会計エンタテイメント「会計の世界史」や、「ウォール街のランダム・ウォーカー」「敗者のゲーム」など投資のバイブルが半額!

水瀬ケンイチ

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現在、Kindleストアで「最大50%OFF Kindle本 ビジネス書キャンペーン」が実施されています。3,000冊以上の対象Kindle本が最大50%OFF(半額)です。そのなかから、当ブログの読者さまにおすすめの本をご紹介します。

まずは、「会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語」(田中靖浩著)です。


本書をひとことで言うと「会計エンタテイメント」本です。投資家の投資判断のモトになる会計について、普通は借方・貸方・仕訳といった会計用語や細かい手続き、数字が中心であることが多いものですが、本書はなんと「数字が出てこない会計本」です。そんな会計本ありえるの? それがあったのです。

会計の全体像を地域ごとの歴史とともに楽しく学べる内容となっています。第1部は15世紀イタリアから17世紀オランダで「簿記と会社の誕生」(3枚の絵画「トビアスと天使」「最後の晩餐」「夜警」)、第2部は19世紀イギリスから20世紀アメリカで「財務会計の歴史」(3つの発明「蒸気機関車」「蒸気船」「自動車」)、最後の第3部は19世紀から21世紀のアメリカで「管理会計とファイナンス」(3つの名曲「ディキシー」「聖者の行進」「イエスタデイ」)という目次構成です。各部とも会計的なタイトルと、カッコ書きの「3つの○○」というサブタイトルがどう関係するのか、まったく予想つかないと思いますが、これが見事につながっているんです。

会計の地域ごとの歴史といっても、教科書に出てくるような小難しい話はほとんど出てきません。レンブラント、スティーブンソン、フォード、ケネディ、エジソン、マッキンゼー、プレスリー、ビートルズなど、きっと皆さんおなじみの人物の物語から描かれていてとても親しみやすい。また、見覚えのある名画、おなじみの乗り物、名曲などがたくさん出てきて、それらが会計の歴史とうまく絡みあってぐいぐい引き込まれてしまいます。楽しく読ませる構成に脱帽です。

投資家としてこの本を読むと、第1部、第2部で数百年前からのさまざまな出来事と発明によって発展してきた会計が、第3部で現在の株式投資に結実していく流れがわかります。いま私たちが見ている証券取引所や企業の財務諸表や株価が、単なる数字の羅列ではなく、人類が500年の年月をかけて積み上げてきたもので構成されていることに、あらためて気付かされ、胸が熱くなる思いがしました。

423ページで分厚い大作ですが、随所に絵画や写真、イラスト、図解が段組みで散りばめられており、読み進めるのに重い感じはしません。むしろハイセンスな台割構成で楽しいです。私は紙の本で読みましたが、Kindle本だとこのあたりの段組みがどのように表示されるのかな。文章部分と写真・図解部分がバラされて別ページになってしまったら、少しもったいない感じになるかもしれません。

できれば紙の本で読んでいただきたい気もしますが、2,420円とかなり高額な本であり、いまKindle本なら「半額」ですので、これを機にぜひ読んでみていただきたいと思います。超おすすめです!👍



次は、「ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版>」(バートン・マルキール著)です。


ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版>」はインデックス投資のバイブルともいうべき本。個人投資家のための投資ガイドで、世界中で40年以上読み続けられているのに、今なお色褪せない投資の基本書です。

『個人投資家にとっては、個々の株式を売買したり、プロのファンドマネージャーが運用する投資信託に投資するよりも、ただインデックス・ファンドを買って、じっと待っているほうが、はるかによい結果を生む』

信じられないかもしれませんが、それをデータ・理論・歴史など多方面から証明しているのがこの本です。私も何かあるたびに繰り返し、繰り返し読んでいます。拙著「お金は寝かせて増やしなさい」もこの本の知見がベースとなっています。

原著第12版ではスマートベータについての記載内容などが拡充されているのですが、個人的な最大の見どころは、エピローグにあると思います。市場参加者全員がインデックス投資をしたらどうなるのか?市場の機能が失われるのではないか?というインデックス投資への批判について、バートン・マルキール氏の明確な見解が初めて記載されています。この手の批判に対しては、もうこれが公式ファイナル・アンサーだと思います。

半額です。高額書籍なので、半額はありがたいですね🙏


次は、「敗者のゲーム〈原著第6版〉」(チャールズ・エリス著)です。


チャールズ・エリス氏によるインデックス投資本で、「ウォール街のランダム・ウォーカー」と並び「インデックス投資のバイブル」の双璧をなす本です。

「市場に勝つ」ことが難しくなった現在、投資で勝ち続ける方法とは何か? すべての投資家に向けたメッセージとして時代を超えて読み継がれる運用哲学のバイブル。これでもかこれでもかとインデックスファンドの優位性がデータと理屈で書かれています。投資の格言もたくさんです。

内容が端的なので読みやすいという個人投資家が多いです。本書でチャールズ・エリス氏は「過去72年間のうち、ベストの5日を逃すと、利益は半減してしまう」と指摘しています。

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(「敗者のゲーム」より)


インデックスファンドを長期的にバイ&ホールドする勇気が湧く名言やデータが満載です。インデックス投資家の一家に一冊置いておくべき名著なので、まだ持っていない方は、半額以下になっているいま手に入れるのが吉だと思います。(「敗者のゲーム」の当ブログでの書評はこちら

60%OFFです(半額以上の割引!)。バイブルが半額以下で手に入るなんてありがたや🙏



次は、「実践 行動経済学」(リチャード・セイラー著)です。


行動経済学の第一人者、リチャード・セイラー博士の一般向け経済書です。

人が共通的に持っている心の癖、バイアスを解説しています。そして、バイアスを回避するためのちょっとした仕組みの工夫「ナッジ」(ヒジで軽く相手をつつくこと)で、適切な選択を促しています。

たとえば、国際空港のトイレの小便器に描かれたハエの絵で、清掃費が8割削減とかね。(わかる人にはわかる。どういう仕組みなのかは本書をお読みください)私も日々執筆しているブログ記事は、知っていて損はない投資における「ナッジ」を提供したいなと思っています。

半額です。読んでバイアスを回避できるように意識しよう😉


次は、「日本人のためのお金の増やし方大全」(ロバート・G・アレン著)です。


投資本というよりマネー本、特に副業本と言っていいと思います。

これも20代後半の人生訓乱読期に読んだのですが、当時、ネットマーケティングの世界ではバイブル的存在の「ロバート・アレンの実践億万長者入門」(ロバート・アレン著)という本がありました。その中で、収入の複線化のひとつとしてインデックスファンドへの投資、いわゆる「インデックス投資」がすすめられていました。今よりもずっとインデックス投資がマイナーだった当時、とても意外に感じたことを思い出しました。

「ロバート・アレンの実践億万長者入門」の改訂版が、「日本人のためのお金の増やし方大全」です。久々に読みましたが、日本人に合わせて内容がアレンジされていて、一部少々怪しめだったMLMなどの記載はなくなり、考え方として日本人もとても参考になる本に仕上がっていました。

本書をおすすめしたいのは、副業で稼ぎたい方です。半額です💰


次は、「大人になったら知っておきたいマネーハック大全」(山崎俊輔著)です。


本書でいう「マネーハック」とは、お金について「できるだけラクをすること」「結果として効率的な選択になるルート」のアイディアです。88本がまとめられています。

脱税ギリギリの節税法、独立開業の裏マネーハック、知らないと損する副業サラリーマンのマネーハック、ギャンブル好きなら知っておきたいマネーハック、婚活をマネーハックするなどです。分厚いですが、文字は少なめ、イラスト多めで読みやすいです。余談ですが、本書は著者の山崎俊輔さんを、拙著「お金は寝かせて増やしなさい」(フォレスト出版)の担当編集者さんにご紹介した結果、出版が実現した本で、私も思い入れが強いうれしい本です。

本書をおすすめしたいのは、すべての社会人。誰もが知ってて損はないハック集です。半額です💴


次は、「共働き夫婦 お金の教科書」(山崎俊輔著)です。


本書は、上記同様のFP山崎さんが共働き夫婦のためのお金のルールをまとめたマネー本です。共働き夫婦に向けて、家計、貯蓄、転職・キャリア、家事育児、住宅、学費、投資、年金・リタイアなど、夫婦でお金のことをよく話し合い、世帯で最適化していくことの重要性を説いています。

夫婦共働きなら家計の収入もほぼ2倍になるので、どの共働き世帯も余裕がありそうなもの。でも、お互いの貯蓄額を知らなかったり、相手がやっているだろうとお互いが考えていたりして、お金は一向に貯まらないという事態はあるあるな感じです。教科書的な説明だけでなく、働きながら子どもとの時間も大切にする方法や、楽な家計簿のつけ方など、山俊さんご本人も実践している具体的なノウハウが詰まっています。なお、山俊さんはFPの仕事で全国を飛び回りながら家事育児もこなすスーパー育メンです。

共働き世帯は、一馬力+専業主婦(夫)世帯よりも、お金の面で非常に有利であることが何度も書かれています。でも、様々な事情から誰もが共働きできるとは限りません。共働きができる幸運な環境にある方々は、本書を読んでそのメリットを存分に活かしてください。

半額です🙏


次は、「臆病な人でもうまくいく投資法 お金の悩みから解放された11人の投信投資家の話」(竹川美奈子著)です。


本書は、サブタイトルに「お金の悩みから解放された11人の投信投資家の話」とあるとおり、11人の投信投資家の実例を紹介しながら、同時に「コツコツ投資」を学べるという一風変わった投資本です。

ひとくちに投信投資家といっても、人によっていろいろな運用スタイルと、その人だけの歴史と物語があるんだなとあらためて思いました。(だからこそ、投資家さんとの語らいは時間を忘れるほど楽しい!)

そのなかに、長期・分散・低コスト、インデックスファンドとアクティブファンド、積み立て投資、リスクとリターン、確定拠出年金(DC)の活用など、コツコツ投資の要諦となる知識が散りばめられています。11人の投信投資家のなかには、インデックス運用だけの人もいれば、アクティブファンドや個別株、社会貢献などのテーマをもって運用している人もいて、運用スタイルには割と幅がある形でまとめられていました。

本書に登場する11人の投信投資家のなかから、読者は自分と環境や考え方が近いと思う投信投資家を見つけて、その運用法を参考にしたら、書名のように臆病な人でも、無理なく投資を始められるのではないかと思います。

半額です💰


次は、「新版アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書」(小川正人著)です。


本書は、CEE(アメリカ経済教育協議会)の「経済教育のスタンダード」を日本人向けにアレンジした知識ゼロからの入門書です。

CEEは、幼稚園児から大学生までの児童・生徒・学生の経済リテラシーを高めることを目的とし、1949年に設立された非営利組織で、アメリカにおける経済教育のフレームワークを策定していて、これをもとに、アメリカの高校生向けの教科書が作られているとのこと。

内容を読むと、経済学について網羅的に取り扱われていました。家計、企業、金融、政府、貿易の5つのファクターから説明されています。さすがに教科書のもとだけあって、けっこう難しい内容も含まれています。

内訳は、希少性とトレードオフ、生産性と価格、経済の循環、72のルール、金利、給料、労働、企業、起業家、融資と投資、株式、債券、決算書、利益、収益、起業、価格、需要と供給、金融、信用、インフレーション、デフレーション、金利とインフレ率、中央銀行、公開市場操作、国内総生産、財政政策、大きな政府と小さな政府、資源配分、市場の失敗、公共財、政府の失敗、国債、貿易、フロート制(変動相場制)、政府の市場介入、為替レートの影響などなど。

いずれも新聞や経済コラム等を読んでいるとよく出てくる言葉ではありますが、わかっているようでわかっていない。ましてや、人に説明するのは難しいものだと思います。でも、アメリカの高校生が知る内容だというのですから、概要くらいは知っていて当然かもしれません。私も読んでみて、知らなかったことやよくわかっていなかったことが多々あり、とても勉強になりました。

教科書のモト本の割には、図解やグラフが多用されているのは良かったです。ただ、表現が教科書的で(当たり前ですが)かたい。そして、横書きにもかかわらずなぜか二段組みで、少々読みにくかったです。ふつうの横書きだったらもっと読みやすかったのになとちょっと思いました(ゴメンなさい)。

本書をおすすめしたいのは、経済を真面目に勉強したいかた、アメリカの高校生の経済教育水準を知りたい方です。

今なら定価の60%OFF(半額以上の割引!)です😊



最後に、先日ブログで『重版出来!「お金は寝かせて増やしなさい」(フォレスト出版)16刷決定』とお知らせした拙著「お金は寝かせて増やしなさい」(水瀬ケンイチ著)もセール対象なので、ちょっとだけご紹介させていただきます。


私が執筆した投資本です。投資未経験者、初心者向けのインデックス投資の入門書で、漫画も採り入れてできるだけわかりやすく書きました。

また、上げ相場だけでなく、苦しい暴落相場の時に私がどう考えて、どのように乗り切ってきたのか、15年にわたるインデックス投資の実践記を、生の資産金額入りの推移とともに掲載しました。

「ウォール街のランダム・ウォーカー」や「敗者のゲーム」といった米国の古典的名著ですすめられている投資法を、私たち日本の個人投資家が実践しやすいように、「iDeCo」や「つみたてNISA」といった非課税制度とともに、実例をまじえてできるだけわかりやすく本音で書いたつもりです。

定価¥1,650のところ、50%OFFの¥825です。未読のかたは、ぜひこの機会に読んでみてください🙏


以上、当ブログをご覧の皆さまにおすすめの本をチョイスしました。上記で紹介した本以外にも、Kindle本3,000冊以上が半額対象です。ぜひ、興味がある本を探してみてください。

→「最大50%OFF Kindle本 ビジネス書キャンペーン」(KindleストアのキャンペーンTOPページへリンク)

最後に注意事項です。

キャンペーンはKindle版が対象です。紙の単行本は対象ではありませんので、ご購入の際にはKindle版であることと、割引価格になっていることをご確認ください。そして、キャンペーン期間は、2021年9月16日(木)までです。これはと思う本があれば、早めにポチした方がいいと思います。

それでは、秋雨のなかお部屋で良き読書ライフを。

<追記> 2021/09/17
本キャンペーンは終了しました。またお得なキャンペーンを見つけたら、ブログで紹介させていただきます。
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Posted by水瀬ケンイチ