自分がやっている投資はバイ&ホールド戦略なのか、トレンドフォロー戦略なのか

水瀬ケンイチ

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先日、ツイッターに何気なく投稿した内容が、たくさんいいねされていたのでブログにも記録しておきます。


2021年1月7日深夜から8日未明にかけて、ビットコインが400万円を超えたとのこと。直近1週間で100万円上昇し、わずか1か月で2倍に増えた計算になるそうです。Twitterのタイムラインを見ていると、「ビットコイン!ビットコイン!」と沸き立っていました。

あれ? でもまてよ、この人たちはつい先日まで「米国株!米国株!」といってS&P500のインデックスファンドやETFを買っていた米国株投資家じゃないか。今までの米国株推しはなんだったのだろう。

きっと自分がやっている投資がバイ&ホールド戦略なのか、トレンドフォロー戦略なのか、よくわからないまま直近価格が上がっているものに飛びついているのだろうなぁと私には見えました(個人の感想です)。

もっとも、トレンドフォロー戦略も立派な投資法のひとつだと思います。私も昔、トレンドフォロー戦略で株を売買していたことがあるのでよくわかります。当時は、勢いよく上昇している銘柄は、その勢いがしばらく続くことが多いと信じていました。だから、株価急上昇のビッグウェーブがあれば乗り遅れまいと飛び乗って投資していた時期があります。

ただ、トレンドフォローは、既に価格が上昇した投資対象を、割高でも関係なく後追いでつかみにいく形になります。

上がり続けるトレンドが下げに転じるタイミングを(大まかでも)見極めて売るところまでがセットの投資法です。もたもたして売却タイミングを逃してしまうと、割高に買っているぶん下げ相場で大きな損失を被ります。私はこれでけっこうヤラれました。

投資の基本は「安く買って、高く売る」ことだといわれています。同じ言葉に当てはめてみると、「高く買って、さらに高く売る」のがトレンドフォロー戦略です。だから、トレンドフォロー戦略の勝敗のポイントは「相場の転換点」を当てて売り逃げられるか否かにかかっている言えます。

しかし、プロでも将来の相場予測は非常に難しいのが実態です。短期的な明日の相場予測はともかく、特に、上げ相場と下げ相場のトレンドの転換点を当てられないという点に関しては定評があります。

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なーんてことを考えながらタイムラインを眺めていて、ふと、「ビットコイン、ビットコインと急に騒ぎ出しているこの人たちは、売りどきがわかるのだろうか?」「そもそも自分がやっていることがトレンドフォロー戦略だと認識しているのか?」と疑問に思い、つぶやいたのが上記のツイッター投稿でした。

そんなことは百も承知の上で投資している一部の詳しい方々から「うるせえだまってろ」と言われているようですが、なんとなく雰囲気で、今になって初めて「ビットコイン…買ってみようかな」と気になりだしたという人が、一度立ち止まって考えるきっかけになればいいなぁと思います。詳しい方々にとってはノイズですみません。

最後に、いうまでもなく投資は自己責任です。大人が自分で稼いだお金を、自己責任の上で何にどう投資しようが100%個人の自由であることを申し添えさせていただきます。

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Posted by水瀬ケンイチ