【全世界株式】低コストインデックスファンド徹底比較(20年6月末) 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が高評価

水瀬ケンイチ

globe-34526_640.png


「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、全世界株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2020年6月末で比較しました。

※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。

それではどうぞ。



photo20200710.png


全世界株式クラスの対象インデックスは、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」と、「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」です。さらに、日本を含むか除くかに分かれます。

前回(20年3月)に引き続き、今回も全世界株式の中では日本を除く全世界株式より、日本を含む全世界株式の方が全体的に高パフォーマンスでした。

なんとなくのイメージで「日本株は低成長だ」といって嫌うかたもいらっしゃいますが、日本株を外すことで逆にパフォーマンスを落としてしまう時期もあるのだということは、しっかりと目に焼き付けておきたいところです。

全世界株式クラスのインデックスファンドは、これ1本で、もしくは日本株式クラスのインデックスファンドと組み合わせて、かんたんに世界の株式時価総額比率(世界市場ポートフォリオ)で投資することができるので、資産配分に納得ができればとても便利です。

日本を含む全世界株式クラスでは、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が、実質コスト、インデックスとの差異、1年リターンにおいて相対的に良い評価でした。

日本を除く全世界株式クラスでは、「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が、全評価項目(信託報酬、実質コスト、インデックスとの差異、1年リターン)において、相対的に良い評価でした。

さらに、調査時点(20年6月末)ではオールカントリーが純資産残高349億円、除く日本が219億円ですが、今後500億円以上になった場合は、「受益者還元型信託報酬」でのコスト引き下げも待ち構えているのですから、まさに「死角なし」です。

fcf88968bbfcb55f32be68a936743399_m.jpg

日本株式クラス、先進国株式クラス、新興国株式クラスのインデックスファンド3本を株式時価総額比率(世界市場ポートフォリオ)で組み合わせるのと、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を1本だけ持つのとで、運用コストはほぼ同じとなります。

リスク資産は「もうこれ1本でいい!」というインデックス投資家が増えてくるかもしれません。インデックスファンドの「ファイナル・アンサー」の香りがします。

要注意ファンドとしては、「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」(雪だるま全世界株式)で、他のファンドと比べて直近1年リターンが低すぎる異常値が出ています。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のじつに半分以下。「雪だるま」は新興国株式クラスでは優秀なのに全世界になるとダメとは、なかなか気が抜けませんね。

他のアセットクラスも含め、当ブログの「低コストインデックスファンド徹底比較」カテゴリで、定期的に更新記事を書いておりますので、インデックスファンド選びの参考にしていただけたらと思います。

いろいろありますが結論。

全世界株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2020年6月末で比較した結果、日本を含む全世界は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、日本を除く全世界は「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が相対的に高評価でした。


こんな記事も読まれています。

低コスト投信の重要性とそれ以上に重要なこと

日本経済新聞に、投資信託のコストが低いことの重要性について書かれた記事が掲載されています。...



<ご参考1>
上記の高評価インデックスファンドは、以下のネット証券で購入できます。会社名をクリックで口座開設できます(無料)
楽天証券
SBI証券

<ご参考2>
本ブログ記事は、私が執筆・監修した書籍のおすすめインデックスファンド情報のアップデート版という意味もあります。今後も定期的に継続していく所存です。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。
関連記事


投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ