バークレイズ・グローバル・インベスターズ・グループ、海外のiシェアーズ22本を新たに日本市場に投入

水瀬ケンイチ

インデックス投資家待望の「欧州ETF」が、ネット証券で発売される可能性が出てきました。

【JCN NETWORK 2007/09/20より引用】
バークレイズ・グローバル・インベスターズ・グループ、海外のiシェアーズ22本を新たに日本市場に投入 - 日本でのiシェアーズ提供数は合計62本と、品揃えを5割以上拡充

Tokyo, Japan, Sept 20, 2007 - (JCN Newswire) - 世界最大級の資産運用会社であり、上場投資信託(ETF)の分野で世界最大手のバークレイズ・グローバル・インベスターズ・グループ(以下、BGIグループ)は、海外市場のETFであるiシェアーズ・ファンドを計22本、日本において販売される外国投資法人・外国投資信託として新たに金融庁へ届出を行ったことをお知らせいたします。今回新たに投入するiシェアーズの種類は、債券、国際株式、スペシャリティ(テーマ型)等多岐にわたり、その多くは世界的にもBGIグループのみが提供している商品となっています。

新規投入される22本のiシェアーズ・ファンドは、リーマン・ブラザーズ、MSCI、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)等が算出している各種指数に連動するファンドで、今後日本において証券会社を通じて投資家に提供されます。今回の新規投入により、BGIグループが日本で提供する海外のiシェアーズは従来に比べ5割以上増加し、合計62本となりました。

BGIグループのアジア太平洋地域におけるiシェアーズの統括責任者であるニック・グッドは、次のように述べています。「BGIグループは、日本の投資家の間で高まる海外ETFに対するニーズに応えるべく、iシェアーズ・ファンドの品揃えの拡充に取り組んでいます。当社が日本で提供する62本の海外iシェアーズ・ファンドを活用することにより、世界各国の多様な資産クラスへの複雑な資産配分を目指す投資家から、株式や債券のグローバル市場に容易に投資する機会を求める投資家まで、個々の要望に即した多様な運用戦略を実現することが可能となります。BGIグループは、投資家の皆様がグローバル市場における様々なセグメントへの投資を低コストで行うことができるよう、今後も積極的に商品開発を行ってまいります」。

今回、新たに投入するiシェアーズは、次の22本です。各ファンドの詳細は、添付別表をご参照ください。

債券(9本)
- iシェアーズ ユーロ社債(IBCX)
- iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ファンド(HYG)
- iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債ファンド(LQD)
- iシェアーズ リーマン 1-3年米国国債ファンド(SHY)
- iシェアーズ リーマン MBS 固定利付債ファンド(MBB)
- iシェアーズ リーマン 7-10年米国国債ファンド(IEF)
- iシェアーズ リーマン 20年超米国国債ファンド(TLT)
- iシェアーズ リーマン・クレジット・ボンド・ファンド(CFT)
- iシェアーズ リーマン短期米国国債ファンド(SHV)

グローバル(6本)
- iシェアーズ MSCI ワールド(IWRD)
- iシェアーズMSCI 北米(INAA)
- iシェアーズMSCI AC 極東(除く日本)(IFFF)
- iシェアーズMSCI ヨーロッパ(IMEU)
- iシェアーズS&P ヨーロッパ 350 インデックス・ファンド(IEV)
- iシェアーズFTSE 100(ISF)

新興国(4本)
- iシェアーズFTSE BRIC 50(BRIC)
- iシェアーズMSCI トルコ(ITKY)
- iシェアーズMSCI マレーシア・インデックス・ファンド(EWM)
- iシェアーズS&P ラテンアメリカ 40 インデックス・ファンド(ILF)

スペシャリティ(3本)
- iシェアーズS&P 上場プライベート・エクイティ(IPRV)
- iシェアーズS&P グローバル・ウォーター(IH2O)
- iシェアーズKLD セレクト・ソーシャル・インデックス・ファンド(KLD)
【引用終わり】

iシェアーズMSCI ヨーロッパ(IMEU)(管理報酬0.35%)!
iシェアーズS&P ヨーロッパ 350 インデックス・ファンド(IEV)(管理報酬0.6%)!

これがネット証券で発売されれば、日本株式クラスで個別株投資をしている個人投資家のかたも、IVVもしくはSPY(米国)と、これらの欧州ETFを組み合わせて、グローバル投資がやりやすくなると思います。



今までは、欧州株式クラスが含まれる海外ETFとして、EFAがありました。
でも、EFAには日本株式クラスも含まれているので、日本株式は個別株でやりたい投資家にとっては、日本株式がダブってしまい、ちょっと使いづらいという指摘がありました。
(現在個別株投資をやっていない僕には問題ありませんでしたが)

個別株投資家の皆さんで、グローバル投資がしたい方々にとって、これで解決になるといいですね(^^)

ところで、上記の海外ETFがすぐにどこかで買えるようになったわけではありません。
今は、ETF運用会社であるバークレイが、金融庁へ届出を行ったという段階です。
この後、日本国内の証券会社等が、これを採用するかしないか決めて、販売準備が整ったところで、晴れて発売になるという段取りだと思います。
なので、前述の欧州ETFが、いつ、どの証券会社から発売になるのか(あるいはならないのか)というのは、今のところまだ分からないというわけです。

ただ、本日発売の宝島ムック「だまされない!投資信託の選び方」(不肖水瀬も登場しております…(^^ゞ)の中で、楽天証券第二プロダクト部マネージャーの新井氏が、「今後はさらにコモディティ、債券、ヨーロッパのETFを増やす予定です」と仰っています。
もしかしたら、欧州ETFを楽天証券が出してくれるのでは?と勝手に淡い期待を抱いております。
まあ、IMEUのほうは、LSE(ロンドン証券取引所)上場の海外ETFのようですのでちょっと厳しいかも…?それならIEVだけでも…!
さて、どうなることでしょう。

他にも、一本で全世界に投資できるiシェアーズ MSCI ワールド(IWRD)や様々な種類の債券ETFなど、興味深い海外ETFが出てくるかもしれません。

バークレイさん、グッジョブ!!(^^)b
楽天証券さん、受けて立って!!



<ご参考>
上記ネット証券は、以下から口座開設できます。(会社名をクリック)
・楽天証券「海外ETF」
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Posted by水瀬ケンイチ