インデックス投資の「退屈」対策
水瀬ケンイチ
僕の投資方法は、主に、インデックスファンドの定期的定額購入です。
この投資方法の良さは、このブログでもたびたび書きましたが、論理的裏付けがあり、かつ、楽ちんなところだと思っています。
※2005.8.10のエントリ参照
しかし、この投資法には困った問題もあります。それは、「退屈」なことです。インデックスファンドの定期購入という投資法には、銘柄選択の楽しみ、投資タイミングを計る楽しみ、株主総会出席の楽しみ、新商品大ヒット!株式分割!合併!OH!マジかよ!!的サプライズの楽しみ等、ワクワクするような興奮は全くと言っていいほどありません。でも、資産運用は時間をお金に換えるという本来退屈なものです。面白い時はなにか間違っているのでしょう。
そうは言っても、投資を勉強しだすと、どうしても退屈が我慢ならないときもあるでしょう。僕の投資のバイブル、「ウォール街のランダム・ウォーカー
」の著者、バートン・マルキールもこう言っています。
そこで、僕が実践しているインデックス投資の「退屈」対策をご紹介します。
それは、『毎月インデックスファンドの定期的定額購入をするのに、購入日を決めてしまうのではなく、1ヶ月のどこで買うかは自由にする』という方法です。
株式指標、為替、世の中の情勢等、自分なりの相場観で、「今だ!!」というタイミングで、インデックスファンドの買い注文を出すのです。ただし、1ヶ月の間、特に今だ!と思うことがなくても、月末には必ず買い注文を出すようにします。
もちろん、10年単位の長期投資においては、1ヶ月の間のどこで買っても、その買い値の違いは、虫眼鏡で見なければわからないほどの小さな値動きに過ぎません。
でも、それなりの相場観みたいなものを生かすことは出来るので、「退屈」対策にはなります。「うわー高値で買っちゃったよ…」とか、「よしよし、今月は安値で買えたぞ」とか、けっこうワクワク・ドキドキ、楽しく買い付けができます。しかしながら結果的には、少なくとも毎月末には必ず購入するので、長期的に見れば、「定期的購入」になるのです。
この投資法、もう何年も続けていますが、僕はけっこう気に入っています。よかったら、皆さんもいかがでしょうか?
(追記)
「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」と命名しました。
この投資方法の良さは、このブログでもたびたび書きましたが、論理的裏付けがあり、かつ、楽ちんなところだと思っています。
※2005.8.10のエントリ参照
しかし、この投資法には困った問題もあります。それは、「退屈」なことです。インデックスファンドの定期購入という投資法には、銘柄選択の楽しみ、投資タイミングを計る楽しみ、株主総会出席の楽しみ、新商品大ヒット!株式分割!合併!OH!マジかよ!!的サプライズの楽しみ等、ワクワクするような興奮は全くと言っていいほどありません。でも、資産運用は時間をお金に換えるという本来退屈なものです。面白い時はなにか間違っているのでしょう。
そうは言っても、投資を勉強しだすと、どうしても退屈が我慢ならないときもあるでしょう。僕の投資のバイブル、「ウォール街のランダム・ウォーカー
インデックスファンド投資は、私が個人と機関投資家の両方に対して、最も強く勧めるアプローチである。しかし、「全く退屈なアプローチだ」と言う人が大勢いるのも事実だ。多少なりとも山っ気のある人なら、少なくとも運用資産のある部分は、自分の足と才覚で運用しておきたいと考えるのも、無理からぬことだ。
そこで、僕が実践しているインデックス投資の「退屈」対策をご紹介します。
それは、『毎月インデックスファンドの定期的定額購入をするのに、購入日を決めてしまうのではなく、1ヶ月のどこで買うかは自由にする』という方法です。
株式指標、為替、世の中の情勢等、自分なりの相場観で、「今だ!!」というタイミングで、インデックスファンドの買い注文を出すのです。ただし、1ヶ月の間、特に今だ!と思うことがなくても、月末には必ず買い注文を出すようにします。
もちろん、10年単位の長期投資においては、1ヶ月の間のどこで買っても、その買い値の違いは、虫眼鏡で見なければわからないほどの小さな値動きに過ぎません。
でも、それなりの相場観みたいなものを生かすことは出来るので、「退屈」対策にはなります。「うわー高値で買っちゃったよ…」とか、「よしよし、今月は安値で買えたぞ」とか、けっこうワクワク・ドキドキ、楽しく買い付けができます。しかしながら結果的には、少なくとも毎月末には必ず購入するので、長期的に見れば、「定期的購入」になるのです。
この投資法、もう何年も続けていますが、僕はけっこう気に入っています。よかったら、皆さんもいかがでしょうか?
(追記)
「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」と命名しました。
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