「ウォール街のランダム・ウォーカー」「会計の世界史」「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」などがビッグセール価格に!(あと拙著も)

水瀬ケンイチ

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現在、Amazonプライムデー(7/12~13)に向けたKindle本のビッグセールが行われています。

プライムデー 最大70%OFF Kindle本セール

50,000冊以上の対象Kindle本が半額などビッグセール価格になっているので、そのなかから探し出した当ブログの読者さまにおすすめの本をご紹介します。


まずは、「ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版>」(バートン・マルキール著)です。

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ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版>」はインデックス投資のバイブルともいうべき本。個人投資家のための投資ガイドで、世界中で40年以上(もうすぐ50年!)読み続けられているのに、今なお色褪せない投資の基本書です。

『個人投資家にとっては、個々の株式を売買したり、プロのファンドマネージャーが運用する投資信託に投資するよりも、ただインデックス・ファンドを買って、じっと待っているほうが、はるかによい結果を生む』

信じられないかもしれませんが、それをデータ・理論・歴史など多方面から証明しているのがこの本です。私も何かあるたびに繰り返し、繰り返し読んでいます。拙著「お金は寝かせて増やしなさい」もこの本の知見がベースとなっています。

原著第12版ではスマートベータについての記載内容などが拡充されているのですが、個人的な最大の見どころは、エピローグにあると思います。市場参加者全員がインデックス投資をしたらどうなるのか?市場の機能が失われるのではないか?というインデックス投資への批判について、バートン・マルキール氏の明確な見解が初めて記載されています。この手の批判に対しては、もうこれが公式ファイナル・アンサーだと思います。

いま定価から50%OFFですので、未読の方はこれを機にぜひ読んでみていただきたいと思います。当ブログの読者さまには特におすすめ!✊


次は、「会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語」(田中靖浩著)です。

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本書をひとことで言うと「会計エンタテイメント」本です。投資家の投資判断のモトになる会計について、普通は借方・貸方・仕訳といった会計用語や細かい手続き、数字が中心であることが多いものですが、本書はなんと「数字が出てこない会計本」です。そんな会計本ありえるの? それがあったのです。

会計の全体像を地域ごとの歴史とともに楽しく学べる内容となっています。第1部は15世紀イタリアから17世紀オランダで「簿記と会社の誕生」(3枚の絵画「トビアスと天使」「最後の晩餐」「夜警」)、第2部は19世紀イギリスから20世紀アメリカで「財務会計の歴史」(3つの発明「蒸気機関車」「蒸気船」「自動車」)、最後の第3部は19世紀から21世紀のアメリカで「管理会計とファイナンス」(3つの名曲「ディキシー」「聖者の行進」「イエスタデイ」)という目次構成です。各部とも会計的なタイトルと、カッコ書きの「3つの○○」というサブタイトルがどう関係するのか、まったく予想つかないと思いますが、これが見事につながっているんです。

会計の地域ごとの歴史といっても、教科書に出てくるような小難しい話はほとんど出てきません。レンブラント、スティーブンソン、フォード、ケネディ、エジソン、マッキンゼー、プレスリー、ビートルズなど、きっと皆さんおなじみの人物の物語から描かれていてとても親しみやすい。また、見覚えのある名画、おなじみの乗り物、名曲などがたくさん出てきて、それらが会計の歴史とうまく絡みあってぐいぐい引き込まれてしまいます。楽しく読ませる構成に脱帽です。

投資家としてこの本を読むと、第1部、第2部で数百年前からのさまざまな出来事と発明によって発展してきた会計が、第3部で現在の株式投資に結実していく流れがわかります。いま私たちが見ている証券取引所や企業の財務諸表や株価が、単なる数字の羅列ではなく、人類が500年の年月をかけて積み上げてきたもので構成されていることに、あらためて気付かされ、胸が熱くなる思いがしました。

423ページで分厚い大作ですが、随所に絵画や写真、イラスト、図解が段組みで散りばめられており、読み進めるのに重い感じはしません。むしろハイセンスな台割構成で楽しいです。私は紙の本で読みましたが、Kindle本だとこのあたりの段組みがどのように表示されるのかな。文章部分と写真・図解部分がバラされて別ページになってしまったら、少しもったいない感じになるかもしれません。

できれば紙の本で読んでいただきたい気もしますが、2,420円とかなり高額な本であり、いまKindle本なら50%OFFですので、これを機にぜひ読んでみていただきたいと思います。超おすすめです!👍


次は、「投資の大原則[第2版] 人生を豊かにするためのヒント」(バートン・マルキール、チャールズ・エリス共著)です。

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「ウォール街のランダム・ウォーカー」のバートン・マルキール氏と「敗者のゲーム」のチャールズ・エリス氏という2人のカリスマがタッグを組んで書いたインデックス投資本です。本書では「Keep it Simple」を合言葉に、その投資手法をKISS Investingと名づけ、5つのルールをあげています。

- できるだけ若い時から計画的に貯蓄に励む
- 政府や企業の貯蓄優遇や課税軽減制度を最大限に活用する
- インデックスファンドで広範な分散投資を図る
- リバランスを通じて資産配分を守り続ける
- 市場価格の変動に惑わされない

このシンプルな投資を実践するための手順を様々な事例やエピソード、データを駆使して解説します。インデックス投資のエッセンスがてんこ盛りです。

いまなら定価から50%OFFです。


次は、「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書 FINANCIAL LITERACY FOR MILLENNIALS」(アンドリュー・O・スミス著)です。

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本書はアメリカの高校生が学んでいる教養として必ず身につけるべき「世界標準のお金との付き合い方の基礎知識の教科書です。人気作家橘玲も推薦しています。

●目次
推薦者まえがき(橘玲)
謝辞
第1章 お金の計画の基本
 そもそもお金とは何か
 購買力を下げる一大要因・インフレーション
 どうすれば「経済的に自立」できるのか
 人生設計とお金の関係
第2章 お金とキャリア設計の基本
 あなたのキャリアとお金の関係
 人的資本──「資産価値の高い人」とは
 人を雇うメリットとリスク
 生涯所得を最大化させるために大切なこと
第3章 就職、転職、起業の基本
 ビジネスにおける「組織」の仕組み
 決算書の読み方
 「事業計画」に必要なポイントはこれだけ
 フランチャイズビジネス
 副業──一生食いっぱぐれない働き方
 不動産
 資金調達のやり方
 景気はどうすれば読めるのか
 「景気がいい」「景気が悪い」とはどういうことか
第4章 貯金と銀行の基本
 貯め方より使い方が重要?
 どんな人でも貯まる貯金の仕方
 銀行は何のためにあるのか
 銀行口座
 ATM
第5章 予算と支出の基本
 予算設計の第一歩
 お金の「出入り」に注目する
 もしもの備え
 実際に予算を立ててみよう
 自動車を買う
第6章 信用と借金の基本
 借金と返済計画
 お金の時間価値
 担保と返済
 住宅ローン
 金利と複利の仕組み
第7章 破産の基本
 最後のカードはなぜ「破産」なのか
 最後の打ち手を回避するには?
第8章 投資の基本
 投資でお金を育てる
 リスクとリターンの考え方
 株式市場はどういうところか
 低リスクではじめられる投資信託
 「株価指数」の読み方
第9章 金融詐欺の基本
 「必ず儲かる投資」のウソ──ピラミッドスキーム
 その他の投資詐欺
 誰かがあなたになりすます
 パソコンやスマホを安全に使う
 ワンクリックの罠──ネット詐欺
第10章 保険の基本
 保険とは何か
 あらゆる損害を補償する財産保険
 暮らしを守る賃貸保険
 事故に備える自動車保険
第11章 税金の基本
 税金と納税の仕組み
 税金で何ができるのか
 「消費税」は何のためにあるのか
第12章 社会福祉の基本
 貧困格差解決ガイドライン
 学資ローン・奨学金
第13章 法律と契約の基本
 契約とはどういうことか
 婚前契約
 法的責任のリアル
 有形財産と無形財産
第14章 老後資産の基本
 老後の資金計画
 老後資金はいくら必要か
 遺言と遺産──相続の準備の仕方

米国と日本では制度がかなり違うのですが、「お金と仕事」をどう考えればいいか、「景気」とはそもそもなにか、「投資」はどうすればいいのかなど、世界共通のお金の基礎知識が学べます。

お金を貯めたり増やしたりというテーマだけでなく、破産、金融詐欺、社会福祉、法律、契約といったテーマまで網羅していて、「これを米国の高校生は学校で叩き込まれているのか…!」と唸らされます。このすべてではなくても、せめて世界はこのような「枠組み」で動いているのだという知識は、日本でも学校で教えたらいいのになと思いました。会社に疑念を抱かず24時間戦う企業戦士を育成するような時代ではもうないだろうに。

日本ではお金のことは学校で教えない時代が長く続いたため、習ってないから知らないのは当然です。社会に出ると、お金の知識は力になります。今からでも遅くないので、米国の高校生が学んでいるお金の知識にキャッチアップしましょう。

いまなら定価から50%OFFです。


次は、「おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」(高井浩章著)です。

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本書は笑いと涙の実用エンタメ青春小説です。

「この世には、おカネを手に入れる方法が6つあります」
平凡な中2男子の「僕」と町一番のお金持ちの少女は、謎の大男が顧問を務めるヘンテコな「そろばん勘定クラブ」に突然放り込まれた――。

日本経済新聞編集委員の高井浩章氏が、自身の3人の娘たちに「面白い物語を読んでいるだけで、お金や経済の仕組みがわかる本」を読ませたいと7年かけて「家庭内連載」した小説を書籍化したのが本書です。お金のこと、経済のこと、資本主義市場の「神の見えざる手」のこと、ピケティの「R>G」など、謎の先生から投げかけられる質問に中学生たちが考え、悩み、答えに近づいていくなかで、読者の私たちは、わかりやすく学べます。

それでいて、本書は単なる先生と生徒の問答形式の解説本ではなく、登場人物たちには、それぞれ知られざる過去、家業への嫌悪感、淡い恋心など物語があり、ぐいぐい惹き込まれます。そしてラストはまさかの展開が……これから先は皆さんが読んで体験してください。

高井浩章氏は日経電子版で「マネーの世界 教えて高井さん」という動画解説コーナーを持っていて、図表をふんだんに使い3つのポイントにまとめて解説するなど、これもまたわかりやすいのですが、経済のことをよくわかっている人が(娘さんたちのために)「わかりやすく伝える」ことに特化して練りに練って7年の月日をかけて作り上げたのが本書です。わかりやすいに決まってますね!

そもそもお金のことがよくわからないという方、投資未経験者、投資初心者の方に、特におすすめです。(それから、心がすっかり汚れてしまった我々中年の心も少し浄化してくれるかも)

いまなら定価から55%OFFです。さらに、kindle unlimited会員なら0円で読み放題です。


次は、「新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ」(橘玲著)です。

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本書は人気作家橘玲氏によるマネー本です。

国、会社、家族に依存せず生きるには経済的独立すなわち十分な資産が必要で、1億円の資産保有を経済的独立とすれば、欧米や日本では特別な才能はなくても勤勉と倹約と共稼ぎで目標に到達できると説きます。

黄金の羽根とは制度の歪みがもたらす幸運のことです。20代の頃に旧版をワクワクしながら読み込みました。残念ながら、制度の歪みはどんどん埋められ、旧版での歪み活用法は今では使えなくなったものもあります。新版ではかなりアップデートされています。むしろ、個々の裏技的テクニックどうこうではなく、大局的な考え方として、会社員としてまじめに働く以外の生き方が存在していることを教えてくれるのがこの本の価値だと思います。

いまなら定価から52%OFFです💰


最後に、拙著「お金は寝かせて増やしなさい」(水瀬ケンイチ著)もセール対象なので、ちょっとだけご紹介させていただきます。

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投資未経験者、初心者向けのインデックス投資の入門書で、漫画も採り入れてできるだけわかりやすく書きました。

また、上げ相場だけでなく、苦しい暴落相場の時に私がどう考えて、どのように乗り切ってきたのか、15年にわたるインデックス投資の実践記を、生の資産金額入りの推移とともに掲載しました。

「ウォール街のランダム・ウォーカー」や「敗者のゲーム」といった米国の古典的名著ですすめられている投資法を、私たち日本の個人投資家が実践しやすいように、「iDeCo」や「つみたてNISA」といった非課税制度とともに、実例をまじえてできるだけわかりやすく本音で書いたつもりです。

いまなら定価から50%OFFです。未読のかたは、ぜひこの機会に読んでみてください。

また、この本を原著とした新刊「マンガ お金は寝かせて増やしなさい」も2021年12月に発売しています(あたまに「マンガ」と付いているバージョン)。マンガ増量で最新情報にアップデートされています(15年実践記は20年実践記へ)。

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こちらは61%OFF(605円って安すぎない…?😭)とさらにお得になっていますので、ぜひどうぞ。


以上、当ブログをご覧の皆さまにおすすめの本をチョイスしました。上記で紹介した本以外にも、Kindle本50,000冊以上がビッグセール価格になっています。ぜひ、他にも興味がある本を探してみてください。

プライムデー 最大70%OFF Kindle本セール

注意事項です。キャンペーンはKindle版の本が対象です。紙の単行本は対象ではありませんので、ご購入の際にはKindle版であることと、割引価格になっていることをご確認ください。そして、キャンペーン期間は、2022年7月13日(水)までです。これはと思う本があれば、早めにポチした方がいいと思います。

それでは、梅雨時のさなか除湿が効いた快適な部屋でよき読書ライフを。
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Posted by水瀬ケンイチ