【全世界株式】低コストインデックスファンド徹底比較(20年3月末) 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が高評価

水瀬ケンイチ

globe-34526_640.png


「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、全世界株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2020年3月末で比較しました。

※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。

それではどうぞ。



photo20200411_4.png


全世界株式クラスの対象インデックスは、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」と、「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」です。さらに、日本を含むか除くかに分かれます。

3月の「コロナ・ショック」の影響で、全世界株式クラスでも1年リターンがマイナスとなっています。ただ、全世界株式の中では日本を除くインデックスより、日本を含むインデックスの方が総体的に高パフォーマンスでした。

「日本株は低成長だ」といって嫌うかたもいらっしゃいますが、外すことで逆にパフォーマンスを落としてしまう時期もあるのだということは、覚えておくとよいかもしれません。

全世界株式クラスのインデックスファンドは、これ1本で、もしくは日本株式クラスのインデックスファンドと組み合わせて、かんたんに世界の株式時価総額比率(世界市場ポートフォリオ)で投資することができるので、資産配分に納得ができればとても便利です。

日本を含む全世界株式クラスでは、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が、実質コスト、インデックスとの差異、1年リターンにおいて相対的に良い評価でした。

日本を除く全世界株式クラスでは、「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が、信託報酬、実質コスト、1年リターンにおいて、相対的に良い評価でした。

さらに、調査時点では純資産残高が220億円ですが、今後500億円以上になった場合は、「受益者還元型信託報酬」も待ち構えているのですから、まさに「死角なし」です。

fcf88968bbfcb55f32be68a936743399_m.jpg

日本株式クラス、先進国株式クラス、新興国株式クラスの3本を株式時価総額比率(世界市場ポートフォリオ)で組み合わせるのと、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を1本だけ持つのとで、運用コストはほぼ同じとなります。

リスク資産は「もうこれ1本でいい!」というインデックス投資家が増えてくるかもしれません。インデックスファンドの「ファイナル・アンサー」の香りがします。

他のアセットクラスも含め、当ブログの「低コストインデックスファンド徹底比較」カテゴリで、定期的に更新記事を書いておりますので、インデックスファンド選びの参考にしていただけたらと思います。

いろいろありますが結論。

全世界株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2020年3月末で比較した結果、日本を含む全世界は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、日本を除く全世界は「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が相対的に高評価でした。


こんな記事も読まれています。

短期投資家にとって必要な情報と、長期投資家にとって必要な情報

世界中の株価チャートを頻繁にチェックすること、全銘柄の騰落をヒートマップでいち早く一覧表示すること、FRB議長や日銀総裁の発言を逐一チェックすること、今回の下げは過去何番目であるかを調べること。こういう情報収集に精を出している方々がいるのは知っています。短期投資家にとってはありがたい情報でしょう。でも、それは長期積み立て投資家にとって毎日チェックする必要ある?...



<ご参考1>
上記の高評価インデックスファンドは、以下のネット証券で購入できます。会社名をクリックで口座開設できます(無料)
楽天証券
SBI証券

<ご参考2>
本ブログ記事は、私が執筆・監修した書籍のおすすめインデックスファンド情報のアップデート版という意味もあります。今後も定期的に継続していく所存ですので、末永くお付き合いいただけるとうれしいです。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。
関連記事


投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ