【日本債券】低コストインデックスファンド徹底比較(19年12月末)僅差で「eMAXIS Slim 国内債券 インデックス」が高評価

水瀬ケンイチ

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「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、日本債券クラスの主要なインデックスファンドについて、2019年12月末で比較しました。

※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。

それではどうぞ。



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日本債券クラスのベンチマークである NOMURA-BPI は、「インカム収入を考慮した経過利子込時価総額加重型インデックス」(出典:野村證券金融工学研究センター)なので、株式クラスと違い、配当込み/除くの区分がなくシンプルです。

そして、信託報酬・実質コストが安いインデックスファンドが、インデックスとの差異も小さく、おおむね高リターンになっています。

eMAXIS Slim 国内債券インデックス」(運用会社:三菱UFJ国際投信)が、信託報酬、実質コスト、インデックス等の差異において相対的に高評価でした。

次点は、「ニッセイ国内債券インデックスファンド」(運用会社:ニッセイアセットマネジメント)で、信託報酬、実質コストで高評価でした。また、信託報酬等運用コストではわずかに及ばないものの、1年リターンが良かった「たわらノーロード 国内債券」(運用会社:アセットマネジメントOne)も良かったです。

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今回も日本債券クラスはあまり波乱はなく、もともと期待リターンもリスクも小さいことから、運用コストの差がそのままリターンの差に反映されやすくなっているのだと思います。他のアセットクラス以上に、運用コストが重要なアセットクラスだと思います。

今のところ、「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」が高評価ですが、僅差です。「iFree 日本債券インデックス」が、2019年8月24日から信託報酬を年0.12%(新発10年国債の利回りが1%未満の場合) に引き下げ、信託報酬 年0.12%に4つのファンドが並んでいます。

<該当記事>
大和証券投資信託委託 プレスリリース
2019/05/15 iFreeシリーズ運⽤管理費⽤(信託報酬率)の引き下げについて

各ファンドの運用コスト引き下げがフルに反映されるであろう次回の運用報告書が楽しみです。

他のアセットクラスも含め、当ブログの「低コストインデックスファンド徹底比較」カテゴリで、定期的に更新記事を書いておりますので、インデックスファンド選びの参考にしていただけたらと思います。

いろいろありますが結論。

日本債券クラスの主要なインデックスファンドについて、2019年12月末で比較した結果、「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」が相対的に高評価でした。

なお、蛇足になるかもしれませんが、現在、日本債券はほぼゼロ金利になっている状況です。これが今後ずっと継続するかどうかはわかりませんが、将来の金利上昇を予想するのであれば、金利上昇で価格が下落するインデックスファンドではなく、金利変動によって元本が変動しない「個人向け国債」を選ぶという方法もアリだと思います。

その場合は、将来の金利上昇にもある程度追随できる変動金利型の「個人向け国債 変動10年」がベターであろうと思います。当たり前ですが、運用コストは年 0% です。


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<ご参考1>
上記の高評価インデックスファンドは、以下のネット証券で購入できます。会社名をクリックで口座開設できます(無料)
楽天証券
SBI証券

<ご参考2>
本ブログ記事は、私が執筆・監修した書籍のおすすめインデックスファンド情報のアップデート版という意味もあります。今後も定期的に継続していく所存ですので、末永くお付き合いいただけるとうれしいです。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。

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Posted by水瀬ケンイチ