資産残高の日々の騰落に対する興味が薄れてきました (その1)

水瀬ケンイチ

(今回の記事は、個人的かつ感覚的な話ですので、一般的な話ではありません。「へぇ~そう感じる奴もいるのか」程度にとらえていただけると幸いです)

インデックス投資をされているかたのなかには、毎日、資産残高を集計されているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

投資を始めた頃は、僕は資産残高の日々の騰落が、とても気になりました。
ヤフーや証券口座の投信基準価額表示が、1~2日程度遅れているのがもどかしく、投信運用各社のWEBサイトで最新の基準価額をチェックして、それこそ毎日、集計をしていました。
それから2~3年は、やはり、ちょくちょく集計していました。

それが、ある一定額を越えてきたあたりから、資産残高の日々の騰落に対する興味が薄れてきたように感じます。
最近は、最後に残高をチェックしたのが1ヶ月前、なんてことがざらになってきました。

自分でも面白い変化だと思うので、あらためて自己分析してみました。
その結果、以下のような要因があるように思いました。



(1)元本割れすることがなくなってきたから

長い時間をかけて積み上がってきた含み益のおかげで、元本割れすることがほとんどなくなってきました。
実際、昨年の「ライブドア・ショック」、今年の「チャイナ・ショック」でも、元本割れとは程遠い安定状態でした。

やっぱり元本割れはとても恐いと感じる一方、含み益が増えてくると、騰落がうれしくも悲しくもなくなってくるようです。
インデックス投資派の水瀬も、行動ファイナンスの「プロスペクト理論」(持っているものへのこだわり)に、思い切り支配されているようです(笑)

元本割れの可能性が遠のいているので、日々の騰落への興味が薄れてきているのかもしれません。

(2)騰落の金額が大きすぎてよく分からなくなっているから

日々の騰落の金額が、5千円とか1万円とかいう時には、利益・損失金額の感覚がつかみやすかったです。
たとえば、「1日分の給料が吹っ飛んだ」とか、「飲み会1回分儲かったぞ」とか。
金銭感覚が身近だったので、日々の騰落がとても気になりました。

それが、1日で何十万円も騰落するようになると、利益・損失金額の感覚が、よく分からなくなってしまいました。今後、1日で何百万円も騰落するようになったら、余計に感覚が麻痺してしまうのではないでしょうか。

騰落金額に対する現実感が薄れてしまい、興味も薄れてきているのかもしれません。

(次回に続く)
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Posted by水瀬ケンイチ