「SBI・先進国株式インデックス・ファンド/愛称:雪だるま(先進国株式)」が信託報酬引き下げ!
水瀬ケンイチ

SBIアセットマネジメントは、「SBI・先進国株式インデックス・ファンド/愛称:雪だるま(先進国株式)」の信託報酬を、2019年12月18日から引き下げると発表しました。
SBIアセットマネジメント プレスリリース
2019/11/22 「SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))」において、「運用管理費用(信託報酬)の引き下げについて」を掲載いたしました。
信託報酬引き下げの概要は以下のとおり。
SBI・先進国株式インデックス・ファンド/愛称:雪だるま(先進国株式)
年0.1170%(税込)程度 → 年0.1027%(税込)程度
このインデックスファンドのベンチマークは、FTSEディべロップド・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)で、日本を含む先進国株式クラスです。
一般的に先進国株式クラスのインデックスファンドは、日本を除く先進国株式のMSCIコクサイ・インデックスに連動するものが多く、あまり競合ファンドがありません。
単純な比較はしづらいのですが、日本を除く先進国株式に投資する「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の信託報酬が年0.10989%(税込)なので、似たクラスのコスト最安値ファンドを追い抜いたとも言えそうです。
日本株式をどの程度ポートフォリオに組み入れるのかにつては、いろいろな考え方があります。世界の株式時価総額比率に合わせて日本株式は1割程度で良いとする考え方もある一方、日本株式:先進国株式=5:5が良いとする考え方もあります。
個人的には、日本を除く先進国株式の方が使い勝手が良い気がしますが、そこは人ぞれぞれなのでなんとも言えません。
いずれにしても、日本の個人投資家が、世界中に分散されたポートフォリオを、少額から低コストで保有できるのは良いことだと思います。
SBIアセットマネジメントさん、グッジョブ!👍
<ご参考>
上記インデックスファンドは以下のネット証券で購入できます。
・楽天証券
・SBI証券
・カブドットコム証券
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