投信積み立ては銀行引き落としから、クレジットカード決済の時代へ
水瀬ケンイチ
ポイントが貯まるクレジットカード決済の投信積み立てサービスが拡大しています。
前回はポイントで株式を疑似運用するサービスを紹介しました。今回は投資でクレジットカードのポイントを獲得するサービスについて紹介します。7月からタカシマヤカードで投資信託の積み立てができるサービスが始ま
詳しくは上記日本経済新聞電子版の記事をご覧いただきたいのですが、現在、ポイントが貯まるクレジットカード決済の投信積み立てサービスを提供している金融機関は以下のとおり。
- タカシマヤカード(SBI証券)
- エポスカード(tsumiki証券)
- 楽天カード(楽天証券)
- セゾンカード・UCカード(セゾンポケット)
- 三井住友カード(SBI証券) ※来年から
上記記事によれば、クレジットカードで投信積み立てができるメリットは、「ポイントの獲得だけでなく、入金する手間が不要になること」とあります。
たしかに、最近は銀行から証券会社へのリアルタイム入金サービスであっても、セキュリティ向上のためID、パスワード、第二暗証番号の入力など、たくさんの手順を踏む必要があります。
クレジットカード決済だと証券会社から直接決済できるので、手間がかからず楽ちんなうえに、ポイントまで付きます。投信積み立てにおいて、時代は銀行引き落としから、クレジットカード決済に移行しつつあるのかもしれません。
毎月の積み立て金額に上限があったり、ポイントもふつうのショッピングで付く還元率よりも低かったりといった制限はあるものの、決済が楽ちんな上に、ノーリスクでクレジットカードのポイントまで獲得できる。まったく、個人投資家にとって良い時代になったものです。
個人的には、楽天証券+楽天カードの組み合わせを利用しています。
- 関連記事
-
-
鶏を買った男と、株式ETFを買った男の話 2021/01/25
-
まとまった資金がある場合、一括投資か分割投資のどちらがよいのか? 2021/01/23
-
インデックス投資家でもある厚切りジェイソンさんがアナザースカイIIに出演。言葉が心にズバズバ刺さる! 2021/01/21
-
自分がやっている投資はバイ&ホールド戦略なのか、トレンドフォロー戦略なのか 2021/01/09
-
個人投資家の9割が株で負けている理由と「信用取引評価損率」の推移 2021/01/06
-
2020年12月末の資産配分(アセットアロケーション)と主な投資商品、今後の投資方針 2021/01/02
-