【先進国株式】低コストインデックスファンド徹底比較 2019年3月末

水瀬ケンイチ

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「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、先進国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2019年3月末で比較しました。

※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。

それではどうぞ。



先進国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2019年3月末で比較


先進国株式クラスの対象インデックスは、「MSCI コクサイ・インデックス」です。

アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなどの先進国(日本以外)企業の株式に分散投資するインデックスです。

<購入・換金手数料なし> ニッセイ外国株式インデックスファンド」(運用会社:ニッセイアセットマネジメント)が、信託報酬、実質コスト、インデックスとの差異において、相対的に良い評価となりました。

配当込みインデックス連動のファンドなので、通常はパフォーマンスがコスト等の分だけインデックスよりマイナスになることが多いのですが、なぜかプラスに出ています。理由は「?」ですが、差異の絶対値が小さい=連動性が高いことを評価しました。

次点は、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」(運用会社:三菱UFJ国際投信)で、信託報酬(1位のニッセイと同じ)、1年リターンにおいて、相対的に良い評価となりました。

先進国株式クラスは、この2本のツートップの熾烈なコスト競争に、その他のファンドがどこまでついてこられるのか、という様相です。おそらく戦略的手数料設定(他でカバーするので採算度外視)のファンド同士の「頂上決戦」となっており、その牙城を他社が崩すのは現時点では相当難しいと思われます。

コスト競争がここまでくると、あとは「インデックスとの差異」や「リターン実績」といった品質の勝負になってきます。

その意味では、前回(2018年12月末)、「iシェアーズ 先進国株式インデックス」が1年リターンで、総合1位のファンドをも上回っており期待をもってウォッチしていました。結果的に、今回は1年リターンでインデックスeやSMTなどの旧世代のファンドをも下回っており、運用にブレがあるように見受けられ少々残念でした。

上記の表のインデックスファンドの実質コストやインデックスとの差異は、いずれも決算日が異なり、評価期間が異なりますので、そのまま比較できませんが、表の右側の1年リターン、3年リターン、5年リターンは、2019年3月末時点での同じ評価期間です。比較の参考にしてみてください。

なお、リターンは複数要因が複雑に影響し合った結果なので、今回の優劣が今後も約束されているわけではないことにはご注意を。

他のアセットクラスも含め、当ブログの「低コストインデックスファンド徹底比較」カテゴリで、定期的に更新記事を書いておりますので、インデックスファンド選びの参考にしていただけたらと思います。

いろいろありますが結論。

先進国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2019年3月末で比較した結果、「<購入・換金手数料なし> ニッセイ外国株式インデックスファンド」が相対的に高評価でした。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。


<ご参考1>
上記の高評価インデックスファンドは、以下のネット証券で購入できます。会社名をクリックで口座開設できます(無料)
楽天証券
SBI証券

<ご参考2>
本ブログ記事は、私が執筆・監修した書籍のおすすめインデックスファンド情報のアップデート版という意味もあります。今後も定期的に継続していく所存ですので、末永くお付き合いいただけるとうれしいです。


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Posted by水瀬ケンイチ