今年投資デビューしてコロナショックを体験した3800人の回答が頼もしい!

水瀬ケンイチ

1476831_m_20200621.jpg


日経マネーが実施した「2020年個人投資家調査」で、3万4973人の個人投資家が回答し、そのうち、今年投資デビューした3800人にフォーカスしたデータが日本経済新聞に掲載されていました。



今年投資デビューした3800人に聞く 今の悩みは?

日経マネーが実施した「2020年個人投資家調査」では、3万4973人の個人投資家から資産運用についての回答を得た。この結果を基に、コロナショックに直面した個人投資家の現状や、勝ち組投資家の運用手法など


今年投資デビューしたかたの多くは、コロナショックという暴落を経験されています。控えめに言っても、デビュー早々「大変な目」にあってしまった方々です。

しかし、調査結果は意外にも、「順調にスタートを切れた」とする回答が6割にも達して、「運用の規模を縮小したい」「もうやめたい」と回答した人の合計は1%に満たなかったようです。



暴落にうろたえず「順調なスタート」と言えるとは、投資家として腰が座っています。

なんたる頼もしさ。あっぱれ!!

暴落で資産がみるみる減っていくという体験は、気持ちの良いものではありません。心がざわざわするとてもつらいことだと思います。こわくなって逃げ出したくなる人が多いのもわかります。

ただ、とてもつらいけれど、備えと心構えができていれば、耐えることはできるはず。投資に暴落はつきものであり、冷静に投資を継続できればいつか回復するどころか、むしろ将来のパフォーマンス向上に大いに役に立つものでもあります。

だから、投資デビュー後まだ投資金額が少ない時に、暴落というものを体感できることは、長い目で見れば良い経験だということは、ベテラン投資家なら理解できることだと思います。

それを今年投資デビューしたばかりの方々が、既に理解しているということは、しっかりと勉強されていることがうかがわれます。

何で勉強した影響なのかと興味深く読みすすめると……



本の影響と、それからユーチューバーの影響が大きいようですね。

本は「金持ち父さん 貧乏父さん」(ロバート キヨサキ著)や、「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」(山崎元、大橋弘祐著)などのベストセラーがランクインしていました。

(拙著「お金は寝かせて増やしなさい」もランキングにすべりこんでいました。ありがとうございます!)

本で勉強するのは、時間のコスパが高いと思います。

本は著者と編集者で構成を練りに練って執筆され、校正さんのチェックなど複数人の手によって作られた、ひとまとまりの体系的情報なので、未知のことを短時間で学ぶにはもってこいだと思います

ユーチューバーでは「両学長 リベラルアーツ大学」や「中田敦彦のYouTube大学」がランクインしていました。

活字が苦手なかたや時間がふんだんにあるかたは、YouTubeで学ぶのも悪くないと思います。なんといっても、ビジュアルと音声と効果音などでわかりやすさがすごい。

YouTubeで一から十まで知ろうとすると相当な視聴時間が必要なのですが、時間がふんだんにあるかたにとっては関係ないですもんね。

いずれにしても、今年投資デビューした3800人の調査回答者の方々は、コロナショックのなかにあっても、投資には暴落がつきもので継続することが大切という超・重要ポイントをすでに学んでいたと思われます。

彼らが、知識と経験を両方たずさえ、これからも投資を継続して、目標を達成できますように。

関連記事


投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ