海外ETFの新聞広告が載るなんて!

水瀬ケンイチ

本日の日経新聞朝刊に、楽天証券が海外ETFの広告を掲載していました。

いつものように引用したいところですが、広告は引用しづらいので、概要を少々。
1ページ丸まる海外ETFの広告で、上段2/3の楽天証券楠社長コメント部分と、下段1/3のの具体的商品情報部分に分かれていました。

楽天証券楠社長コメント部分では、「“みんなの投資”を掲げて幅広く投資機会を提供」、「日本でも今後、個人投資家における有力な投資先の選択肢として、海外ETFは一層欠かせない存在になる」などとありました。
具体的商品情報部分では、iShares MSCI EAFE Index Fund (EFA)、iShares MSCI Emerging Markets Index Fund (EEM)、iShares S&P GSCI COMMODITY INDEXED TRUST(GSG)の概要、価格推移、信託報酬、日本円でいくらくらいから投資可能か、などについて書いてありました。

基本的に、僕は普段、金融商品の広告を派手に打つことは、コストの上昇をもたらし、そのツケはゆくゆくは投資家にはね返ってくると考えているので、あまり賛同しないという考えです。

しかしながら、海外ETFについては、日本ではずっと、あまりにもマイナーでした。
ながく海外ETFの普及を切望してきた者として、ここまで陽の目を見るなんて……と勝手に感無量であります。
(TーT)b



今まで、海外ETFについては、金融機関側の論理で、

超低コスト → あまり儲からない → 力を入れない → 売れない→ やらない・やっても見せない

という悪循環があったように思います。
取り扱い金融機関は大手証券のみ、手数料はバカ高、告知もほとんどなし、といった有様でした。
大手証券の窓口のお姉さんが海外ETFを取り扱っていることを知らなかった、支店に海外ETFの資料がなくコピーで渡された…などの状況がブログや掲示板で漏れ聞こえていました。
しかし、ここへ来てやっと、楽天証券などネット証券が参入しはじめ、

超低コスト → あまり儲からない → でも売れる → やらざるをえないかも → やるなら先行者利益を

というように、金融機関側が積極的な姿勢に傾きはじめているように見えます。
金融機関側の姿勢もそうですが、これには、投資家側のインデックス商品に対する意識の高まりが、大きな影響を与えているように思います。
今まで、国内のコストが高い商品ばかりで我慢させられてきた個人投資家が、海外に目を向けたら、コストが安い商品も当たり前のようにあるじゃないか!と気付き始めたのだと思います。

金融機関と個人投資家、双方の意識が高まり、インデックス投資環境がグローバル・スタンダードに近づき始めたのかな。
この日経新聞を見ながら、そんなことを感じました。


<ご参考>楽天証券の口座開設は以下からできます。(会社名をクリックしてください)
・楽天証券「海外ETF」
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Posted by水瀬ケンイチ