新登場の債券ETFの買い時!?

先日、楽天証券で債券ETFが取り扱い開始になるという記事を書きました。
そのiShares LEHMAN AGGREGATE BOND(AGG)が連動する債券指数が、調子悪いようです。

【asahi.com 2007/06/14より引用】
リーマン・ブラザーズの米総合債券インデックスがマイナスに落ち込む

 [ニューヨーク 13日 ロイター] リーマン・ブラザーズは13日、米債券ファンドのベンチマークとなっている同社の米総合債券インデックス(USアグリゲート・ボンド・インデックス)について、12日までの1年間(YTD)のリターンがマイナスに落ち込んだと発表し、1999年以来初めて債券ファンドのリターンが暦年でマイナスとなる可能性を示唆した。

 同インデックスは12日まで1年間のリターンがマイナス0.24%となった。YTDのリターンがマイナスとなったのは今年2月以来初めて。同インデックスは1999年以降、年末にマイナスで終わったことはない。

 フィフス・サード・アセット・マネジメントの上級ポートフォリオマネジャー、ミルコ・ミケリック氏は「米国債はほぼ全面的に売りを浴びたため、多くの債券ファンドが落ち込んでいる」と指摘。「年間でリターンがマイナスとなる可能性も十分ある」と付け加えた。

 リーマンのデータによると、同インデックスのピークは5月8日の2.14%。
【引用終わり】

AGGは、楽天証券から登場早々、のっけから絶不調のようです。
せっかく買おうと思っていたのに残念…と思われるでしょうか?
いやいや、僕はラッキーかも!と考えます。

ファンドの場合、新商品が出る時には、たいがい相場はピークに近いと言われています。
「ブームに乗って高値づかみ」という悲しい事例が多く聞かれます。
特に、日本ではその傾向が顕著なようです。

しかし、AGGの場合、米国において、とっくの昔に登場しています。
たまたま、金融後進国である日本において、楽天証券が海外ETFとして取り扱いを始めたというだけで、世界的には別に債券ブームでも何でもありません。

債券指数が1999年以来の落ち込みというのなら、逆に、AGGは1999年以来の絶好の買い場なのかもしれません。ちょっと臨時投資を検討します。
(これで最近の円安傾向がなければなぁ…)

※投資判断は自己責任でお願いいたします。

<ご参考>楽天証券の口座開設は以下からできます。(会社名をクリックしてください)
・楽天証券「海外ETF」
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コメント

買い時?

やはり円安と考え合わせると買い時とはいえないのではないかとためらってしまいます。そもそも、「買い時」とか考えるのが長期投資の原則に反しているような気もします。
 いろいろ考えると、債券の長期投資には、満期まで持つつもりで長期のゼロクーポン債を買う方が、長期短期とりまぜて運用している投信やETFより適しているということはないか、という疑問を近頃持ちはじめたのですが、どうお考えでしょうか?

>馬橋雅典さんへ

本当に「買い時」かどうかについては、正直分かりません(^^ゞ
今、馬橋さんも僕も「円安」だと思っているこの為替水準も、将来振り返れば、羨ましいほどの「円高」水準に見えるかもしれません。
このへんはギャンブル的要素があると思います。
(だからこそタイトルに「!?」と付けたり、投資判断の自己責任を注記する等させていただいております)

生債券と債券ETFの優劣については、ともに一長一短あり、使い分けすればいいのではないかと個人的には考えています。
以前の記事&コメントで、かなり議論されていましたので、ご興味があればご覧ください。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-470.html

お返事ありがとうございます。リンク先記事とコメント読みました。
生債券と投信は一長一短というのはわかりました。
生債券も、野村證券で1000通貨単位で売買できるようですが、コメントからさらにリンク先の為替王さんの記事では、野村の価格は機関投資家相手より0.7%ぐらい上乗せされているらしく、メリットが減殺されています。金利変動に対する時間的リスク分散という意味でも、生債券を扱うのは個人には難しそうですね。
 債券は株式以上に効率化されている市場ですので、市場平均のリターンを目標とし、目に見える手数料や税金などが確実に少ない商品を見つけることが一番大事、という基本に戻るのでしょうか。

馬場雅典殿

私も、海外ETFと出会う前までは、定期的に米ゼロクーポン債に投資しました。残存期間を3~15年と分散させてます(尚且つ償還差益が年間50万円以内に調整)。投資期間中の分配金がゼロなため、税金の繰り延べ効果が複利効果に拍車をかけ、非常に有利な投資方法のはずです。
しかし、購入の際の手数料が無料なため、購入価格が市場実勢比割高にされて、証券会社にぼられています(その点、海外ETFは明朗会計)。仕方がないので、今後は海外ETFに切り替える予定です。     馬場様、よろしければ、どこの証券会社を使っているか教えて下さい。水瀬さん、この場をお借りしてしまってすみません。ご無礼をお許しください。他にも米ゼロクーポン債

このETFは毎月分配金がでるようですが、この点に関してはいかがでしょうか。

債券ETFについての疑問

日本での海外債券ETFの取り扱いに、水瀬さんをはじめ皆さんが喜んでいるのを読んで、債券ETFに興味を持ってきました。
ですが、いまひとつ分からないことがあるのですが。。。

以前の記事で水瀬さんが新幹線さんに対して答えていた記事に関する疑問なのですが、
>僕としては、長期と短期の使い分けというより、
>・主にインカムゲイン目的の個別外国債券(リタイア後の生活費捻出用)
>・主にキャピタルゲイン目的の債券ETF or 債券インデックスファンド(リタイアまでの資産形成用)
>という観点で考えています。
 (http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-470.htmlより引用)
債券ETFはインカムゲインではなくてキャピタルゲインが期待できる商品なのでしょうか?
質問の仕方を変えさせていただくと
「債券ETFに組み込まれている各種債券からの利子は、各投資家に分配されずに内部保留されるのでしょうか?」
もしファンドが内部保留を行って、ファンドの一口あたりの本質的価値が長期的に上がっていくならば、
水瀬さんの仰るとおりリタイアまでの資産形成に、債券ETFは適しているなと思います。
ですが、もしファンドが内部保留を行ってないならば、
(つまりファンド組成している個別債券からの利子を、各投資家に分配しているならば)
個別債券を購入するのと大きな差異はないのでは?と考えてしまいます。
そもそも債券インデックスというものに関する、私の知識不足のため、見当違いな疑問なのでしょうか?

>サラリーマンの蓄財日記の管理人さんへ

債券の途中売買は、相対取引の不明瞭価格かもしれませんが、債券価格の計算が僕には難しく、ぼられていることにすら気付かないかもしれません…。

※メッセージが、途中で切れてしまっているようですよー。

>bcshuさんへ

よくないですね。
もし無分配の債券ETFがあれば、当然そっちのほうがいいと思います。

>たぬちゅんさんへ

ファンドの内部留保の前に、そもそも「債券」という資産クラス自体に対して、誤解をなされているように感じます。
債券はインカムゲインだけでなく、キャピタルゲインも得られる金融商品です。
まずは債券そのものからお調べになられることをおすすめします。

ご参考までに、ゆうきさんのブログがよくまとまっていると思いますので、ご紹介させていただきます。
http://fund.jugem.jp/?eid=26

債券インデックスに関する疑問

ご回答ありがとうございます。
私個人的には、bcshuさんと水瀬さんとのやり取りがためになりました。
>>bcshuさんへ

>よくないですね。
>もし無分配の債券ETFがあれば、当然そっちのほうがいいと思います。

一方、私に対するご回答・・・
>ファンドの内部留保の前に、そもそも「債券」という資産クラス自体に対して、誤解をなされているように感じます。
>債券はインカムゲインだけでなく、キャピタルゲインも得られる金融商品です。
>まずは債券そのものからお調べになられることをおすすめします。
に関してですが、どうも私の質問の仕方が悪かったようです。
私の疑問点は、主に
・債券インデックスに連動した運用って何だろう?
という点がよくわかっていない事からきているのだと思っています。

株価インデックス連動型ETFは個別株を組み入れて組成し、
個別株からの配当は分配金という形で個別投資家に支払っている。
連想するに債券インデックス連動型ETFも個別債券を組み入れて組成し、個別債券からの利子は分配金という形で個別投資家に支払うものなんだろうか?
などなど、分からないことだらけです。

P.S.
ちなみにですが・・・
私は日本国債・米国債・仏国債に投資しており、
債券価格が動くことに関しては理解しているつもりです。
ここ一ヶ月の長期金利上昇に伴う国債価格の下落のため、含み損を抱えてしまっています。
償還日までアホールドして額面金額をゲットするつもりです(≧△≦)

>たぬちゅんさんへ

まず、債券についての知識をお持ちとも知らずに、失礼なことを書いてしまい、申し訳ありませんでした。
僕も債券インデックス商品に詳しいわけではありませんので、間違っていたら申し訳ありませんが、思うところを書かせていただきます。

前回のご質問内容を拝見すると、たぬちゅんさんは、個別債券ではなく、債券インデックス商品を選択する理由として、「内部留保の有無」を重要視されておられるようにお見受けします。

> ですが、もしファンドが内部保留を行ってないならば、
(つまりファンド組成している個別債券からの利子を、各投資家に分配しているならば)
> 個別債券を購入するのと大きな差異はないのでは?

債券ETFが内部留保を行なうかどうか、僕は正確な答えを持ち合わせておりませんが、そもそも、ETF・投資信託の最大の特長は、「分散効果」だと思っています。
この分散効果を無視して、内部留保だけを捉えて、個別債券と差異がないとするのは、そもそも判断基準が違うのではないかと個人的には感じます。

考えてみよう

念のために先に断っておきますが、以下に書くことは本で読んだり詳しい人に聞いたりしたわけではなく「理屈としてはこうなるはず」というものなので、正しいかどうかはわかりません。
でもたぶん間違っていないと思います。

まず株だろうが債券だろうがREITだろうが「インデックス」というものはある時点での価格を元にして計算しています。過去の株式配当や債券のクーポンは計算に含まれていません。
だから配当権利落ちによって株価が下がればインデックスも下落します。債券の場合は取引のとき債券価格とは別に「経過利子」によって調整されるので、利払い日を過ぎたら価格が下がるということはありませんが、インデックスは過去の利払い金を計算に入れていないわけです。
投信の運用報告書などのグラフではベンチマークとして「配当金込みのインデックス」を書いているものがよくありますが、これはあくまで分配金込みの当落グラフと比較しやすくするための「補正したインデックス」であり、本来のインデックスとは別のものです。

しかしインデックスに連動した運用を目指すファンドには配当金やクーポンが入ってきます。入ってきたお金はもちろんファンドの資産として計上しなければいけません。
もしもこのお金を分配せずに内部留保したり再投資したりすると、当然一口当りの資産額はインデックスよりも大きくなっていくはずです。(インデックスは過去の配当などを含んでいないのに、ファンドの資産額には過去の配当などを含んでいるから)
そうなれば結果として「インデックスに連動した運用」とはいえなくなってしまいますよね。
というわけで、インデックスファンドがインデックスと連動するためには配当金やクーポンから信託報酬などの必要経費を引いた残りはどうしても分配金として吐き出さなければならないはずです。
(実際には普通の投信でもETFでも、権利落ち日/利払い日からファンドの分配日までの期間は、配当金などを内部留保している状態なのでインデックスを多少上回る価格になります)

もしも「分配金を出さないことを除けばインデックスとまったく同じ運用」をしているファンドがあるとすれば、それはインデックスファンドではなく「インデックスと同等のポートフォリオを持ったパッシブファンド」と呼ばなければいけないでしょう。

ご回答ありがとうございました。

>アルビレオ様へ
論理的な説明ありがとうございました。
特に最後の「インデックスと同等のポートフォリオを持ったパッシブファンド」という説明に目からウロコが落ちた気分です。

>水瀬様へ
>ETF・投資信託の最大の特長は、「分散効果」だと思っています。
ごもっともです。分散効果によるリスク低減がETFの最大の特徴でした。(^^ヾ

初めて投稿させていただきます。

http://www.indexuniverse.com/index.php?option=com_content&view=article&id=2890&Itemid=30

こちらのEFTが発売されますと分配金を出すようなEFTではないですね。
TLTからのスイッチングをしなければならないのが頭痛いですが・・。

>lookさんへ

はじめまして、lookさん。
分配金を出さない債券ETFなんですか!
日本でも買えるようになってほしいですね。

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イー・トレード、海外ETF取り扱い

おはようございます、嶋田です。本日NIKKEI NETで「イー・トレード、海外ETF取り扱い」の記事がありました。以下に引用します。SBIイー・トレード証券は19日から、海外取引所に上場するETF(指数連動型上場投資信託)の販

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