三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングにZoomで参加して、良いところも悪いところも聞いてきました

水瀬ケンイチ

photo_20201106.jpg


先日、三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングに参加しました。



Zoomを使ったオンラインでのミーティングで、全国から40名くらい参加していました。

とはいえ、参加者はビデオ非表示&音声ミュートなので、画面上のアカウント名で見るくらいしかできず、どなたがいらっしゃったのかはよくわかりませんでした。そのかわり、ミーティング中はチャットの投稿が自由にできて、司会のかたも時々コメントを拾いながら進行していました。

内容は以下の2つでした。

1. インデックスファンドに関するパフォーマンス要因のご紹介と足元の実績について
2. ファンド・マネジャーへの質問会

インデックスファンドに関するパフォーマンス要因の紹介としては、以下の5つがあるとのこと。

①対象ベンチマークの違い
②ファンドスキーム
③(投資先)ファンドの運用規模
④ファンドの資金動向
⑤コスト

個人的には、上記のようにファンドが指数より下ブレする要因だけでなく、指数の税率(例:米国30%)とファンドの税率(例:米国10%)が違うことや、貸株の活用など、ファンドが指数より上ブレする要因についても、正直に語られていたところが興味深かったです。

その上ブレ要因を加味してもなお下ブレ要因の方が強く、通常、インデックスファンドは指数から少し下ブレしてしまうのが普通なのだと思い知ります。

また、資料の中でeMAXIS Slimと競合他社ファンドのパフォーマンスが、全世界株式、先進国株式、米国株式、新興国株式でそれぞれ詳しく比較されていました。概ねeMAXIS Slimがトップになっていましたが、新興国株式など競合他社ファンドの方がパフォーマンスで上回っている資産クラスもありました。

このあたりは、当ブログで定期的に比較しているインデックスファンド比較シリーズ記事(該当記事カテゴリ)でも同様の傾向が見て取れますので、適正に開示しているなという感じです。

ファンド・マネジャーへの質問会では、事前に募集された質問に加えて、ミーティング中のチャットで出た質問にも回答してくれました。

印象に残っている質問は以下のとおり。

・先物を使うことでコストが下がるロジックを教えてほしい
→新興国など高くなりがちな売買手数料や保管費用などを抑えられる。

・運用で大変なことは何か
→外国人投資家に対する規制が厳しい国への投資の準備、小型株の出来高が少なく買えないことがあるなど。

・運用者は発注する時に緊張したりしないのか
→1兆円などふだんの生活では見たことのない金額の発注があり、最初は誰でも緊張する。若手の発注案を中堅とシニアマネージャーで確認する3人体制で発注している。

・MAXISのETFで分配金が他社のETFよりも低いことがあったが
→新規設定から間もないうえに資金流入が多く、分配金の希薄化が起きた。今は落ち着いている。

・運用報告書のデータは小数点第一位ではなく第二位まで記載してほしい
→そのとおりなので検討する。(ここで三菱UFJ国際投信のインデックス運用チームからも「頑張った結果が見えるようになるのでぜひ!」とのコメントあり)

・eMAXISとeMAXIS Slimを併合してほしい(※同じ意見が2回出た)
→システム上のハードルが高い。信託銀行や販売会社すべての対応が必要。


他にもあったかと思いますが、印象に残っているのは以上です。記憶を頼りに書いているので、記載内容の詳細が異なっていたら申し訳ございません。事実関係が異なる場合、ご連絡いただければ修正いたします。

全体的に、良いところも悪いところも隠さず開示しながら、運用者が頑張っている姿が垣間見られるよい機会であったと思います。参加してよかったと思いました。

(冒頭の写真は用意された「フォトセッションタイム」でキャプチャした画像です)


P.S
QUICK Money World にも記事が掲載されています。

投信ブロガーがリモート集結! MUKAMがイベント開催 - 資産運用・資産形成|QUICK Money World - 株式投資・マーケット・金融情報の総合サイト

三菱UFJ国際投信(MUKAM)は5日夜に「ブロガーミーティング」を開催した。このイベントはブログなどで自身の資産運用の内容や考え方を発信しているブロガーとの交流を目的に定期的に開いている。前回5月に続いて今回もビデオ会 […]

関連記事


投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ