コロナショックと歴代の暴落相場を比較してみると見えてくるものがある

水瀬ケンイチ

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2020年現在進行形のコロナショックと、2008年リーマンショック、2000年ITバブル破裂、1929年世界大恐慌を比較した情報がトウシルに掲載されています。



リーマン、世界恐慌…暴落史からコロナに生かす3つの教訓 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

「歴史は繰り返さないが、しばしば韻(いん)を踏む」は広く知られる相場格言です。大きな相場変動に見舞われたとき、専門家たちがまず調べるのは、過去の似たケース。新しい事態は過去の韻を踏むのか、踏まない場合は何が異なるのか、を突き詰めます。時代…


詳しくは上記トウシルの記事をご覧いただきたのですが、無理やりまとめると、コロナショックから一旦回復したように見える足元の金融相場の持続性に過信は禁物という内容です。

その中でも特に興味深いのが、コロナショックとそれぞれの危機のチャートを重ね合わせたグラフです。

リーマンショック(2008年)との比較



ITバブル破綻(2000年)との比較



世界大恐慌(1929年~)との比較



どうでしょうか。過去の危機と比較すると、現状はまだまだ「暴落の初期段階」と見えなくもないですね。

特に世界大恐慌(1929年~)が酷い。1929年からズルズルと下げ続け、8年くらい経っても元値の半分も回復していません。これ、いま投資家に大人気の米国株ですよ。S&P500ですよ。こういう時期だってあったのです。

もちろん、暴落の要因や世界中の財政金融政策など、過去の危機と現在は状況が異なるし、過去の暴落継続期間がそのまま未来もくり返されるといえる根拠はありません。

ただ、もうコロナショックは終わったと言い切る根拠もないのが現状だと思います。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」(ビスマルク)という名言があるとおり、自分の経験からだけでなく、過去の人々の焼け付くような苦い経験からも何かを学びたい。

日本では新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言は解除され、経済活動が徐々に再開されていますが、有効なワクチンもないままであり、いつ市場暴落の第2波、第3波が来てもおかしくない状況だと思います。

危機は去ったとばかりにハイリスクな資産配分に変更したり、レバレッジを掛けてみたりするのはいかがなものかと思います。自分のリスク許容度が上がったのならわかりますが。

私は市場がいつ暴落(暴騰)しても市場に居続けることができるように、自分のリスク許容度の範囲内の資産配分を維持したいと思います。


2020年6月末の資産配分(アセットアロケーション)と主な投資商品、今後の投資方針

毎年2回、6月末と12月末に資産配分(アセットアロケーション)の把握をしています。2020年6月末の資産配分を確認しました。この半年の間に、「コロナ・ショック」という株価暴落がありました。果たしてどうなっているのでしょうか。...


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Posted by水瀬ケンイチ