「内藤忍の資産設計塾 外貨投資編―投資フロンティアを広げる外貨攻略法」(内藤忍著)

水瀬ケンイチ

「内藤忍の資産設計塾 外貨投資編―投資フロンティアを広げる外貨攻略法」(内藤忍著)を読みました。久々の良書です。


内藤忍氏の「内藤忍の資産設計塾―あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法」、「内藤忍の資産設計塾 実践編 ―自分も資産も成長する新・資産三分法」に続く第3弾です。
第1弾と第2弾は内容が似ている部分が多く、また、第2弾のほうが掲載データが長期間にわたっていたため、今まで僕は、第2弾のほうをおすすめしたり、友人にプレゼントしたりしてきました。(参考記事

今回の第3弾は、サブタイトルどおり、外貨投資に特化している内容です。
今までとは毛色が違うので、第1弾、第2弾を読んだかたも、読む価値がある良書だと思います。



外国株式投資については、外国株式市場のインデックス、投資対象国のファンダメンタルズ、海外預託証券(DR)、そして海外ETFなどについても書かれています。

外国債券投資については、今までの投資本であまり取り上げられることがなかった、外国債券個別銘柄(生債券)投資について、かなりのページが割かれています。
クーポン債の途中売却による非課税化、ゼロクーポン債の途中売却による50万円の特別控除などの技も、ちゃんと書いてあります。
もちろん、外国債券インデックスや外貨MMFについても押さえてあります。

また、外国為替保証金取引(FX)についても詳しく書かれています。
米ドルやユーロだけでなく、ポンドやカナダドル、スイスフラン、人民元、南アフリカランドまで、各国通貨の特徴がまとめてあります。
さらに、各通貨の対円レートの相関データまで載っています。

その他の外貨建て商品として、グローバルREIT、オルタナティブ投資、コモディティ・金・保険なども扱っています。
最後に、外国為替市場の歴史や仕組み、為替レートの決定理論まで解説されていました。

個人投資家の資産運用の観点から、外貨投資全般について総括的に解説する本は、他にはなかなかなかったように思います。
僕のポートフォリオは、外貨比率が70%以上と高いので、興味を持って読み進められました。外貨投資の基本書として、ずっと手元においておきたい本です。
同じような国際分散ポートフォリオを持っているインデックス投資家の皆さんも、ぜひご一読されてはいかがでしょうか。

(おまけ)
マネックス証券口座保有者のかたへ

マネックスポイントの交換商品の中に、本書があります。
たまったポイントの使い道がなくお困りのかたは、活用してみては(^^)
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Posted by水瀬ケンイチ