2020年 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーで読まれた記事ランキングベスト10

水瀬ケンイチ

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新型コロナウイルス感染症や東京オリンピック延期、米国大統領選挙など、いろいろありすぎた2020年も、残すところあとわずか。

激動の1年を振り返る意味で、2020年に当ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」で読まれた記事ランキングベスト10を、ページビュー(PV)を調べながら書いてみたいと思います。


第10位 高配当株への投資、なにか勘違いしてませんか?

高配当の個別株への投資の「配当金額は安定して出ていたのに、株価が落ち込んで大きな損失を被った」という失敗例について取りあげたものです。チャリンチャリンと定期的に払い出される配当金は魅力的に見えるかもしれませんが、投資のほんとうの成否は、インカムゲイン(配当・分配金)+キャピタルゲイン(売買差益)=「トータル・リターン」で決まります。「配当生活」への過剰期待にご注意を。


第9位 「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」20年3月分の実行、177回目の積み立て。信じられないかもしれませんがいつもどおりです

毎月実施している積み立て投資の報告記事です。15年以上毎月定例で書いている平凡な記事が、なぜこんなに読まれたのか、最初はわかりませんでした。あらためて日付を見て納得。2020年3月10日というコロナショックの暴落のど真ん中だったからです。

大暴落でみるみる資産が溶けていく中ですから、投資タイミングをはかる多くの人たちから「こ、こいつ正気か!?」という好奇の目で見られたのでしょう。暴落時にも逃げることなくしっかりと積み立てを続けることで、平均購入単価を効果的に下げられます。私からすれば、いつものことをいつもどおりにやっただけです。


第8位 コロナショックと歴代の暴落相場を比較してみると見えてくるものがある

2020年3月に起きた暴落「コロナショック」について、7月時点で一旦回復したように見えた足元の相場に過信は禁物ですぞという内容でした。リーマンショック(2008年)との比較、ITバブル破綻(2000年)との比較、世界大恐慌(1929年~)との比較を取り上げました。これを見ると、現時点でもまだまだ暴落の序の口なのかもしれません。


第7位 厚切りジェイソンさんもインデックス投資家! しかも33歳にして早期リタイア達成

お笑い芸人の厚切りジェイソンさんのインタビュー記事の紹介。徹底した節約で収入の9割を投資に回し、33歳にしてFIRE(Financial Independence, Retire Early)、つまり早期リタイアできたとのこと。しかも、彼の投資手法は、世界中に分散したインデックスファンドをドルコスト平均法で積み立てて長期保有するという、まさに「インデックス投資」でした。


第6位 いつもどおり一歩ずつ、一歩ずつ

これもコロナショックのまっただ中の記事です。セゾン投信の中野社長のコラムを取りあげて、「つみたてNISA」では誰もが自然に、「値動きに心乱されず、どっしりとした長期投資家」になることができると書いたものです。余計なことをしないで、いつもどおり一歩ずつ、一歩ずつ、積み立て続けることをやめない。それは、とてもシンプルながら、私自身がリーマンショック、東日本大震災などの危機を生き残って資産を増やすことができた秘訣でもあります。


第5位 短期投資家が安値で投げ売った株を、長期積み立て投資家が安値で拾っている

コロナショック悲観ムードにつつまれていたなかで、インデックスファンドの「eMAXIS」シリーズへの資金流入が加速して、20年3月には流入額最高更新という現象が起きていることを取りあげました。全員が売りまくっているように見えても、どこかで誰かが買っているから、市場で株式銘柄に価格(=株価)が付いているのですね。


第4位 2020年6月末の資産配分(アセットアロケーション)と主な投資商品、今後の投資方針

半年ごとに更新している資産配分(アセットアロケーション)と主な投資商品の2020年6月末時点の記事です。たいしたアロケーションではないし、投資商品もスタンダードなものばかりですが、一定のPVがあるようです。他人がどんなものにどれくらい投資しているのかは、やはり気になるものなのでしょうね。


第3位 (30,622PV)

株価乱高下のなか、バンガードさんから長期投資家に向けたナイスアシスト! 衝動的な売買にご注意あれ

今週は世界中で株価が乱高下しました。市場が急に大暴れしだしたので、びっくりした方々もいらっしゃると思います。なんでも、世界中で新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、NYダウが1987年の「ブラックマンデー(暗黒の月曜日)」以来の大暴落となるなど、5日続けて1000ドルを超えて乱高下したそうです。たいへんな大騒ぎの状況のなか、バンガード・インベストメンツ・ジャパンさんが、良い情報を発信されていました。資産の...

コロナショックでたいへんな大騒ぎのなか、バンガード・インベストメンツ・ジャパンさんが、良い情報を発信されていました。価値あるデータの図表が取りあげられていたので、ぜひ今からでも見てほしいです。

その図表は、「世界的な強気相場によるリターンは弱気相場の損失を補って余りある」ということを示していました。私は別の見方もできると思いました。そのデータを見ると、本格的な下げ相場は1~2週間では終わらず、数か月~数十か月続いていることを示しています。(※逆に上げ相場も同様に続いている)

だから、長期投資家は、毎日朝から晩まで相場の上げ下げをツイッターで実況したり、見たりしていたら、心身がもたないですよということです。長期投資家が歩く道のりはまだまだ長い。あわてないで、のんびりいきましょうや。


第2位 (38,195PV)

インデックス投資の具体的方法 8ステップ

「水瀬さんが考えるインデックス投資の方法って具体的にどんな感じですか?」ブログを始めて8年目、こんな質問をされることが増えてきました。ほとんど毎日インデックス投資に関するブログ記事を書いているのですが、その本数も2,000本を超え、すべてに目を通すのはおよそ無理というレベルになってしまいました。なので、要点がつかみにくくなっているんだろうなぁと推測しています。そんな時に「ここを見てください」と言えるペー...

当ブログの看板シリーズ記事、「インデックス投資の基本」カテゴリのまとめ記事です。

これは、インデックス投資のバイブルである「ウォール街のランダム・ウォーカー」(バートン・マルキール著)などの投資の古典をもとに、日本の投資環境に合わせてアレンジし、自分が実践しながら学んだ他の識者たちの主張の良いところをつまみ食いして、ネット上の無料ツールなどの便利情報をあわせてまとめたものです。

このシリーズ記事は、私を含め、投資が仕事でも趣味でもない「ふつうの会社員」にとって、最初に知っておいて損はない知識だと思います。骨子の部分は変わりませんが、おすすめのインデックスファンドや書籍の情報をアップデートしています。


第1位 (52,599PV)
当ブログの看板企画である低コストインデックスファンド徹底比較シリーズ記事をまとめたカテゴリです。

定期的(3か月ごと)に主要な低コストインデックスファンドを徹底比較しています。日本株式、先進国株式、新興国株式、全世界株式、国内債券という資産クラスごとのインデックスファンド同士を、信託報酬、実質コスト、インデックスとの差異、1年リターン、3年リターン、5年リターンでそれぞれ比較しています。

これらの記事は、私が執筆・監修した書籍に掲載したインデックスファンド情報のアップデート版という意味もあります。今後も定期的に継続していく所存です。


以上、2020年 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーで読まれた記事ランキングベスト10でした。たくさんのアクセス、ありがとうございました。

やはり、コロナショックの関連記事が多くランクインしていました。それだけ大きな暴落だったのだと思います。読んでいただいたかたにとって、当ブログの記事が何かしら少しでもお役に立ったのであれば幸甚です。

来年も、たくさん読んでいただけるような記事を書いていければと思っています。それでは!
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Posted by水瀬ケンイチ