先進国のGDPはアジア新興国に「既に」追い抜かれている

水瀬ケンイチ

city-1283140_1920_20200922.jpg


前回の記事「投信エキスポ2020」基調講演でのポストコロナの資産運用法が興味深い!では、「投信エキスポ2020」(2020年9月12日開催)の基調講演その1の内容を取り上げました。

基調講演その2もあります。その2は、その1の内容をふまえた資産配分とファンド選定の提案になっています。



投信エキスポ2020イベントレポート 基調講演2

ニューノーマル(新常態)時代の資産配分とファンド選定は自分自身で決める


上記の講演記録の中から、興味深いデータをひとつだけ取り上げたいと思います。

世界のGDPに占める「米国を中心とした先進国(G7+EU加盟国)」と「中国を中心としたアジア新興国」の比率です。


「中国を中心としたアジア新興国」は注釈によると「IMFの定義に基づく」とあります。IMFのWEBサイトで確認したところ、アジア新興国とは中国、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムの7か国のことでした。

これら7か国を合わせたアジア新興国は、1980年以降GDP比率を拡大してきて、先進国との差は年々小さくなっていき、ついに2020年には先進国のGDP比率を抜いて逆転しています。

基調講演その1では単一国で見て、2030年に中国のGDPが米国を抜くという話が出てきましたが、先進国とアジア新興国というカテゴリで見ると、2020年現在、先進国は「既に」追い抜かれているという事実。

これは世界経済の有り様として、知っておいてよい。ブログに記録しておきたいと思います。

関連記事


投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ