「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」20年1月分の実行、175回目の積み立て。悩みましたが積み立て商品変更なし
水瀬ケンイチ
「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」の20年1月分の積み立て投資を、1月21日に行ないました。 ブログで記録をはじめてから175回目の積み立てになります。
※「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」とは、積み立て投資の退屈対策のためにやっている投資法に付けたテキトーな名前です。詳しくはこちらを参照。
年明けから上げが続いていた国内株が少し下げたので(米国株は休場なのでわかりませんが)、今月はこのあたりで投資してみました。
2020/01/21 日経平均反落、終値218円安2万3864円 新型肺炎警戒 :日本経済新聞
今月積み立てた商品は、この4本です。
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
・個人向け国債 変動10年
積み立て商品に変更はありません。
じつは、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」の1位にも選ばれた「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」1本の信託報酬が年率 0.109%で、上記「eMAXIS Slim」シリーズ3ファンドを1:8:1の比率で組み合わせた加重平均信託報酬が年率 0.10974%と、オール・カントリー1本の方が少しだけ安くなっています。
だから、今年から、株式クラスの積み立て商品を、オール・カントリー1本に変更してもいいかなと思っていました。
ただ、信託報酬以外の「その他費用」を含めた「実質コスト」で計算すると、オール・カントリー1本が年率 0.178%で、3ファンドの組み合わせが 年率 0.17518%と、3ファンドの組み合わせの方が少しだけ安い計算になっています(実質コストの元データは当ブログが独自に計算したこちら)。
もしも、昨日の「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の信託報酬引き下げ発表を受けて、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」が追随値下げをしたとしたら、3ファンドの組み合わせの方がますます低コストになると思われます。
したがって、株式クラスの積み立て商品は、今までどおり3ファンドの組み合わせで変更なしとしました。
それにしても、数字が細かいですねー。ここまで低コストであれば、どちらでも大差ないと思いますが、5分くらい検討した結果を、ご参考まで。
今後も、世界中に分散した低コストなインデックスファンドなどを愚直に積み立てて、投資を続けていきたいと思います。
※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします。
<ご参考> 直近の資産配分(年2回更新)
2019年12月末の資産配分(アセットアロケーション)と主な投資商品、今後の投資方針 - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
P.S その1
上記の積み立て商品はすべて楽天証券で買いました。投信の保有でポイントが貯まり、それをまた投資できます。(社名をクリックすると口座開設できます。もちろん無料)
・楽天証券
P.S その2
現状、インデックス投資のセオリーどおりに、国内債券クラスにインデックスファンドを使いづらい状況があります。代替金融商品は何にすべきかという悩ましい問いの答えについて、拙著「お金は寝かせて増やしなさい」P.107~110で詳述しています。ご興味があればご覧ください。
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