った乖離も生じておらず、安心して投資ができるファンドだと思います。「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」を体現するeMAXIS Slimシリーズを牽引する代表的なファンドとして、これから更に純資産総額を積み上げていくことを期待しています。
  • 投信業界の低コスト化を引っ張る神ファンド。信託報酬0.11%は他のファンドが恐れをなして逃げ出すレベル。
  • 長期資産形成に最適解のファンドだと信じています。
  • 先進国株式クラスで信託報酬0.1177%(税込)は驚異的です。数年前では考えられない圧倒的な低コストで、この1年で最も個人投資家に貢献したファンドだと思います。三菱UFJ国際投信の顧客目線のこの1年の取り組みも素晴らしいです。
  • 2017年の12月に大幅値下げしてからほぼ1年。
    大きな乖離もなく純資産も240億を超え返還の可能性もない。ほかのファンドが値下げしたら追随づるするだろうという安心感も買っていると信じられるファンドです。
  • 先進国株式インデックスファンドに手数料値下げ競争をもたらしたから
  • 有言実行で信託報酬最安値を維持しているから
  • やはり、なんといっても「常に業界最安値の信託報酬を目指す」という部分でしょう!
    運用がどうしても似通うインデックス投資の中でも、リターンに直結する一番大きい部分が
    必ず一番安いと約束されているのが大きい!
    ただ、あくまで「独占一位」でないことが残念です。
    ニッセイ外国株と同率ではなく、少しでもいいから信託報酬を下げ勝ってくれたら…。
    いずれその時が来ると信じて、これからも応援させてもらいたいと思っています!!
  • 超ローコストで運用が安定している、競合投信の信託報酬値下げにすぐに対抗してくれる。
  • スリム先進国株は、ニッセイ外国株のような運用上の問題を抱えていません。マザーファンドは3000億円を超え、ベビーファンド自体も200億円を超えているため、安心して投資することができます。
    また、コストも最安であり、他社ファンドが値下げすれば直ちに(数日以内に)対抗値下げに動くという実績があります。
    スリム先進国株には死角が全くなく、仮にアメリカで戦ったとしても、このファンドを上回るファンドは(バンガード社のものを含めても)存在しないといってよいと思われます。
    まさにベストオブインデックスファンドの名にふさわしい、最高のインデックスファンドです。
  • 自身が一番投資しているファンドだからです!!
  • 信託報酬率が最安となるように調整が入ること、総資産額に応じて信託報酬率が下がることの2点と、現在の投資しているインデックスファンドの中で1番の実績を残しているため選定しました。
  • 株式の投資先としてセオリーとも言える先進国に、安心して投資できるインデックスファンドのひとつだと思います。
    このファンドは私のポートフォリオの最大ポーションとさせていただいています。
    私は投資初心者ではありますが、それだけこのファンドには期待と信頼を寄せているということになるのではないでしょうか。
    また、eMAXIS Slimの中でも頭一つ抜けている信託報酬の低さも見逃せません。
  • なんといっても安定性です。そしてコストも最安であり、他社ファンドが値下げすれば直ちに対抗値下げに動くフットワークの軽さも魅力です。
  • 私が毎営業日800円購入しているファンドです。信託報酬ほ低さには目を見張るものがあります。
  • 低コストの先駆け…このファンド無くしてここまでの競争は起きなかったと思います。
    信託報酬を一気に下げてくれたファンド。
    これをベースに新興国株や日本株をトッピングすれば、信託報酬最安の世界株インデックスファンドができあがり。一生積立てしますので、さらなる信託報酬削減よろしくお願いします。
  • コストが低く、今後も安心(低コストに追随していく)できるから
    大多数のインデックス投資家のコア部分である先進国株式クラスに投資できる、最も低コストなファンドだから配点を高くして投票しました。
    他社が信託報酬を下げると追従する姿勢とその対応スピードも素晴らしいです。
  • 業界最低水準のコストを将来にわたってめざし続けるファンドは伊達じゃない。
    業界の低コスト化をリードして、日本の投資環境を劇的に改善してくれているeMAXIS Slimには感謝しかないです。
  • これまで信託報酬を引き下げてきた経緯から,他社ファンドの信託報酬を強烈に意識し,業界最低水準に合わせるという強い思いを感じます。
  • 業界トップの低コストを実現し、以降も業界の低コスト競争をけん引する存在として君臨し続けていることは大いに評価できることであり、今後も業界に必要な存在として居続けると期待する。

    投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018 公式サイトより



やはり、「eMAXIS Slim」シリーズが業界最低水準のコストを将来にわたってめざし続けると運用会社が明示していること、実際に、競合ファンドがコスト最安値に引き下げを行うと直ちに追随してきた実績が、評価されているようです。

少額投資非課税制度の「NISA」や、昨年からはじまった「つみたてNISA」では、一度購入すると非課税枠は消費され、売却しても戻らない仕組みのため、より低コストな新規ファンドが出てきても「乗り換え」が困難です。

そこで、新規ファンドの設定ではなく、保有しているファンドが継続的にコスト引き下げをしてくれるという安心感が、多くの投信ブロガーから評価されたのだと思います。

「eMAXIS Slim」シリーズは各資産クラスやバランスファンドにたくさんのラインナップがあり、ブロガーの投票ポイントが分散してしまう不利な点があるにもかかわらず、ふたを開けてみればトップ10に、「eMAXIS Slim」シリーズが5本も入っており、この戦略が奏功していることがうかがえます。

また、米国株式クラスのインデックスファンドが2本もトップ10入りしてきたことも、今回の特徴だと思います。11位以下を見ても、米国株式クラスの投信・ETFが多数ランクインしています。近年ずっと市場が好調だった米国株式が、ここでも人気となっていました。

それに押し出される形で、アクティブファンドがトップ10から姿を消しました。11位以下には「ひふみ投信」「結い2101」「農林中金<パートナーズ>米国株式長期源泉F」「コモンズ30ファンド」が入っていますが、惜しくもトップ10からは外れてしまいました。

運用のパッシブ化が世界的な潮流とはいえ、インデックスファンド・オブ・ザ・イヤーではないのだし、少々寂しい気もします。

もし、アクティブファンドが日の目を見なさすぎてバランスを欠くと考えるのであれば、投票をインデックスファンド部門とアクティブファンド部門に分けるなど、工夫の余地があるかもしれません。

多くの投信ブロガーが声を上げて、それを運用会社に直接届けることができる、このアッワードが持つ意味は大きいと思います。実行委員会の皆さまには心から感謝申し上げます。

最後に、私が現地からツイッターで実況した投稿を置いておきます。ところどころ話やデータに見入ってしまい細切れの投稿ですが、会場の雰囲気が少しでも伝われば。(聞きながらのスマホ入力のため誤字脱字はお許しください…)







































❌ 究極多岐な → ⭕ 究極的な
❌ 伝道入り → ⭕ 殿堂入り
ですね。スミマセン。










最後に、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」公式ツイッターをご紹介します。公式WEBサイトには、アンケート資料や受賞ファンドごとに寄せられた投信ブロガーたちのコメント等が掲載されています。詳しい内容をご覧になりたい方はぜひどうぞ。


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Posted by水瀬ケンイチ