日本は金持ち。あなたは貧乏。なぜ?

水瀬ケンイチ

僕が何度も読み返している投資の名著を紹介します。
この本の主張している内容は、現在の自分の投資スタンスに最も近いのではないかと思います。その本とは……


日本は金持ち。あなたは貧乏。なぜ?―普通の日本人が金持ちになるべきだ
4620312924
R.ターガート マーフィー エリック ガワー R.Taggart Murphy


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

図書館の本棚に並べられたちょっとボロい本だったのですが、そのタイトル「日本は金持ち。あなたは貧乏。なぜ?」が、当時の僕の胸に引っかかっていた疑問そのものであったので、思わず本棚に飛びついた思い出があります。
著者は外国人ですが、とってもわかりやすく、普通の日本人でも「経済的独立」をしていいんだと教えてくれた本です。余談ですが、一世を風靡したゴミ投資家シリーズの著者も、「ゴミ投資家のための人生設計入門」の中で、「経済的独立」という言葉をこの本から知った、と書いてます。

内容は、第一部で、普通の日本人でも経済的独立できる、そしてその権利があると諭し、普通の日本人が金持ちでない理由を、戦後の日本の指導者たちの方針でそう仕向けられただけだと解説する。
第二部では、日本の株式市場を「偽物の株式市場」と喝破。僕にとっても仕事や投資の実体験上、とても納得できるものがあります。
第三部では、経済的独立のためには、毎月自分の給料の10%で、アメリカ市場のインデックスファンドを購入するのが良いと主張しています。僕が毎月、バンガードのトータルストックマーケットインデックスファンドを定額購入しているのは、ズバリこの方法に則っているのです。

古い本と言うこともあり、今や一般的金融用語となっている「ドルコスト平均法」のことを「円のコスト平均化」(余計難しいわ!)と言っていたり、日本でバンガードのインデックスファンドをはじめに販売するようになるのはEトレード証券になる(実際にはマネックス・ビーンズ証券が唯一の販売会社)と書いていたり、時代を感じさせる部分があるのはご愛嬌。

まじめな普通の日本人に、ぜひ読んでいただきたい本です。
関連記事


投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ