毎年4万8000円を捨てる人がいる!?

水瀬ケンイチ

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会社員の皆さまはそろそろ「年末調整」の時期だと思います。PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)に「「忘れると4万8000円の損」年末調整で最近提出が増えている"第3の添付書類" 圧着ハガキを捨ててしまう人も」という記事が掲載されているのでチェックします。

「忘れると4万8000円の損」年末調整で最近提出が増えている"第3の添付書類" 圧着ハガキを捨ててしまう人も

年末調整の書類が配られる季節になりました。生命保険料や住宅ローン控除については毎年書類を提出している人が多いのではないでしょうか。経済コラムニストの大江英樹さんは「最近この2つに加えて『小規模企業共済等掛金控除の証明書』を提出するケースが増えてきています。ところが、その証明書の圧着ハガキを開かずに捨ててしまう人が実際にいるのです」といいます――。


iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入している方は、毎月の掛金が全額所得控除になります。所得全体から掛金を引いて、課税される所得を減らすことで、税金が安くなるというお得な特典です。

いくらぐらい安くなるかといと、上記記事によれば「仮に掛金の上限額が毎月2万円の場合で計算すると年収500万円の場合、年間約4万8000円の税金が戻ってきます」とのこと。1年で約4万8000円。これは無視できない金額です。しかもこれが毎年続くことになるので、ますます金額的な重要性が高まっていきます。

ただ、このお得な特典は自動的に適用されるのではなく、冒頭にあげた「年末調整」での処理が必要となっています。具体的には、10月下旬に送られてくる圧着ハガキ「小規模企業共済等掛金控除証明書」に書かれている掛金の合計金額を、年末調整の記入欄「小規模企業共済等掛金控除」に記入します。


そして、圧着ハガキ「小規模企業共済等掛金控除証明書」は、添付書類として会社に提出する必要があります。ところが、上記記事によると、この圧着ハガキを開けもしないで捨ててしまう人がいるそうです。わざわざ大変な手続き(手間も時間もかかる)をやってiDeCoに加入した人が、年間4万8000円を捨てるなんてもったいないことをする!?と驚きます。

しかし、送られてくる圧着ハガキを見ると、パッと見てiDeCo関連の書類であることがわかりにくい。表面に赤で強調されて書かれているのは「小規模企業共済等掛金控除証明書」「年末調整」「確定申告」という文字。いちばん大きな文字で書かれているのは「国民年金基金連合会」という文字。左下に「イデコちゃん」のイラストと小さなロゴがあるだけ。このあたりが捨ててしまう人の盲点なのかもしれません。


個人的には、「小規模企業共済等掛金控除証明書」の裏面でいいので、ど真ん中にiDeCoのロゴと、イデコちゃんの大きなイラストをドーンと載せるくらいしてほしいと思います。じつはイデコちゃんがかぶっている王冠には小さく「iDeCo」の文字が刻まれているのですが、それがちゃんと見えるくらい大きく!

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水瀬家では妻がiDeCoに加入しているので、「『小規模企業共済等掛金控除証明書』の圧着ハガキはぜったい捨てないで!お金返ってくるよ~」と毎年注意を促しています。

iDeCoに加入している皆さまも、ぜひお気をつけくださいませ。


※年末調整で返ってくる年間4万8000円という金額は上記プレジデントオンラインの記事にあるひとつの事例であり、掛金の上限は会社の年金制度により異なる等、返ってくる金額は人により異なります。
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Posted by水瀬ケンイチ