【日本債券】低コストインデックスファンド徹底比較(20年3月末)「ニッセイ国内債券インデックスファンド」が高評価

水瀬ケンイチ

japan_bond.jpg


「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、日本債券クラスの主要なインデックスファンドについて、2020年3月末で比較しました。

※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。

それではどうぞ。



photo20200411_3.png


日本債券クラスは、3月の「コロナ・ショック」の悪影響を受けながらも、そのマイナス幅は1%以下。さすがの安定性を保っています。

日本債券クラスのベンチマークである NOMURA-BPI は、「インカム収入を考慮した経過利子込時価総額加重型インデックス」(出典:野村證券金融工学研究センター)なので、株式クラスと違い、配当込み/除くの区分がなくシンプルです。

そして、信託報酬・実質コストが安いインデックスファンドが、インデックスとの差異も小さく、おおむね高リターンになっています。

ニッセイ国内債券インデックスファンド」(運用会社:ニッセイアセットマネジメント)が、信託報酬、実質コスト、インデックス等の差異において相対的に高評価でした。

次点は、「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」(運用会社:三菱UFJ国際投信)で、信託報酬、実質コストで高評価でした。また、1年リターンが総体的に高かった「iFree 日本債券インデックス」(運用会社:大和アセットマネジメント)も良かったです。

361eceaca688af5db2c8fefd15f4ba82_s.jpg


日本債券クラスは、もともと期待リターンもリスクも小さいことから、運用コストの差がそのままリターンの差に反映されやすくなっています。他のアセットクラス以上に、運用コストが重要なアセットクラスだと思います。

「ニッセイ購入・換金手数料なし」や「eMAXIS Slim」に加えて、昨年、2019年8月24日から信託報酬を年0.12%(新発10年国債の利回りが1%未満の場合) に引き下げた「iFree 日本債券インデックス」が、じわじわ1年リターンで成果をあげているように見えます。

今後もライバル争いが激しくなりそうです。

ただ、外国かつ株式である先進国株式クラスの信託報酬水準が年 0.1% を切っているなか、国内かつ債券である日本債券クラスの信託報酬水準は、もう一段下がる余地があるのではないかと思っています。

他のアセットクラスも含め、当ブログの「低コストインデックスファンド徹底比較」カテゴリで、定期的に更新記事を書いておりますので、インデックスファンド選びの参考にしていただけたらと思います。

いろいろありますが結論。

日本債券クラスの主要なインデックスファンドについて、2020年3月末で比較した結果、「ニッセイ国内債券インデックスファンド」が相対的に高評価でした。

なお、蛇足になるかもしれませんが、現在、日本債券はほぼゼロ金利になっている状況です。これが今後ずっと継続するかどうかはわかりませんが、将来の金利上昇を予想するのであれば、金利上昇で価格が下落するインデックスファンドではなく、金利変動によって元本が変動しない「個人向け国債」を選ぶという方法もアリだと思います。

その場合は、将来の金利上昇にもある程度追随できる変動金利型の「個人向け国債 変動10年」がベターであろうと思います。当たり前ですが、運用コストは年 0% です。

金利が高いネット銀行の定期預金でもよいかと思いますが、その場合はペイオフで保護される1000万円以下であることと、金利変動をウォッチして金利が高い銀行へ預けかえる手間がかかることに注意が必要です。

資産運用はできるだけ「ほったらかし」にしたい私は、日本債券クラスの大半を個人向け国債変動10年にしています。

こんな記事も読まれています。

いつもどおり一歩ずつ、一歩ずつ

国内外の株式市場が下落しています。ツイッター等のSNSでは、下げ相場恒例の「おはぎゃああああ」に加えて、ネガティブ情報を必死にリツイートしまくる人が増えています。たとえば、急落した株価指数のチャートや、なぜか時間外に先物のチャートまで送ってきたり、どこで見つけてきたのか真っ赤なヒートマップみたいな画像(?)を送ってきたり、逆に発言が一切なくなり行方不明状態になったり。かなり動揺している雰囲気を感じる...



<ご参考1>
上記の高評価インデックスファンドは、以下のネット証券で購入できます。会社名をクリックで口座開設できます(無料)
楽天証券
SBI証券

<ご参考2>
本ブログ記事は、私が執筆・監修した書籍のおすすめインデックスファンド情報のアップデート版という意味もあります。今後も定期的に継続していく所存ですので、末永くお付き合いいただけるとうれしいです。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。
関連記事


投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ