「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020」は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が二連覇
水瀬ケンイチ

本日、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020」が発表になり、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(三菱UFJ国際投信)が見事栄冠を勝ち取りました。昨年に続いて二連覇です。おめでとうございます!
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、国内株式・先進国株式・新興国株式に投資するインデックスファンドです。いわゆる全世界株式ですね。
これ一本で全世界の株式にまるごと投資できる国内籍のインデックスファンドで、運用コスト(信託報酬)が年率0.104%と格安なのが良いと私も思います。
なお、2位~10位までのランキングは以下のとおりです。
2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
3位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
4位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
5位 ひふみ投信
6位 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
7位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
8位 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
9位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
10位 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね
昨年は米国株の人気があったように記憶していますが、今年は全世界株式クラスや先進国株式クラスなどの国際分散型が盛り返してきました。
また、近年はずっと下位に低迷していた海外ETFの「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」が3位に再浮上してきました。私が投票したのがVTでした。ETFの本場、米国の最高の投資商品だと思っています。
手数料や税務処理が米国株式扱いのVTに対して、1位の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」はVTと“ほぼ”同じ資産クラスでありながら、ノーロード、分配金再投資、積み立て設定など取り扱いやすい国内籍インデックスファンドなので、1位のファンドは納得です。
また、昨年は10位まですべてをインデックスファンドが占めていましたが、今年はアクティブファンドも、5位にひふみ投信、10位におおぶねがランクインしていています。投資家の選択肢には多様性も大切ですので、良かったと思います。
上位を獲得した運用会社の皆さま、おめでとうございます。今後とも、個人投資家に愛されるファンドを育てていただきたいと思いますし、私たち個人投資家も勉強していきたいと思います。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を運用する三菱UFJ国際投信さん、二連覇おめでとうございます!👍
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」はあのファンドに投票しました
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」に投信ブロガーとして投票しました。...
<追記> 2021/01/20
本日、日本経済新聞のWEBサイトに掲載されていました。
「目利きの個人」が選んだ2020年のベスト投信は?: 日本経済新聞
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