2007年 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー的三大ニュース

今日は大晦日。もうすぐ2007年も終わりです。
皆さま、今年一年、お疲れさまでした!

今年もいろいろありましたが、自分なりに2007年を振り返ってみたいと思います。
題して、2007年 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー的三大ニュース。

第1位 海外ETFのIVV・EFA・EEMで国際分散投資が可能に
第2位 ついに東証・大証に海外ETF上場
第3位 ブログがさらに大きく 

もちろん、他にもいろいろありましたが、3つに絞るとするとこんな感じでした。
以下、それぞれを振り返ってみたいと思います。

第1位 海外ETFのIVV・EFA・EEMで国際分散投資が可能に

なんと言っても、僕たちインデックス投資家にとっては、これがいちばんのニュースだったと思います。
昨年10月に、楽天証券がIVV(米国株式)を取り扱うようになった後、今年3月、EFA(米国以外の先進国株式)・EEM(新興国株式)の取り扱いも開始になりました。
これで、海外ETFだけで、ほぼ全世界に投資できるようになりました。
大手証券ではもともと取り扱いがあった銘柄もありますが、手数料が安いネット証券で揃うようになったことは、僕たち個人投資家にとって大きな意義があったと思います。

その後、6月にイー・トレード証券でも海外ETFの取り扱いが開始になり、ネット証券の海外ETFは2社体制になりました。銘柄拡大・手数料設定・キャンペーンなどにおいて、互いの会社を意識した競争が繰り広げられています。さらに、来年にはマネックス証券も取り扱いを始めるとアナウンスしているようです。
日本のインデックス投資環境は、着実によくなってきていると思います。
(関連記事)
2007/03/09 楽天証券が待望の海外ETF、「iShares MSCI EAFE Index Fund」と「iShares MSCI Emerging Markets Index Fund」の取り扱い開始。これは「快挙」です!
2007/06/18 イートレ、海外ETF取扱開始を正式発表!
2007/11/03 マネックス証券、海外ETFの取り扱いを1日でも早く実現できるよう推進中


第2位 ついに東証・大証に海外ETF上場

第1位でご紹介した海外ETFは、楽天証券・イー・トレード証券の「米国株式取引」の銘柄追加という形で取り扱いが実現しました。
それに対して、今年はついに、東証・大証に海外ETFが直接上場されました。
2001年に東証がAMEXと提携を発表し、海外ETFの上場をアナウンスしてから、かれこれ6年。待ちに待った上場です。
8月に大証が金ETF、10月に大証が上海株ETF、11月に東証が韓国株ETFを上場させました。
国内の証券取引所に上場されたETFは、基本的にどの証券会社でも売買でき、かつ国内株式と同等の安い手数料で売買できるので、大きなメリットがあると思います。

今のところ、まだまだニッチな銘柄しかなかったり、仕組みにも若干の問題を抱えている(実はETFではなくETNであるとか)ものがあったりしますので、今後、米国をはじめとする先進国・新興国に広く分散した株価指数・債券指数のような、スタンダードな銘柄の拡大に期待したいところです。

ただ、金融庁は12月、「金融・資本市場競争力強化プラン」なるものを取りまとめ、その中でETFにもふれているのですが、「商品デリバティブを投資対象に加えた上場投資信託(ETF)の多様化」などとやや頓珍漢な方向性を打ち出しています。今後も紆余曲折が予想されます。
(関連記事)
2007/07/18 大証、金ETFを8月10日に上場
2007/10/27 「上海株式指数・上証50連動型上場投資信託」についての私見
2007/11/19 韓国株ETFが東証上場、斉藤社長「さらに数十本」


第3位 ブログがさらに大きく

今年は、このブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」がさらに大きくなりました。
昨年2006年12月の平均アクセス数が、約3400/日(ユニークアクセス約1270)だったのに対して、今年2007年12月の平均アクセス数は、約8460/日(ユニークアクセス約3770)まで増えました(12月29日現在)。
4月に累計100万アクセスを突破したと思っていたら、気づけば、12月には300万アクセスを超えていました。
個人が運営する拙いブログにお付き合いいただいた、たくさんの読者の皆さま、ありがとうございました。
また、コメントやトラックバックで、有意義な議論をたくさん交わさせていただいた皆さま、本当にありがとうございました。

そして、今年は雑誌等のメディアから、多くの取材をお受けしました。
ご興味があるかたは、右メニューのプロフィールのメディア掲載履歴をご覧ください。(雑誌名をクリックすると感想記事へリンクしています)
関係者の皆さま、ありがとうございました。読者の皆さまの何かのお役に立てば幸いと思っております。

三大ニュース以外にも、チャイナショックに米国サブプライムショック、日興不正会計に食品偽装問題続出と、世界中でかなりハードな一年だったと思います。
まるでこの世の終わりのような、新聞の見出しも目立ちました。
にもかかわらず、マイポートフォリオの年間収支はプラスだったのだから、このインデックス投資というやつ、なかなかしぶとい投資法です。

来年は、いったいどんなことが待ち受けているのでしょう。それは誰にもわかりません。
来年も、コツコツと愚直にインデックス投資を継続し、市場に居座り続けてやろうと思っています。

以上、2007年 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー的三大ニュースでした。
関連記事


  





コメント

本年は大変お世話になりました。

今年の始めごろ
このブログの存在を知りました。

インデックス運用のことにつき
うまい具合説明してくれる人が
私の周辺にはいなかったんので
このブログから
有益な情報をもらえて
とても感謝しています。

特に楽天証券さんがEFAやEEMの
発売したころから
このブログを拝見しない日は
ないこととなり
いわゆる
日課のように毎日このブログを
拝見させていただいております。

来年はスタートの子年。

これからもよろしくお願いします。
そして水瀬様そして皆様よいお年をお迎え下さい。

おしえてください!

はじめまして。
私もこのブログを拝見し、2008年からポートフォリオに基づいたインデックス投資を始めようと思います。
水瀬さんの現在までの運用実績は平均年率何%でしょうか。参考にさせていただきたいです。ぜひおしえてください!
マネックス証券の「インデックス投資家3人対談」を拝見しました。とても良かったですよ(笑)。
これからも、ためになるブログを期待しています。

ありがとうございました!

今年も小生の拙ブログにお付き合い頂き、ありがとうございました。
おかげさまで貴ブログからのご訪問者数がトップを占めました。さすが人気ブログですね!来年も水瀬さんのインデックス投資とブログの繁栄を祈っております。
そして、お仕事の方も。

では、良いお年を!!

いつも参考にさせていただいております。

私も基本的にインデックス投資を実践しているものですが、年間収支は円換算で4.0%のマイナスでした。
2006年は31.6%のプラスだったのですが……。

IVVとEFAとEEMのうち、ドル表示ではEFAのみがマイナスでしたが、
この間の円高の進行により、円換算だとEFAに加えてIVVもマイナスに転落です。
購入のタイミングにもよるでしょうが、
失礼ながら同じインデックス投資で、年間収支がプラスというのは解せないのですが、
円換算した上でのことでしょうか?

>九州FPさんへ

FPさんのお役に立ったのであれば、恐縮至極です(^^ゞ
拙いブログでありますが、よろしければ今後もお付き合いください。

>こうさんへ

申し訳ございません。
当ブログでは、アセットアロケーションと投資商品は公開していますが、投資額とパフォーマンスは開始当初からのポリシーで非公開とさせていただいております。ご了承願います。

>フランクさんへ

こちらこそ、早期リタイア実践者の貴重な生情報として勉強させていただいております。
今後ともよろしくお願いいたします。

>レイさんへ

もちろん、円換算したうえでのことです。

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