新入社員の皆さんへ、梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーからのメッセージ (その1)

来週月曜(4月2日)は、多くの会社で入社式が行なわれると思います。

大志を抱けとか、プロ意識を持てなどという立派な話は、世の社長さんたちにお任せするとして、ここは、入社十ウン年目の不肖水瀬が、入社時にこうしておけばよかったなあと思うところを中心に、梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー流アドバイスをさせていただきたいと思います。

(なお、ライフプランの話は、個人個人のおかれた環境や価値観によって、判断が違って然りです。いち個人投資家の戯言として聞き流していただければ幸いです)

まずは、新入社員の皆さん。ご就職おめでとうございます!!

(1)給与口座は新生銀行

会社に入ると、何かとお金のやりとりがあります。学生時代にはあまり使わなかった、「振込」も使うことが増えてきます。例えば、ショッピング、親への仕送り、駐車場代の支払い、などなど。
取引内容によって「入出金」はタダという銀行は多いですが、入出金だけでなく「振込」もタダという新生銀行のアドバンテージは大きいと思います。
将来、始めるかもしれない資産運用の、「ハブ銀行」としても実力十分です。

入社当時、僕は何も考えず、大学時代に使っていた近所のみずほ銀行(当時は富士銀行)を給与口座にしてしまいましたが、サービス的にはいまいちで、はっきり言って後悔しております。でも、給与以外にも、カード、証券会社、電気、ガス、水道など……の口座に既に指定されていて、今更変えられません(涙)
給与口座は、今後何十年も付き合うことになるので、最初が大事です。
皆さんは、くれぐれも、「惰性」や「お付き合い」で決めたりしないように。

なお、新生銀行の金融商品には、良質でないもの(もっと言ったら詐欺的なもの)が含まれていますので、普通預金以外の金融商品には、一切手を出さないのが賢い使い方だと思います。

(追記)2007/03/31
読者のかたから、イーバンク銀行も、条件付きながら振込無料でよいとのご指摘をいただきました。
勤務先が、ネット銀行も対応可能なら、金利も高くていいかも。

(2)財形貯蓄を活用してほったらかし貯蓄

僕が「これはやっておいて良かったな」と実感していることのひとつに、「給料天引きの貯蓄」があります。
20代の頃は、仕事に、遊びに、合コンにと忙しいものです。「お金が余ったら貯金しよう」という考えは、暇な時の考えで、忙しくなってくると、たいてい挫折します。
忙しい皆さんは、「ほったらかし」にできるものが吉だと思います。

勤務先に、財形貯蓄制度があれば、ぜひこれを活用する方がよいと思います。
給料天引きだし、住宅財形・年金財形の場合、利子が550万円まで非課税です。(各種条件があります。詳しくは各種専門サイトにてご確認ください)
日本では今後、金利が上昇すると言われていますので、利子非課税のメリットも上昇してくることと思います。
会社によっては、財形貯蓄に補助金が、何パーセントが付くところもあるようです。そういう場合は、利用しない手はないと思います。

入社当時、「財形貯蓄の口座はどこにする?」と聞かれて、僕は会社に勧められるまま、なんだかよく分からないうちに、財形貯蓄のための口座を、労働金庫に新規開設してしまいました。
労働金庫自体に不満はないのですが、財形のためだけの口座になってしまい、管理が面倒です。
皆さんは、給与口座と同じ銀行を指定すると更によいと思います。

(次回に続く)

<ご参考>
記事に出てきた銀行については、以下から口座開設できます。
・新生銀行
・イーバンク銀行
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コメント

便利な銀行

初めまして、最近このサイトを参考にさせて頂いています。

>取引内容によって「入出金」はタダという銀行は多いですが、入出金だけでなく「振込」もタダという新生銀行のアドバンテージは大きいと思います。

そうですね。振込に関しては新生銀行もいいですが、e-bankも給与口座に指定すれば、新生銀行と同じく月5回まで振込が無料です。家賃などの毎月振込を指定しておけば自動で振込ができるので便利かと思います。ただ、ATMは郵貯とセブンしか使えませんが。

>※新生銀行の金融商品には、良質でないもの(もっと言ったら詐欺的なもの)が含まれていますので、普通預金以外の金融商品には、一切手を出さないのが賢い使い方だと思います。

パワードワンなのかな?と勝手に思いました(汗。
EB債と同じ様な(デリバティブ)商品なので、どういう姿勢でやっているのか?疑問に思い、直接電話で聞いたことがあります。たまたま日経に宣伝が乗っていたので、フリーダイヤルで(笑。
電話で途中解約したときの最大損失額を聞いたところ答えは、”答えられません”の一点張りでした(爆。
お客様が口座を持っていれば、そちらの方から回答しますということで、逃げの一方だったんで、自覚はあるのでしょう。
そんな商売するなよ、バンカーとしての自覚はどこにいった?とか言いたかったです。

Dr.CFPさんのご推奨のイーバンクも振込が5回無料になりますし、自分も口座を持っているので、給与振込口座に指定しようかと人事に連絡したら、ネット銀行は対応できませんという回答でしたorz。
直接話せる窓口がないと、トラブルの際に問題があるという理由でした。
それは納得しちゃいましたけどね。そこがネット銀行(証券)の弱さでもあり、コスト面で安い強さなのですから、そこでごり押しする気もありませんでした。
営業という仕事をしていので、売掛金の回収もさることならが、買掛金の入金についての問い合わせにきっちり対応してきかないと行かなければいけないので、窓口となる金融機関がネット銀行ということになると、却下ですね。
ゴラァ!というのが、意外と聞いたりするのが既存の銀行さん。
資産運用と仕事と棲み分けで考えないとダメかな?と思いますが、結果、イーバンクも新生銀行も窓口にできないので、さらにダメダメかもorz。。。。

>Dr.CFPさんへ

イーバンク銀行の情報も、記事に追記させていただきました。
ありがとうございました。

>とりさん@札幌さんへ

個人投資家としては、各金融機関のよいところだけを、うまく選択していけばよいのだと思います。
いわゆる「ワンストップマーケティング」は、サービス提供側の理論で、利用者側は多少の努力は惜しまず賢く利用しないと、カモられてしまうと思います。

新生銀行の普通預金は微妙に違う

毎月利息がつくので1円未満として切り捨てられる部分が多いんですよ。
http://albireo.s39.xrea.com/td/20050831.html
ゼロ金利時代に書いたので数字は今と違いますが。

毎月利息は悪いことばかりじゃなくて「複利効果」は大きくなります。
でも今の金利ではその効果は事実上ゼロといっていいので、メイン口座として常にお金を入れておくのは他の銀行にした方がいいと思います。

>いわゆる「ワンストップマーケティング」

個人的にはワンストップに隠れたコストがあることを認識して、それが利便性の対価として納得できるレベルだと思えれば間違った選択ではないと思います。
賢く使うための「努力」というのもある意味コストですから。

>アルビレオ師匠へ

新生銀行の普通預金には、そんな違いもあるのですね。
今回の記事の主旨は、どちらかというと「金利の高い銀行はどこか」というよりも、「新入社員の給与口座はどこがよいか」ですので、このままとさせていただきますが、ご指摘ありがとうございます!

ワンストップマーケティングについては、一般論的には仰るとおりかもしれませんが、新入社員へのメッセージとしては、ちょっとどうかなと思ったりします。
最適なものを求めて、労を惜しまずいろいろ調べよう、といった姿勢のほうが重要かと。(なんか偉そうでいやすね…(^^;;)
少なくとも、新生銀行の妙な債券ラインナップや投資信託ラインナップのなかで資産運用をすることは、個人的にはおすすめできませんね。

1円の利子

アルビレオさん

新生銀行って1か月ごとの利子だったんですね、
郵便局も少し前まで、1円未満を切り上げしていたので、1000円単位で1ヶ月定期を自動更新していると、利率年1.2%という裏技がありましたよね。それも一昨年にふさがれましたが。

http://www.yu-cho.japanpost.jp/n0000000/n0927_01.htm

新生銀行とイーバンク

> メイン口座として常にお金を入れておくのは他の銀行にした
> 方がいいと思います。

なるほど。

私も新生銀行は、メインとは考えていないです。
給料が振り込まれたその日の内に、振り分けてしまう、
という使い方してますんで :)

イーバンク、調べてみまたのですが、対象となる給与振込は、
以下のように条件があるようですね。


> 勤め先から「給与振込電文」を利用して発信された振込に
> ついて、イーバンク口座で受け取られている場合に限る。


自分の会社が、「給与振込電文」を使っているかどうか
経理の人に聞いてみます。もし、「給与振込電文」を
使っているのであれば、イーバンクに、給与振込口座を
イーバンクにしてもいいかな。毎月おまかせ振込と組み
合わせると便利そうです。

そういえば、イーバンクは、投資信託で、

PRU海外株式、及び PRU海外債券

を扱っているので、けっこういいかも。

>Dr.CFPさんへ

懐かしい技です。郵便局は「切り上げ」だったからこそできた技でしたが、新生銀行は「切捨て」のようですね。

>ひろんさんへ

右メニューの「ファンドで選ぶ証券会社」にも情報がありますよ。

端数の扱い

銀行はず~っと昔から1円未満は切り捨てです。これはもう業界ルール。

郵便貯金も昔は切捨てだったと思います。
子供の頃の話ですが、定額貯金の利息計算が違う!と裁判になったという記事が新聞に出てました。
千円×100口みたいなのを、「10万円分の利息」ではなく「1口あたりの利息×100」で計算、すると切り捨てられる額が大きくなるんです。
特に定額貯金は複利だからかなり大きな差が出てしまったと。
そういうことがあったので切り上げ計算にしたのでしょうね。
お年玉を定額貯金に入れたばかりのころだったので妙に記憶に残ってます。

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騰落率など(バニラコーク4号 2007/3/30)

長期でインデックスファンドなどに積み立てを行なって資産形成をするのはなるべく早く始める方がいいとよく言われますが、僕がある程度自分のスタンスを定めて証券投資を行なうようになったのはここ数年のことです。僕が学校を卒業した頃はまだインターネットもネット証券も

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