東証マザーズ、大丈夫?

僕の友人の個人投資家に、「主戦場はマザーズだ」という人がいます。

新興市場で個別銘柄投資をするなんて、僕から見たら勇気があるヤツだなあと思っていましたが、最近元気がありません。
東証マザーズ指数は、昨年1年間で、-56.34%と派手に下げていたようです。
株価指数でこれですから、個別銘柄ではどうだったのか。
なんともはや…。どうか元気を出してほしいと思います。
(余談ですが、マザーズ上場某企業IR担当の飲み友達Hちゃんも、最近元気がありません…)

でもまあ、それだけ株価が下げればPERも下がって、今年は落ち着いてるんじゃないかなぁなんて軽い気持ちで、国内市場の予想PERを調べてみたら、びっくりしました。

<日本株価指数の予想PER>(2月9日現在)
日経225 23.44
日経JASDAQ 22.91
東証マザーズ指数 699.76
大証ヘラクレス指数 43.80
(出典:http://www.capital.co.jp/world_index.pdf

予想PERが699.76倍!?
これは何かの間違いでしょうか。それとも…。
東証マザーズ、大丈夫でしょうか?

<ご参考> 主要世界各国の予想PER(2月9日現在)

NYダウ工業30種 14.95
ナスダック総合指数 28.11
英国FT100指数 13.39
ドイツDAX指数 14.09
フランスCAC40指数 13.70
スペイン IBEX35指数 15.35
イタリアS&P/MIB指数 14.97
ロシアRTS指数 14.29
香港ハンセン指数 16.21
インドムンバイSENSEX30種 20.87
(出典:同上)


P.S
明日から福島へスノーボード旅行に行ってきます。
暖冬ですが、雪があるといいなぁ(^^)
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コメント

その心は

どうも。
その心は、
1.構成されている銘柄数が少ない
2.2006年は188のIPOのうち、ほとんどがマザーズやヘラクレスなど新興に上場された
ってことで、すでに上場している銘柄の株価がボコボコでも、高水準のPERをもつ新参者が入ってくるため平均点が下がらないんですね。
で、IPOでも「なんでこんなヘボ銘柄が上場するの?」っていうもの結構あって、IPOを錬金術と勘違いしているのがやや多くなってきているような気がしますね。だから想定よりもPERが割高換算されることが多い。

でも、一方でここ4ヶ月のジャスダックの投資主体別売買動向では、個人が売り越しに対して外人は買いこしだったりしますから、このへんも頭に入れておくとおもしろいかなーと思っています(^^)

>たなさんへ

こんにちは。
分かりやすく説明してくださって、ありがとうございます。
同じ新興市場でも、マザーズ(699.76倍)とJASDAQ(22.91倍)とヘラクレス(43.80倍)で、PERが全然違うのも興味深いです。
とても同じ国の市場とは思えませんね(^^;;

偶然かマザーズはありません。JQが225より低いのは勇気づけられますね^^よし!絶対売らないぞ^^;
ところで、TOPIX、S&P500、MSCIはどうでしょうか?

書きたいことは山ほどあれど

微妙な時期で微妙な立場なので何も書けません。
うちの会社、実はマザーズなんです。
だから何も書けないです・・・残念。

先進国のPER水準

東証マザーズはともかくとして、こうして見ると上がってきている欧米やロシア・中国の株も、日本のそれよりまだ株価収益率の水準が低いということになりますね。

新興国の場合はこれだけで割安かどうかは判断できませんが、先進国のそれは、結構意外な感を受けました。2006年の上昇が大きかったもので。

といっても2年で見ると、MSCIコクサイインデックスとTOPIXの上昇率はほとんど同じようですが(5年だとTOPIXが上回り、6年だとほとんど同じになる)。

意外と JASDAQ の PERって低いんですね。もちろんPERだけで判断はできないですけど、マザーズのは常軌を逸してるように思える数値ですね。
ちなみに高PERだと言われている 米 Googleも利益の増加とここ最近の安値のおかげか、46ぐらいですね。

水瀬さん、私は連休前に一足先に滑ってきました。(^^)
でも気温が高くて雪は3月のようなコンディションでした。

話題のマザーズ上場の個別株を2つも持っています。(^^;
マトモな企業もそれなりにあると思うのですが、平均PERがこんなにすごいとは知りませんでした。上場基準が緩かったですしね。
これを考慮すると、マザーズ指数は意外に健闘しているのかもしれません。(笑)
名証セントレックスとかはどうなんでしょうか?

PER600倍ですか・・・
ここまでくるとどんな理由があろうとも正当化できない数字に見えます^^;

これはやはり水瀬さんが以前から仰っているように日本の株式市場が激しく非効率な部分を残しているということなんでしょうか。

かつて日経平均やTOPIXもPERが60倍とかだった時期があったようですが、当然長続きしませんでした。
まあ、1999年のナスダック指数だってきっとすごかったでしょうからどこでもある話なのかもしれませんけどね。

すいません、追加です。

マザーズがヘラクレスと比べてこんなに差がある理由は何なのでしょうかね?
上場されている企業の顔ぶれをみてもそんなに変わらないようにも思えるのですが。。。

あと、外国市場の指数ですけど、先進国もBRICsも、指数に組み入れられている企業は大企業や国際優良企業がほとんど(日本でいえばTOPIX Core 30や日経225レベル)なので、マザーズとの単純比較はあまり意味がありません。
例えばナスダックと比較するなら、東証の1部、2部、マザーズを全部合わせたものとの比較が妥当かなと思います。

私はマザーズ上場銘柄を1つ持っています。
いま見たらPERは38倍でした。

PER700倍は尋常ではありませんね。
ただ、私がマザーズで物色している銘柄は、高くてもPER50倍前後がいいところ。PERが100倍を超えるような銘柄はあまり見掛けませんし、個人的な実感としては、ヘラクレスとほぼ同じPER45倍前後が実際の平均値ではないかと思います(調べたわけではありません)。

ちなみに、いまyahoo!ファイナンスの高PERランキングをチェックしたところ、
1 7831 東証2部 (株)ウイル・コーポ (連)3,333.33
2 6016 大証2部 神戸発動機(株) (単)2,537.
3 8041 大証1部 OUGホールディングス(株) (連)2,066.67
4 2551 名証2部 マルサンアイ(株) (連)1,718.75
5 5217 JASDAQ テクノクオーツ(株)  (連)1,522.73
(中略)
11 3343 マザーズ (株)チップワンストップ (連)433.12
という結果でした。
(PERが1000倍を超えていた銘柄が5つもありました・・)

マザーズ銘柄では11位のチップワンストップ(PER433倍)が最高位だったので、どういう計算をしたらマザーズ指数のPERが700倍になるのかよく分かりません・・

Yahooファイナンスで表示可能な企業PERを計算すると
マザーズ83社の平均は67.5でした。699って何でしょ??

TOPIXの平均PER21.95と成長率を考えると、世界市場と比べて
やはり割高なのかも。。

PER算出方法に理由がありそう

まず元となるマザーズ指数は時価総額による加重平均なのでPER算出に使う経常利益の数字も加重平均を取っていて、時価総額の大きい銘柄の影響が強いと考えられます。
そしてマザーズには経常利益がマイナスの赤字企業も存在します。
一般的に個別銘柄の場合には赤字企業のPERは「なし」という扱いにしますが、市場全体のPERを算出するときに予想利益が赤字になる会社の分も加えると平均利益がぐっと下がり、結果的にPERの数字は極端に大きくなります。
詳しく調べていませんが、たぶん時価総額が比較的大きい銘柄に赤字のところがいくつかあるんでしょう。
これが「PER最高位銘柄よりも高い数字」「Yahooファイナンスで表示可能な企業PERと大きく違う」という理由になるかと思います。

世の中にはAmazonのような開業以来一度も黒字にならないまま上場を果たした会社もあるように、新興企業の株価はPERで測ること自体に無理があることも多いです。
それに対して「新興国」の場合は資源/エネルギー/製造業などの業種的には古典的なタイプも市場の主力を占めているため、まったく事情が違います。

マザーズの一部の銘柄にPERで割高、割安を判断するのは難しいと思います。特に研究開発型のバイオベンチャーが必要とする資金は、日本の場合Private Equityで調達する規模では限界があります。そうしたベンチャーに資金調達の機会を提供するというのもマザーズの役割の一つだと思います。NASDAQでも新規のバイオベンチャーのIPOの場合、そのほとんどが赤字上場です。こうしたベンチャーについて、アナリストは数年後のEPSをベースとしたPERで議論しています。
同様に、マザーズについても一部のベンチャーについては、数年後の利益見通しを基にPERを議論するのが適当だと思います。もちろん、その利益見通しの精度が非常に重要なのですが。

アルビレオさん

ありがとうございます。スッキリしました。

>rennyさん
「もちろん、その利益見通しの精度が非常に重要なのですが。」
本当にそうですよね。ベンチャー企業に投資するときに数年先の利益を現在価値に割り戻して・・・なんてやり方で株価算定をするケースがよくあると思いますが、あれはほとんど芸術の領域というか、適当にやっているとしか思えないケースが多いと思います。

その会社の事業を熟知していないと、ただのクズ会社に異常な株価を付けてしまったり・・・というケースが多くて、きっとマザーズにもそんな感じで株価がついている企業が多いんだろうと思います。

>アルビレオさん
おかげさまで疑問が解け、一つ賢くなりました。
ありがとうございました!


新興銘柄は値動きも激しいですし、当該企業の事業をきちんと理解し、その将来性にかなりの確信を持っていないと怖くて投資できません。その代わり、きちんと銘柄選びができればかなりのリターンが期待できますけどね。

>yさんへ

出典サイトに掲載されている以外の指標について、掲載・更新されているサイトがありましたら、逆に教えてください。

>Itoさんへ

いえいえ、無理なさらないでください(^^)

>新幹線さんへ

でしょう?(^^)

>オサーンさんへ

世間の論調とデータ数値が、必ずしも一致していないことって、けっこうありますよね。
物事を評価するときには、なるべく数値で捉えたいと思っています。

>Gabbianoさんへ

三連休の福島はかなり雪が降り、ナイスコンディションでしたよ!
吹雪いて大変だったくらいです(^^;;

また、お分かりだと思いますが、世界各国の指標と東証マザーズ指数を単純比較する意図はありませんので、あしからず。
(だからこそ「ご参考」としており、文中に一切言及しておりません)

>空色さん・spxさんへ

アルビレオさんが解説してくださって、よかったですね。
要するに、大きな赤字企業が、指数に悪さをしているということだと思います。

>アルビレオさんへ

いつも分かりやすい解説をしていただき、ありがとうございます!!
アルビレオさんは、博学多識でおられ、尊敬しております。
今後ともよろしくお願いいたします。

>rennyさんへ

> 数年後の利益見通しを基にPERを議論する

できないことではないのかもしれませんが、個人的には、非常に難しいことだと思います。
僕のような怠惰な個人投資家は、そういう難しい作業をしなくても済む投資法で、市場に参加したいと思ってしまいます…(^^ゞ

>vanillacokeさんへ

僕もそのようなケースが多々あるのではないかと、想定しております。

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