元号が「令和」に変わっても投資の原則は変わらず。「勝って兜の緒を締める」のが良策

水瀬ケンイチ

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先日2019年4月1日、新元号が「令和」となることが発表されました(5月1日から施行)。

出典が万葉集ということで、和風な感じが個人的には良いなと感じています。

さて、投資の話ですが、日本の株式市場は4月1日から上昇し続け、為替もすこし円安に振れて、国際分散投資をしている投資家にとっては「ご祝儀相場」という様相です。



個人投資家の間でも、上げ相場の時にありがちな、投資に対して「投資は株式100%でよい」「○○投資最強!」「○○投資には弱点がない」などのイケイケドンドンの強気発言や、投資金額が多い投資家を礼賛する(少ない投資家をバカにする)ような発言が散見されるようになっています。

いずれもリターン(利益)を得ることしか頭になく、リスク(値動き)に備えることがすっぽり抜け落ちているように見えます。

リターンとリスクは表裏一体です。

ハイリターンの裏にはハイリスクが隠れているはずです。上げ相場では、リターンはプラスであることが前提のような錯覚に陥ります。だから上記のような強気発言が出きます。しかし、いったん下げ相場になれば、リターンはマイナスになり、大きく儲かった人ほど大きな損失を被ります。

また、リスク許容度は、仕事や家庭など本人の置かれた環境や持って生まれた性格などに大きく影響され、人それぞれ異なるもので、そこに優劣はありません

にもかかわらず、大金を投資して多くのリスクを取っている人が優れていて、投資金額を抑えてリスクを抑えている人が劣っているかのような一方的な決めつけをするのは嘆かわしいことです。

相場が上げても下げても、どんなことになろうとも落ち着いて投資を継続できるように、自分のリスク許容度の範囲内の投資金額と資産配分(アセットアロケーション)を保持したいものです。

下げ相場での資産配分の見直しは「損切り」になりやすく、上げ相場での資産配分の見直しは「利益確定」になりやすいことから、資産配分のチェックは、下げ相場で損失が出てから慌ててやるのではなく、上げ相場の時にこそやって「勝って兜の緒を締める」のが良策です。

元号が変わっても、ご祝儀相場でも、投資の原則は変わりません。

菅義偉官房長官によると、新元号「令和」の出典は万葉集の「梅花(うめのはな)の歌三十二首」とのこと。

ブログ名にもある当地梅屋敷は、江戸時代まで東海道沿いの休憩地として賑わっていて、梅林が広がっていたそうですが、現在は梅の木は大幅に減ってしまいました。でも、少ないながらも咲いた梅の花は今も美しいです。

梅屋敷在住のいち個人投資家として、ブログは立ち寄っていただいた皆さまのお役に立てるような無料の情報発信で、少ないながらも小さな花を咲かせていけたらいいなと思っています。


<ご参考>
インデックス投資の具体的方法 8ステップ - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
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Posted by水瀬ケンイチ