お金の3密を避けるとな
水瀬ケンイチ
トウシルに、コロナ対策の「3密」がお金にもぴったり当てはまるという痛快な記事が掲載されています。
金融マンにも3密回避!お金を守る「呪文」とは? | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、新型コロナウイルス(以下コロナ)に対する警戒を怠ることはできない状況が続いている。政府は、コロナに警戒しながら日常の活動を行う「新しい生活様式」の普及を後押ししている。 日本のコロナ対策で繰り返し強調さ…
詳しくは上記記事をご覧いただきたいのですが、ざっくりいうと以下の3点です。
(1)「密閉」の回避
→ 金融機関の応接室、区切られたブースのカウンター、自宅で金融商品の話を聞く状況は避ける
(2)「密集」の回避
→金融商品の相談会付きセミナーのような機会を避ける
(3)「密接」の回避
→セールスマンと近い距離で話すことを避ける
これ、最高じゃないですか?
最近は、新型コロナ対策で誰もが耳にタコができるほど聞いている「3密(密閉・密集・密接)」を、高コストな金融商品を販売したい金融機関がよく使う手法のダメ出しに見事に当てはめています。
山崎元氏の著書や公開されているコラムはだいたいすべて読んでいると思いますが、この「お金の3密」は、ここ最近でいちばんの大ヒットだと個人的に思います(上から目線に見えたらゴメンナサイ)。それくらい痛快なのが「お金の3密」でした。
私なんかがあれこれしょうもない補足をする余地がまったくない完成されたコラムだと思うので、ご興味がある方は、ぜひ上記コラムをご覧ください。
山崎元氏しかり、カン・チュンド氏しかりですが、どうすればこういう痛快でわかりやすい例え話を思いつくことができるのでしょうか?
うらやましいですが、きっと、お金や投資について、どうすればわかりやすい説明になるのか、わかりやすいたとえ話はないかと、普段からアイディアを探しておられるのでしょうね。
投信ブロガーのはしくれとして見習わなくては。
- 関連記事
-
-
鶏を買った男と、株式ETFを買った男の話 2021/01/25
-
まとまった資金がある場合、一括投資か分割投資のどちらがよいのか? 2021/01/23
-
インデックス投資家でもある厚切りジェイソンさんがアナザースカイIIに出演。言葉が心にズバズバ刺さる! 2021/01/21
-
自分がやっている投資はバイ&ホールド戦略なのか、トレンドフォロー戦略なのか 2021/01/09
-
個人投資家の9割が株で負けている理由と「信用取引評価損率」の推移 2021/01/06
-
2020年12月末の資産配分(アセットアロケーション)と主な投資商品、今後の投資方針 2021/01/02
-