コロナショックは半年でいったん概ね回復か
水瀬ケンイチ
日米の株価が上昇し、2月下旬のコロナショックの暴落ぶんはいったん概ね回復したようです。
NY株価 ダウ平均値上がりし5か月半ぶりの高値 | NHKニュース
【NHK】12日のニューヨーク株式市場は、景気の先行きへの期待からダウ平均株価は値上がりし5か月半ぶりの高値となりました。
株価 終値 約2か月ぶりに2万3000円台回復 | NHKニュース
【NHK】13日の東京株式市場、日経平均株価の終値は、およそ2か月ぶりに2万3000円台を回復しました。新型コロナウイルスのワクチ…
昨夜、ダウ平均株価は5か月半ぶりの高値となり、S&P500は今年2月の最高値とほぼ同じ水準となり、コロナショックで急落した分を取り戻しました。
今日の日経平均株価は3日続伸し、2万3000円台を回復。コロナショックで急落する前の水準(2月21日終値の2万3386円)に近づきました。
回復に要した時間は半年間でした。
コロナ禍への対応では、個人的に本業の仕事で出張キャンセルやら在宅勤務やらでバタバタしているうちに夏季休暇に入ってしまった感じです。
投資活動としては、積み立て投資を継続する以外は、とくに何もしなかったうちに回復してしまいました。
明けない夜はないし、止まない雨はない。
これから二番底、三番底が来る可能性はあるので油断はできませんが、コロナショックという暴落におけるひとつの事実として、「半年でいったん概ね回復したこと」を記録しておきたいと思います。
今後も、世界中に分散した低コストなインデックスファンドなどを愚直に積み立てて、投資を続けていきたいと思います。
「1000年に一度」の大震災からたった1年で平均株価がほぼ回復したという事実
本日、日経平均は10,255円となり、震災後の高値を更新したそうです。(SBI証券のチャートより)世界各国からの支援や政府・日銀の金融緩和政策のおかげもあるかとは思いますが、日本という国の経済は意外としぶといものだと思わずにはいられません。「1000年に一度」と言われた未曾有の大震災からも、たった1年で平均株価がほぼ回復したということは、ひとつの事実として覚えておきたいと思います。...
- 関連記事
-
-
今後10年間の国内債券インデックスのリターンは、金利上昇でもプラス!? 2020/11/23
-
「ウォール街のランダム・ウォーカー」著者バートン・マルキール氏から力強いメッセージ 2020/10/27
-
コロナショックは半年でいったん概ね回復か 2020/08/13
-
ハワード・マークス氏が「株はもう買い時、積み立てで」って、あれ? 2020/04/07
-
マイナス金利は日本だけではなかった!? 2019/04/14
-
投資信託の制度・規制緩和の年表、インデックス投資の(勝手)年表 2018/12/15
-