【新興国株式】低コストインデックスファンド徹底比較(2019年9月末) 「雪だるま(新興国株式)」が高評価!

水瀬ケンイチ

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「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、新興国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2019年9月末で比較しました。

※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。

それではどうぞ。



新興国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2019年9月末で比較

新興国株式クラスの対象インデックスは、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」もしくは「FTSE エマージング・インデックス」です。中国、台湾、インド、ブラジルなどの新興国の株式に分散投資するインデックスです。

SBI・新興国株式インデックス・ファンド」(運用会社:SBIアセットマネジメント)が、信託報酬、インデックスとの差異、1年リターンにおいて、相対的に良い評価になりました。愛称「雪だるま(新興国株式)」です。

SBIアセットが公表している信託報酬 年 0.1948% というのは税込表示で、比較のために税抜に割り戻すと年 0.18% となり、eMAXIS Slim やニッセイの信託報酬 年 0.189% を下回るクラス最安になります。

しかも、インデックスとの差異は±0% とインデックスファンドの理想形。普通はコスト分程度インデックスを下回るものですから、これはたまたまだと思われますが、第1期決算をうまくまとめたと思います。今後も運用がうまくいくのか、注視していきたいと思います。

また、前回6月末時点に引き続き、「SBI・新興国株式インデックス・ファンド」や「楽天・新興国株式インデックス・ファンド」のようにベンチマークのインデックスが「FTSE エマージング・インデックス」連動のファンドが、他の「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」連動のファンドよりもリターン実績が良く出ています。韓国株が含まれない(先進国扱い)の FTSE の方が、韓国株を含む(新興国扱い) MSCI よりも高パフォーマンスだったようです。

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次点は、「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」(運用会社:三菱UFJ国際投信)で、実質コストにおいて相対的に良い評価でした。

ちなみに、eMAXIS Slim シリーズは、業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けると運用会社が表明していますが、厳密には、ライバル他社のファンドの「税抜き」信託報酬に追随する方針のようで、「税込み」信託報酬で最安の「SBI・新興国株式インデックス・ファンド」には追随する気配がありません。

消費税がかからない海外ETFが投資先のライバル他社のファンドには追随しない(できない)という方針は、もしかしたら、eMAXISシリーズ唯一(?)の弱点かもしれません。

注意点として、他の資産クラスでは比較的評価が高い「ニッセイ」や「三井住友DC」が、新興国株式クラスにおいては、実質コストが1.0%を上回り、今となっては時代遅れと言われる「SMT」「eMAXIS(Slimじゃない方)」よりも高コストになっているという点。

新興国株式クラスは、シリーズ名だけで商品を選ばない方がよい資産クラスと言えます。

他のアセットクラスも含め、当ブログの「低コストインデックスファンド徹底比較」カテゴリで、定期的に更新記事を書いておりますので、インデックスファンド選びの参考にしていただけたらと思います。

いろいろありますが結論。

新興国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2019年9月末で比較した結果、「SBI・新興国株式インデックス・ファンド」(雪だるま新興国株式)が相対的に高評価でした。


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本ブログ記事は、私が執筆・監修した書籍のおすすめインデックスファンド情報のアップデート版という意味もあります。今後も定期的に継続していく所存ですので、末永くお付き合いいただけるとうれしいです。


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